(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
こんにちは、サチヲです。
マンガには数多の楽しみ方がある。
ストーリーが良かったり絵が良かったりキャラクターや作者が良かったり。この『良かったり』には決まりがなく、それぞれみんな自由に受け止め感動することが出来る。
だから、私めも“このようなブログ”を書くことが出来るのです。
そんな楽しみ方の一つに『魂の1ページ』というのを提案しているのです。
作者の思いがつまった『絵・一コマ・ページ』だったりを、芸術作品の総称である『絵画』として静かに鑑賞する。
これは単なる『描かれたもの』ではなく、描き手と鑑賞者をつなぐコミュニケーションのツールでもあるのです。
さてさて。
今回は、個人的に勝手に『人生指定図書』とカテゴライズしている『ONE PIECE』の作者、尾田栄一郎先生です。
今回取り上げた絵画は…ただ一言「1枚の絵だけで物語が想像できるなぁ」である。
あなたにも是非!体感して欲しいと、厳かに願わせていただきます。
【魂の1ページ】『ONE PIECE』 | 過酷な週刊連載に加え、数々のメディアミックス、激忙しいのいつ描いてるの?

2001年2月2日に集英社より発売された『ONE PIECE』の17巻・125ページに掲載された扉絵です。
さて、ゆっくりコーヒーでも飲みながらじっくり鑑賞しましょう。
この巻はなんと言っても、チョッパーが仲間入りとなる『ドラム島編』の完結です。
麦わらの(株)社員一丸となって積み重ねた優しさと信頼があってこそですが、チョッパーの心の闇を取っ払った最後の一押しは、ルフィ社長の「うるせェ!!!! いこう!!!!」である。
ルフィ社長や第2営業部部長のサンジがそのような意図をもって言っていたかは定かではないが、Dr.くれはがチョッパーに対して「バケモノ」と呼んでいたのは…存在を否定するのではなく、むしろその個性を認めているのかもしれませんね。
最後に
18巻からは『アラバスタ編』の核心にせまる大事なエピソードが満載です。
楽しみですね。
ではまた。
