(タイカの理性 ©板垣巴留/秋田書店刊)
こんにちは、サチヲです。
1960年代に放送されたNHKの番組『まんが学校』があったのを覚えている方は覚えていますか?
なんと!かつて漫画家のやなせたかしが“先生”を務めた伝説の番組が、また知らない間にEテレにて『令和まんが学校 ~奇問難問!あなたの「発想力」が試される!~』として蘇っていたのです。
たまたま…というか偶然に私のDVDデッキが自動的に録画をしてくれたのが“その”再放送だったのです。
驚くことなかれ。『アンパンマン』の生みの親であるやなせたかし先生のポジションに『BEASTARS』の板垣巴留(以下、パル先生)がご出演していたのです!!
というか、パル先生が動いている姿を見るのは初めてだったのですッ!
【板垣巴留】『タイカの理性』 | パル先生がテレビに出演していたなんて…動いている姿が見れるなんて…

衝撃的映像です。普段『絵』でしか自画像を見たことがなかったのですが…生の自画像を見ることが出来ました。
こちらの玄関が、パル先生の仕事兼仕事場の扉です。こ…ここまではテレビに映していいのですね。あと、ほうきは扉にかける感じにすればいいのですね。
いやー!本当に勉強になりました!!
私は全くマンガ家を目指しては居ませんが、パル先生の心意気と言いますか…プロとしての立ち居振る舞いと言いますか…目の前のことに対して『やる!と決めている人』の話は心の芯に響きまくるのです。
もちろん、『まんが学校』というくらいなので学ぶべきテーマがあります。
それが!漫画家として、プロとして“続けていく”ために必要であろう『発想力』でした。
漫画家のタマゴである生徒たちも、それぞれ素晴らしい発想力でパル先生について行くのだが…パル先生が突き抜けすぎているのです。
突き抜けながらも、めちゃくちゃ分かりやすいのです。
どちらかというと…突き抜けると制作者の世界に入り込みすぎて、どうしても読者を“中途半端に置いてきぼりにしがち”ですが、パル先生は違います。
そのギリギリを攻めるのです。そのパル先生独自の『華』が大好きなのです。
ちなみに、パル先生は“突き抜け切った”人ではないので、ちゃんと普遍的なテーマを持って作品を作り上げています。
あ!マンガのストーリーを構成する上での設計図や骨組みである『プロット』に関しても、パル先生らしさが伺えるめちゃくちゃタメになる事を仰っていましたね。
実はもう!その新作を描き上げていたのです!!
またまたお恥ずかしながら、この番組で“初めて”知りました。
前作『SANDA』のあと、もう描き始めていたのですね!
そのあらすじを“あえて”短く説明させていただきますと…
舞台は少子化対策として、ペットを人化させる技術が広まった近未来の日本。主人公の高校生・亜緒(あお)の飼い犬・タイカが、父親の変死をきっかけに協力して真相に迫るサスペンスです。
…情報量多ッ!!!でございます。初見ではツッコミどころ満載にも関わらず…あなたも“もう”読みたくなりましたよね!?
ご安心ください。だいたい3話くらいは試し読みが出来ますから。
と、ココでいつもなら私のネット図書館である『ebook japan』でリンクを貼りますが…ここはちゃんとチャンピオンの公式を貼らせていただきます。
こちらが『タイカの理性 – 板垣巴留 | チャンピオンクロス』です。
無料で読めますので、是非!ページをめくってくれるとうれしいです。
最後に
像と違う内容…というよりも、想像すら出来ない内容でしたね。
動揺→合言葉→決意 これがキーワード。
ではまた。
