【物語シリーズ】『再始動』 | 『オフ&モンスターシーズン』の制作スタジオは『シャフト』です!楽しみすぎますね!!
こんにちは、サチヲです。
私の第一声は「だからか!!」です。
実は、しばらく沈黙していたAmazonPrimeで物語シリーズのアニメ視聴が、いつの間にか解禁になっていたのです!
『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で第23回メフィスト賞を受賞し、華々しいデビューを果たした西尾維新先生の作品には『言葉遊び』が楽しめることが魅力の一つでもあります。
メッセージ性の高いものから全くないもの等、いわゆる名言から迷言までを、魅力的なキャラクター同士の『掛け合い』という作劇を通してあますことなく語られていくのです。
これこそ!映像化不可能な小説というコンセプトの基に書いたという『物語シリーズ』なのです。
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【物語シリーズ】『再始動』 | 『オフ&モンスターシーズン』の制作スタジオは『シャフト』です!楽しみすぎますね!!
今回は、ヒロインたちのその後や、阿良々木暦の大学生編などを描いた作品となっています。
詳しくは〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズンの公式サイトを見ていただくとして…。
西尾維新先生の作品の言葉には、「そうなのかもしれない…」と思わせる、一種異様な熱を帯びた『圧』があるのです。
その『言葉たち』を少し紹介させてください。
- 満たされているヤツは存外騙されにくい。詐欺師に騙されやすいのは現状に不満がある、生活に余裕が無い人間なんだ。不安に満ちた心というのは騙されやすい。嘘をつかれても検証する余裕がないからな。⇒貝木泥舟
- やればできるなんて、聞こえのいい言葉に酔っていてはいけませんよ。その言葉を言うのはやらない人だけです。⇒八九寺真宵
- 貝木君は、こないゆうとったわ。偽物の方が圧倒的に価値があるってな。そこに本物になろうという意志があるだけ 偽物の方が本物のよりも本物だ。⇒影縫さんが貝木の言葉を言う
- 神原「なあ、沼地。お前、『やらずに後悔するよりやって後悔する方がいい』という言葉について、どう思う?」
沼地「負け犬の遠吠えだ。やらずに後悔した方がいいに決まっている」
神原「そうだな。私もそう思う。やって後悔する方がいいなんてことをいうのは、『やってしまった後悔』の味を知らない、無責任な第3者の台詞だ」「だけど、一番いいのは、やって後悔しないことだ」⇒神原駿河・沼地蝋花との会話
私め、貝木泥舟が地味に好きなのかもしれません。やけに現実味があると言いますか…お金の為に人を騙しながらも、偽物であるが故の本物以上の家族愛…を説いていたりする。
そして、言葉の掛け合いからだんだんと熱を持たせていく西尾節とも言える作劇。最高過ぎますよね。
最後に
掟上今日子の『忘却探偵シリーズ』もいいですよね。
ではまた。