【アップデート】『時間管理の正体・2』 | 『時間=出来事の連続体』とは言っても、どう管理すれば思い通りにいくのか!?
こんにちは、サチヲです。
普遍的…すべてのものに共通しているさま、すべてのものにあてはまるさま、と辞書には書いてあります。
ここでは、どんな時代でもどんな人が扱っても変わらない、効果があるモノ・考え方を共有していきます。
前回では『時間=出来事の連続体』ということが分かりました。
更に、ライプニッツという人が「時間というのは単なる出来事の順序である」と説いていましたが、実際にはどう管理したら良いのか。
特にこんな人におすすめです。
- 自分の人生を他人や出来事に左右されずに、自分でハンドル操作したい方
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☆★☆☆★☆もくじ
【アップデート】『時間管理の正体・2』 | 『時間=出来事の連続体』とは言っても、どう管理すれば思い通りにいくのか!?
- 結論として『時間管理』とは『出来事管理』として考えた方が作業が明確になり自己責任の元、コントロールしやすくなる
では、詳しく紐解いていきましょう。
仕事が終わったら駅前のラーメン屋さんに行こう。午前中に銀行に行こう。あの人に会って遊ぼうなど、生活レベルの出来事から。
今月は売上○○円を目指そう。資料を今日中に完成させよう。○件のアポイントを取ろうなど、仕事レベルの出来事まで。
あなたの今日一日を振り返ってみてください。様々な出来事を、自分で選び、決めて、行動した『出来事の積み重ね』があなたの一日を作っています。
そんな『出来事』にも3つに分類されます。
- どのような出来事を経験すれば、目的を達成できるか?という数々の出来事を自分で考えることを『計画を立てる』と呼びます。
- その出来事を具体的(時間・数値)に決める行為のことを『目標設定をする』と呼びます。
- 次に大切な項目である、決めた出来事をやることを『行動する』と呼びます。
行動したからこそ立てた目標が達成か未達が明確となり、目的を達成するための計画の見直しが出来て、再チャレンジが出来ます。
いわゆる『Plan – Do – See(プランドゥシー)』や、『目的目標設定』。最近では『KPI(Key Performance Indicator)』と呼ばれている類のモノになります。
例えば、このブログを読まれているあなた。
この時間に『ブログを読む』という、あなたの色々な出来事の中のひとつを達成しているんです。
そう!目標達成しているんです。
今日この時間(流れにしろ、意図的にしろ)に、携帯やPCを開ける時間を作り、ブログサイトを立ち上げ、『ブログを読む』という連続した出来事を、しっかり行動した結果です。
あなたの考えた各出来事を組み合わせて、あなたの時間を使い『ブログを読む』という目標を達成させた。
ブログを読むなんて大したことではありませんが…そうです。これが自分で出来事管理をしている状態ということなんです。
先ず、この感覚を覚えてください。
でもそこには落とし穴が…時間管理とは外的要因に左右されないこと。
時間を管理するというのは、その計画した出来事を『やるorやらない』を自分で決めることが管理することなんですが…逆に管理されちゃっている場合があるんです。
雨が降ったからやらない。とか、疲れたからやらない。とか、好きな人に褒められたからやる。とか、臨時収入があったから買う。は管理していると言えるでしょうか。
これは、自分で管理しているようで…出来事に管理されているんです。
これを説明するには、私の尊敬する人の言葉をそのまま伝えた方が良いので聞いてください。
…曰く。
不謹慎な例えかと思いますが…山手線が人身事故だったので遅れました。
家を出るのがギリギリだった人にとっては都合のいい人身事故なのかもしれないですよね。車で出かけるとき、途中で、事故渋滞があると想定して30分早く出かけてるかどうか。
何故ならその出来事に到達するというか、出来事を経験するというのが絶対必達ならば、ちんたらちんたらギリギリに出かけるはずないですよね。なにがあっても必ずその出来事を経験するような準備を得て、自分の責任の元に出来事を経験するように…つまり、いついつまでにどこどこに行くという出来事を経験するように万全な準備をする。
