/>【祝アニメ化】『逃げ上手の若君』 | 変態天才マンガ家の名を欲しいままにする『松井 優征』の時代に対してのチューニング力
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【祝アニメ化】『逃げ上手の若君』 | 変態天才マンガ家の名を欲しいままにする『松井 優征』の時代に対してのチューニング力

★布教 アニメ

こんにちは、サチヲです。

松井優征。少年ジャンプという全盛期に比べたら部数は落ちたものの、友情・努力・勝利を掲げてなお!商業的にもトップを走り続ける化け物週刊マンガ雑誌に2004年『魔人探偵脳噛ネウロ』初連載。そして2012年『暗殺教室』。そして2021年、『逃げ上手の若君』をジャンプに連載スタートし、現在もなお書き続けているマンガ家である。

これが、どれだけ偉業の片鱗を魅せているか!?という話である。

実に20年という月日の中で、3作品全て!週刊少年ジャンプに連載し続けていてしっかり完結している事実。
なにを意味するのかと言いますと、その時代その時代の子ども達の心を鷲掴みし続けている事が尋常ならざる所業なのです。
こう考えて見てもらえますか。20年前と現代の子どもの趣味、感覚、考え方は確実に違います!その違いをキャッチし修正しながらも、松井優征のエキセントリックなキャラクターに、ドS(ボケ)とドM(ツッコミ)という独自の路線を切り開くことを『チューニング力』が長けていると言わざるを得ません。
しかも!先ほどの作品全てがアニメ化を果たすという…もうこれは高橋留美子や荒木飛呂彦に追いつき追い越すであろう最高のマンガ家だと私は思っています。

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【祝アニメ化】『逃げ上手の若君』 | 変態天才マンガ家の名を欲しいままにする『松井 優征(まつい ゆうせい)』の時代に対してのチューニング力よ!!

今回のアニメ化。やっと見ました。
先ず!CGとアニメのバランスが良すぎるのです!
一見、1話目にして作画崩壊に見えてしまう人もいると思いますが…あえて、言わせていただきます。書き分けているのです!!
急に奥行きのCGを使ったと思ったら、ゆるい線(むしろ描かなかったり…)の絵。荒々しく殴り書きした絵を使いながらキメる所では素晴らしいセル画で落ち着かせる。
このバランス感覚がアニメを見ていて最高に気持ちが良いのです!

そして、構成!!
先ずは、主人公である北条時行の“逃げることの実力”と“逃げることの理由”、そして“逃げることの本当の意味”を描く。と同時に、家族や家臣まわりもほどほどに(やり過ぎると混乱を招く為)描く。そして重要人物である『諏訪頼重』を松井優征色に見事に染め上げる!大切な分かりやすさで言えばキャラクターの敵と味方を明確にしながら“裏切り”のエッセンスで棒読みにならない物語の起伏が心地いい。
よろしいでしょうか。3作品全て、これがブレないからこそ変態天才マンガ家なのです。

兎にも角にも、明と暗。殺戮の残酷さを見せながら、どこか冗談みたいな演出。穏やかなゆっくり感と身を見張るスピード感でシナリオを丁寧に進めるアニメスタッフにも感謝です。
特に、2話のクライマックスである“戦い”の中のONとOFFは見モノです。

最後に

こちらが公式の逃げ上手の若君HPです!!
さぁ、教科書に載っていない歴史の勉強をしましょう。
そして!一緒に松井優征の世界観を楽しみましょう。

ではまた。