【アニメ】『善意と悪意』 | さじ加減が本当に難しい…『コードギアス 反逆のルルーシュ』のナレーションも言っていました。
こんにちは、サチヲです。
そんな重いテーマではないのですが、私自身…地味に気を付けているところがあるのです。
それを端的に表現しているセリフが『コードギアス 反逆のルルーシュ』にあるのです。それが…。
- この世界には善意から生まれる悪意がある。そして、悪意から生まれる善意がある。果たして…あなたの起こした行動は…
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【アニメ】『善意と悪意』 | さじ加減が本当に難しい…『コードギアス 反逆のルルーシュ』のナレーションも言っていました。
正確にはナレーションで流れるのですが…このアニメの根幹の部分でもある繊細な行動原理である『良かれと思ってやった』という事です。
そこには、確実にその人の『正義』があるのです。
今でこそ増えてきた『悪は居ない。それぞれの正義がぶつかり合っているだけ。』という構図になるのだが、コレが実生活に地味にヒットする時があるのです。
特に、私のように歳を取るとどうしても『人生経験からこれが正解』という正義を振りかざしてしまう時がある。
ひも解くと本当に恥ずかしい話だが、よくある成功体験本と一緒で“ただその人だけの成功体験”なだけであって、それが目の前の人に当てはまるわけないのです。
ただの『事例1』であり『n=1』なのです。
聞き手がそれを理解してくれて、「うんうん、そうだね。そういう考え方もあるよね。」と、一度受け入れて、後でそっと受け流すという大人の対応が出来ればカドが立たない。
しかし、ここからが問題なのです。
話し手が『ただの事例1』を、頑なに…一歩も引かず…「あなたはコレを絶対にやった方がいい!」みたいに強くおすすめしてしまう。ことをしてしまう時があるのです。
作中でも「それは押し付けた善意だ!悪意となんら変わらない。」とあるように、まさに私の善意が、相手にとっては“そのまま悪意”にしかならない場合があるのです。
ちょっとドキッてしませんか?
もちろん相手に危険が迫っていたり“明らかな”理由があったり、相手が求めていたら話は違います。
その時の空気を読む…と言いますか、どのくらい“この話”を推して良いのか…のさじ加減をとても気を付けているのです。
だから、最近では『相手に選択肢を出すだけ』にしています。
本当に基本的なことですが、決めるのは相手です。それを選ぶのは相手です。無理やりやらせてはダメです。
歳を取れば取るほど忘れがちになるのです。
最後に
周りに人が居なくなったなぁ…と思ったら、きっと面倒くさいオジサンになっているかもしれません。
私、気をつけます。
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。