もしも、立てた計画(出来事)が未達成だった時、きっとその出来事はどうでもいいか…もしくは、さほど重要でもなかったから準備を怠るんです。
自分に、甘やかさない為にいつも言い聞かせてますが「時間が無かったからやれなかった」ではなく「“やらない”という出来事を自分で選んだ」ということですね。
最悪なのは、自分で決めた約束も、人と決めた約束も破る。出来事に管理される。出かけに妻の機嫌が悪かっただとか、そのせいでやる気が無くなっただとか、電車も遅延し、それで会社に行って暗かったら上司から「お前やる気あるのか!」と怒鳴られて余計にやる気が無くなっただとか。。
およそ出来事に管理されてしまっている。出来事をコントロールするか、出来事にコントロールされるかどっちかの人生。
では、どうすれば良いか。
それは単純に『出来事の計画を立てる』ことをして、決めたことを『やる』ことですよね。
行動するまでの現実的な出来事が、明確に管理されているか、明確な目標設定が計画されているか。されていないか。
いやはや、書き出しただけで心に汗をかくし、謎の負荷がかかります。。
実際に…痩せようと思っても痩せられない。筋トレを毎日しようと思っても出来ない。日記を毎日つけようとしても忘れてしまう。
このような事象は全て、先ほどの話で説明がつくのではないでしょうか。
物事を継続できない根本的理由はここにあるのではないでしょうか。
出来事管理を確実に達成させるための重要なツールに『計画を立てる』があります。
では、どんどん話の核心へ進みますよー。
では、なぜ時間管理ができない事案が発生するのでしょうか。出来事を管理しているのに目標未達が発生するのでしょうか。
その理由が先ほどのお話にもあったように、大きく2点あります。
- 『計画を立てる』という事を、甘く見ている。
- 立てた目標を達成したいと本人が思っていない。
例えば。『来年の夏までに10万貯める。その為に、これからどのような出来事を経験すればいいのか』という、目標を立てたとします。
その目標の動機は『どうしても欲しいものがある』とします。計画を立てる大切さは、現在の通帳を見たら分かるのではないでしょうか。
ここでは細かく書きませんが、固定費を見直したり、普段飲んでいるスタバのコーヒーの数を減らすとか、あなたが10万円を貯めるために色々な出来事の計画を立てたとします。
そこで重要なのが、イレギュラーが起きた時の計画まで立てているか?という事です。
イレギュラーとは、あなたが欲望に負けた時のことです。これはあなたの特性なので千差万別ですが、なるべく被害を大きくしないために大変重要なことです。
分かりやすく、私の話をしますね。
急にお金に余裕ができました。「よし!帰りにパチンコして増やそう!!」
…ここまで読んだあなたならお分かりいただけると思いますが、完全に出来事に左右されていますよね。
ギャンブルする出来事なんて作った覚えはありませんからね。まぁ勝てばいいですが、下手したら少ない貯金にまで手を出してマイナスになる可能性がありますから。
本当は前倒しで目標達成が出来るはずなのに…しない。出来ない。計画を甘く見ているというか、自分を甘く見ていることの証明になるのではないでしょうか。
結局、出来ない理由はココに落ち着きます。あの弘中勝氏の言葉がそのまま突き刺さるんです。曰く…
「100日も続かないんですよねー」という人は、ただの責任逃れです。「続かない」というのは自然発生的なことではなく、
「今日は続けるという選択肢を取らない」
「今日は続けないという選択肢を取る」
という、完全に自分の責任なのです。
続かないのではなく、自分が続けないようにしているだけなんですね。
…イケてる人は、本当に同じことを言いますね。
私は出来事に流されやすいので、この考え方は重宝しています。
最後に
本当に厳しい言葉ですが…私に結果が出ていないし普遍的な原理原則が働いているようなので、心に今一度打ち込み計画を立てるところからやり直します。
この考え方で、あなたの人生がより良くなれば嬉しいかぎりです。
ではまた。