【機動戦士ガンダム水星の魔女】『正当と亜種の融合』 | 日本の時流やタイミングに合った、まさに現代のガンダムを刮目せよ!
こんにちは、サチヲです。
ネタバレはありますが、最小限にとどめます。
これを読んで、「じゃ、改めて見るか!」という機会になればいいなと思っています。
なんの前情報も入れないで、純粋無垢な状態で見させていただきました。
先ずは、Amazon primeありがとうございます。
前回の、漢が漢に惚れる任侠ガンダム物語『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に比べたら、よっぽどガンダムしていました。
お断りしますが、私め鉄血のオルフェンズはめちゃくちゃ好きですよ。
ただ、オルフェンズは冠に『機動戦士ガンダム』と付いてなければ、「新しく始まったVシネマだよー」と言ってもなんら不思議はありません。
想像してみてください…。
『竹内力』の隣に『オルガ・イツカ』という、アニメと実写の人が一緒の画面に入ったとしても違和感なく、2人の漢の背中が燦然と輝いていたのは言うまでもないでしょう。
そんな色合いを払拭するがごとく登場!という印象を、先ず受けました。
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☆★☆☆★☆もくじ
【機動戦士ガンダム水星の魔女】『正当と亜種の融合』 | 日本の時流やタイミングに合った、まさに現代のガンダムを刮目せよ!
最初の印象は作画が、『映画を観ているような…綺麗さ』でした。
閃光のハサウェイも相まってか、求められるレベルが上がっているのか、これまで以上に作画が美しく、尚且つディディールのこだわりが溢れ漏れ出していました。
将来、オーディオコメンテータリーとなった時には、声優の他に6人いるメカニカルデザインの誰か一人は出てきそうな勢いでしたね。
オールドタイプのモビルスーツが意図的にかは分からないが…古そうなのをバランスよく出ていながらも、しっかり『新しく提案されたモビルスーツ』も、同じ画角に出ているだけで感動しましたね。
第ゼロ話である『prologue』世界観も分かりやすい。今回は、母性を大切にするのか!?
ここからネタバレです。
ワンピースや、ハンターハンターは母親が出てこないのですよ。父親しか出てこないんですよね。
特に尾田栄一郎先生は「母親は子どもの冒険を制限させるから自由さがなくなる…」的な事を仰っていました。
要するに、どの家庭、いつの時代も『母は強し!』ということですね。
納得の、設定だからこそ「あれ、今回もやっぱり母親が死ぬのかぁ…んー。」と思ったら、私の勘違いでして、結果『父親が犠牲』となっていました。
というか、かなり女性の登場人物が多いです。前回の漢臭さのトラウマか…主人公はもちろん、研究者もお友達も、結構多いと思いました。
しかも、百合展開も似合わすジェンダーレスな感じもあって好感が持てましたね。
で、機動戦士ガンダムといえば…やっぱり『初めて機体を動かすとき』に注目したいものです。
主人公とガンダムの出会い。そして、出会いのきっかけと、その偶然性と神秘性も描かれ、しっかり胸アツな展開とだけは言わせてください。
そして、1話の『魔女と花嫁』での本気の戦闘シーンにいくまでの構成が見事!!
いや、ある程度は分かってますよ!?でも、しっかり丁寧にエピソードを積み上げて盛り上げてくれるんですよ。
そらぁもう!カッコいい!!ですよ。
最後に
亜種とも言いましたが、鉄血のオルフェンズは十分に亜種と思っていますよ。
だからこそ逆に振り切った亜種を作られたのかと勘繰りたくなるくらい清々しいほどに『女性』を描いています。
さて、これから右斜め上に行くのが機動戦士ガンダムです。
例えば、『シャア』的なキャラが必ず出てきます。それがハマーン・カーンのような『女性版シャア』が出てくるのを期待しています。
楽しみですね。
ではまた。