(7月21日分のブログです)
こんにちは、サチヲです。
最初に言います。
実は2日間ブログを書かなかったことで、相当へこんでいるのです。
誰と約束している訳ではなく『毎日更新』を、自分ひとりで勝手に決めて書いているのです。たとえ内容がなく【未完成】という抜け道まで作ったのに…2日間パソコンも開きませんでした。
これでもうやる気を無くして『毎日更新』をやめてもよかったのですが…過去に上司に言われたことを思いだしたのです。
「三日坊主は、それでやめるから三日坊主という。三日坊主も何回もすれば、それはもう三日坊主ではないよ」
三日坊主とは『何かを始めても、たった3日ほどで飽きてしまい、止めてしまう様子。忍耐力や継続力がないこと。』と訳されます。
そうです。三日でやめても、その後また!始めればそれは三日坊主ではないのです。たとえ!その行動を1週間後、1か月後、1年後に“また”はじめさえすればッ!!
という暴論とも呼べる『考え方』に、今日はお付き合いください。
もくじ
【戯言】『三日坊主』 | 実は、解釈によって“なかなか三日坊主にならない”ことになる事を教えてもらったのです。

“2日間ブログを書かなかった”という事実はあります。
しかし、気を取り直して今日から“また”書き始めれば「あぁ、ブログを書いてもやっぱり3日坊主で終わるなぁ」とはならないのです。
更に、3日後である7月22日に、20日と21日分のブログを書く。という修業も付け加えることにより、自分を自分で許すキッカケを作るのです。
私の中で継続には3つのコツがあるのです。
- 完璧主義をやめる
- 三日坊主を何度もする
- 自分を許す
これら全て逆のことをしたら…結果、心が折れてしまうのです。
こればっかりは『個人的な感覚』を大切にしないとダメです。
まわりにどう言われようが、自分が心が折れない程度のサジ加減を見つけていくと…あら不思議、気がついたら継続している状態になります。
「これがオレのケイゾクなんだ!!」と言い切ることが出来れば、やめた人より確実に先に進むことが出来るのです。
1,完璧主義…言わずもがなではないでしょうか。
商品に対してとことん突き詰めこだわりの個性を付加価値として作ったモノを、再現性と安定性を持って社会に対して継続して供給する。
このようなモノには、どこかの工程で完璧主義は必ず必要になってきます。むしろ、その完璧主義で作られた部分が『差別化』された唯一無二な作品やサービスになっていますよね。
しかし『継続』に関して、完璧主義は私にとっては邪魔でしかないのです。
特に完璧主義にしないようにしているのが『目標設定』です。
目標達成された暁には、こんなすごい技術が手に入ります!
このトレーニングをしたら、こんなに最高で美しい姿になります!
このように『めちゃくちゃ理想的な姿』で設定してしまうと、モチベーションがあるうちはやりきることが出来ますが…心が折れる時がくるのです。こと、私は必ずです。
技術は練習で身につくモノです。期限も大切ですが、本当に必要な技術ならば出来るまでやる必要があるので、途中で心が折れて投げ出してしまうような無理な目標だと感じたら直ぐに修正するべきなのです。
技術を身につけるため、今週中に本を1冊読む。ではなく、今週中に半分読む。にする。これを10冊読むまでやる。
痩せるためにHIITトレーニングを週に3回やる。ではなく、負荷を減らしたトレーニングを週に3回やる。にする。これを70キロの体重になるまでやる。
赤い文字で書かれた『継続』に繋がる目標設定にするのです。
完璧で理想的な過程にこだわるのではなく、自分が継続できる結果に繋がる目標設定を見つけ続けるのです。
2,三日坊主を何度も繰り返す。結局のところ、あの『諦めたらそこで試合終了』と一緒の考え方です。

スラムダンクというマンガで、安西先生が「あきらめたら そこで試合終了ですよ……?」と三井に言った言葉。
その後、三井は「おう おれは三井 あきらめの悪い男……」とスイッチが入り活躍するという場面ですね。
ハイキューというマンガで、日向がボールをどこまでも諦めないで追う姿を見た人が「なんであそこまで…俺なら戦意喪失するなー」と言われた日向は素直な気持ちを言葉にする。
「えーーっと… えぇ~~? よくわかんないけど…でも… まだ負けてないよ?」と。この言葉とバレーボールに対する姿勢に味方はもちろんのこと、敵である影山たちにも震撼させるという場面ですね。
特に日向の場合、途中で「?」が入るところいいですよね。日向本人は“いつものこと”だけど…なにか?的なニュアンスがシビれます。
こんな感じに『もう体が動かない』や『もうボールを追っても意味が無い』と考えると、本当にそこでキャリアが終わるのです。技術を習得できないのです。
でも、三井は何度もやり直したのです。だから、大好きなバスケットボールを続けることが出来たのです。
でも、日向は周りがついて来なくても、ひとりでもボールを追い続けたのです。だから、その基準に合った仲間や環境が手に入ったのです。
3,自分を許す。これは慣れるまでは中々出来ない。というか最初は理解できませんでした。

「2日間、ブログを書かないでで寝てしまった自分を許す」と言う。
これだけです。
で、「よーし、じゃまた毎日更新がんばるぞー!」となるのです。
継続に最大級に邪魔なモノが「あぁ…やっぱりオレって駄目なんだなぁ」という事を思っている時間です。
この“切りかえの儀式”が『許す』なのです。
でも、2つ目のポイントである三日坊主を何回も続けていくと…「今回で三日坊主は何回やったんだろぅ」と気持ちが折れる時もあるでしょう。
安心してください。
「三日坊主を何回もした自分を許す」と声に出して言ってください。
しかし、それでも“また”忘れたとしましょう。
人間です。忘れることはあります。そうした場合どうすればいいのか?簡単です。
「三日坊主を何回もした自分を“また”許す」と「また」を付けるだけです。
ちなみに、心の中で喋るだけでもいいですよ。
でも、本来の効果を出すならば声に出した方がいいです。もう暗示のようなものです。
兎にも角にも、目的は『マイナス思考を引きずらないでしっかり断ち切り、リセットされた清々しい気持ちではじめられる自分』になれたら良いのです。
私は『許す』作業をすると、そんな自分になれた気がしています。ふんわりと気がする程度でいいのです。完璧に思わなくて良いのです。
最後に
いつもの事ですが、これは自分自身に喝を入れる戯言です。
読んでいただいてるあなたは「あぁ…変な人が“また”戯言を言ってるんだなぁ」という感じに、サラリと聞き流してくれる程度でいいのです。
ただ、少しでも“何かのたし”になれたら幸いです。
ではまた。
