【マンガ】『バンビ〜ノ!』 | 料理マンガの中でも、リアルな厨房の戦いを描いた先駆けの作品なんですッ!!
こんにちは、サチヲです。
「うまーーーい!」と言いながら空を飛んだり、無茶なレシピで対戦相手を時間差でシビレさせ「てめぇはそこで死んでろ!!」と無意味に罵るようなことはありません。
どの料理マンガにも描かれることは無かった『ホールでの泥臭い現実』や『厨房での決して華やかではない現実』を、極力エンターテインメント性を抑え、料理人に焦点を当てたマンガがこちら!!
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☆★☆☆★☆【マンガ】『バンビ〜ノ!』 | 料理マンガの中でも、リアルな厨房の戦いを描いた先駆けの作品なんですッ!!
私が最初に読んだ感想は…「あぁ…飲食店で働いて時の、嫌なこと思い出しちゃったなぁ。てか、こんなリアルなこと描けるなんて…作者のせきやてつじさんは元料理人なのかぁ」でした。
1巻のエピソードは誇張でもなんでもなく、等身大に、現実に、普通に、起きています。でも、もう今の時代は無いのかなぁ。
傍若無人でゴリゴリの縦社会の中、料理の腕よりか忍耐力を必要とする現実の環境はマンガにしても辛辣なだけだと思っていました。
なんせこのマンガは、2005年に『ビッグコミックスピリッツ』2号から連載を開始していて…ブラック環境が当たり前の時代だったかな。
それでも!しっかりエンターテインメントを散りばめ、確かな成長と挫折を通して、魅力ある飲食業界を描き切っている貴重なマンガなんです!!
最後に
下部組織の事情や、プロになるまでの道のりをリアルに描いた『ベイビーステップ』や『アオアシ』のようなスポーツマンガはあるけれど、料理の世界をエンタメとリアルをうまく両立させた『バンビ~ノ!』が読みたくなってしまいました。
ではまた。