メダリスト©つるまいかだ/講談社
こんにちは、サチヲです。
“成りたい自分”を友達に宣言する。“自分の夢”をパートナーに宣言する。“目的目標”を上司に宣言する。
このような事を宣言することにより、自分自身の逃げ道をなくすこと以上に『自分との約束』から『他人との約束』に変化させることに意義があるのではないでしょうか。
こと『自分との約束』は、誰も見てませんし、誰も知りません。という事は…約束を破っても誰も傷つけることはないのです。(ホントは自分を傷つけるんですけどね)
かたや、宣言する事により『他人との約束』に変化させた途端…「あんなにやるって言っていたのにやってないの!?」とか「あぁ…結局やらなかったんだ」という強風を受けることになるのです。
しかし!いのりさんのコーチである司さんは、更に別の意味を持たせた宣言をするのですッ!!
【メダリストから学ぶ】『宣言する大切さ』 | この場合は“共に歩む!”という覚悟と信念を仲間に伝える大切さ。それが…仲間であり運命共同体。

この『目標』を宣言する事により…
いのりさんはどれだけ心が軽くなったことか。
いのりさんはどれだけ安心して先に進むことができるか。
いのりさんはどれだけスケートに集中することができるか。
そう。一人ではないのです。選手とコーチという関係性ではない、もっと強く、もっと深く、もっと濃い絆で結ばれた運命共同体として“一緒”に取りにいくんだ!と覚悟を決めた目標に変えたのです!『金メダルを取る』という“本人たちはもちろん、誰でも分かる明確な数値”に変えて。
ただ…あまりにも強い言葉は逆に心と体を動けなくさせるリスクもある。
司は願う…「どうかこの言葉の強さが 背中を前に押すためだけの強さになってくれ」
いのりは問う…「じゃ先生も信じてる?金メダルが取れるって…」
司は応える…「信じてるよ」
1人の『宣言』が、2人の『宣言』になった時…初めて生まれる『強さ』が「任せて」という声と共にスケートリンクに華開くのですッ!!
これはアツいですよ。
この宣言方法はやろうと思っても、仲間かパートナーがいないと無理ですよ。
ただし!同じ目的で、同じ目標を共有し、共に歩む仲間がいるのならば私たちにも出来るはずです。
その為にも、大切で大事な人にこそ『本当に欲しいもの』を声に出して言いますね。
最後に
明確さは力とは、良く言ったものです。
ではまた。
