(メダリスト©つるまいかだ/講談社)
こんにちは、サチヲです。
困った時のメダリストです。
ページをめくれば『学び』に溢れた出来事でいっぱいなのです。
今回は、『正しい努力』です。
ただ時間をかけるのではなく、目標達成に向けて最も効率的かつ効果的なアプローチを選ぶことの難しさと大切さを学ばせていただきます。
もくじ
【メダリスト】『一射絶命』 | 時間と回数をかけた、がむしゃらな時期は必要です。しかしある地点から重要になるのが…質と方向性を重視した努力を考える!

正しい努力が特に発揮する時が『限られた制限の中で、限られたことをして、限られた枠に入る状態。』だと思います。
それに照らし合わせるようにして『自分に必要なこと・不必要なこと』を、いのりさんは優先順位もつけて考えるのです。それは練習する時間すら限られてくるからです。
例えば、高校野球。
自分が住んでいる県の代表になるためには、試合に勝つ必要があります。
最初の時期は、まだ『根本的な体力・根本的な技術・根本的な精神』が必要なので、どうしたって時間と回数をかけた“がむしゃらな努力”が必要でしょう。
特に野球のような団体戦では、みんなが足並みを揃える必要もあるのでもっと難易度が上がると思います。
そしてついに!ハレて甲子園に進むことが出来ました!
甲子園でベスト4に入るくらいのチームくらいになると、やっと『正しい努力』が必要になってくるのではないでしょうか。
では、例えばどのような努力が必要なのでしょうか。それは…(これはたとえばですからね…)
・個人の技術・身体能力の更なる向上(筋力・持久力・瞬発力・柔軟性)
・野球技術の深化(打撃・投球・守備・走塁)
・考え方・精神面の強化(プレッシャーへの耐性・集中力・ポジティブ思考・強い意志・自己認知)
このような個人の正しい努力に加え、更に!チームの正しい努力が実って“初めて甲子園ベスト4”になれるのではないでしょうか。
私のような日常を生きている人にとっては、中々“そんな切羽詰まった状態”はないでしょう。しかし、我らがいのりさんは違います。
いのりさんも、いつの間にかフィギュアの甲子園のような試合に出れるようになったのです。

「練習中の考える力を鍛えるんだ! 考えろ!考えろ!」と、そんなことを考えながら練習をするいのりさんに対して、新しく加わったメディカルトレーナーの金弓美蜂先生は正しい努力のキーワードを提案します。それが『一射絶命』です。
- 一射絶命とは…弓道において用いられる言葉で『一本の矢に、自分の命をかけるくらいの覚悟と集中力を持って臨む』という意味合いが込められています。
曰く…「ジュニアのSPでも、ジャンプは3回しか飛べない。3本の矢しかありません。無駄撃ちを減らし 限られた回数の中で何かを掴むための工夫をすること」と説くのです。
でもね、私は思うのです。
「次の矢がある…次があるから大丈夫…といった甘えや油断を一切捨て、今まさに放つ一本の矢に、持てる力の全てを注ぎ込むこと」…という日本語としては理解できても、実際に考えて自分にとっての正しい努力を見つけることは本当に難しいのです。
自分ひとりで『正しい努力』に辿り着くには、もうPDCA(Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善))を地道にぶん回すしかありません。
現に、いのりさんもジャンプを失敗したら『直ぐに立ち上がってもう一度飛ぶ』ことはしませんでした。
どうして着地出来なかったのか?を構造を分解して、正解の動きと照らし合し、ちゃんと考える時間を作り、仮説を立てもう一度確認しながら飛ぶことをしています。
ただし、一人ではどうしたって限界があります。そこで必要なのがコーチや師匠なのです。
そんないのりさんは、一人ではありません。
いつも元気な全力ポジティブの押し売り明浦時司コーチと、そんな司コーチから連日行われたギリギリアウトな“お願い営業”で獲得したメディカルトレーナーの金弓美蜂の技術と精神と身体の支え。
三家田 涼佳(みけた りょうか)や鴗鳥 理凰(そにどり りおう)といった、刺激し合いながら切磋琢磨する友達。
そして!いのりさんの同い年で、圧倒的存在感と技術で追随を許さない『名港ウィンドFSC 所属・狼嵜光(かみさき ひかる)』という最高のライバル。
決して魔法や異世界転生で得た力ではなく、現世にて理にかなった努力を、誰よりも前向きに一つひとつクリアしていく姿に涙するのです。
具体的な『正しい努力』は、まだ読んでいません。まだ途中です。
でも、このページを読んだ時“どうしてもブログにしたかった”のです。
それでは、この先を楽しみたいと思います。
最後に
私のブログである『サチヲん家』は、最初に師匠を決めて学んだ通りに、自己流にならないように書いています。
しかしながら“まだ”地方の代表にもなれていない弱小ブログです。
なので『正しい努力』とは程遠い『がむしゃらな努力』で、日々積み重ねている状態です。
メダリストからは、そんな刺激を受けながら楽しく読ませていただいています。
そろそろ…次の階段を上りたいですね。
ではまた。
