こんにちは、サチヲです。
高い理想や目標に向かってひたむきに努力する姿は、見ることもやることも好きです。
何かを本気で目指している人から放たれる近寄りがたい情熱。やるべき日課や定型的な作業を。実現させるために自己を律する精神力。
あ。“近寄りがたい”というのは、同じように目指している者同士なら感じません。目指してない人から見た視点です。だって住んでいる気候が違いすぎますからね。
ただし、細部にまでこだわり、妥協しない姿勢と言うと聞こえはいいですが…紙一重なのが、いわゆる完璧主義者に“成ってしまう”と、ちょっと困ったちゃんになるかもしれません。
今回は、私が“そう”成らないための、勝手に持論を展開する戯言ブログです。
もくじ
【戯言】『完璧主義』 | 完璧主義者の良いところと、悪いところとは?その先にある罠にハマらないためには?

悪い意味で使われがちですが、実は良いところがたくさんあるのです。
- 高品質な成果を出せる:細部までこだわり、妥協しないため、仕事や趣味において非常に質の高い結果を生み出すことができる。
- 目標達成能力が高い:高い基準を自分に課すため、目標を達成するための努力を惜しまない。
- 信頼されやすい:任されたことを完璧にこなそうとする姿勢から、周囲の人から信頼を得やすい。
しかし、光が大きければ大きいほど輝くのが『影』です。
- 行動に移すまでに時間がかかる:完璧を求めすぎるあまり、計画を立てるのに時間をかけすぎたり、最初の一歩を踏み出せないこともある。
- ストレスや燃え尽き症候群になりやすい:自分や他人に対して厳しい基準を設けるため、常にプレッシャーを感じ、ストレスを抱えやすくなる。また、目標を達成しても満足感を得にくく、燃え尽きてしまうこともある。
- 他人に厳しくなりがち:自分と同じように他人も完璧であるべきだと考え、周囲の人に厳しく接してしまうことがある。
悪いところも良いところも『断定』して言ってないのがミソですが…このように『完璧主義』を貫くと、自分を成長させる原動力にもなりますが、同時に自分を苦しめる原因になるのです。
だから気をつけましょうね!…ちゃんちゃん。と、ココで終われば良いのですが、そうはいきません。
この完璧主義者の影には、ひとつ見逃すわけにはいかないネタががあるのです。
『完璧主義者は相手にも完璧を求める』を肝に銘じて、めちゃくちゃ気をつけて生きていきたいのです。
『自分って完璧主義になっているかも??』のチェック項目として、一つ“分かりやすい行動”があります。
それは『小さいミスを気にする』です。
この“小さい”というのは、他人から見た大きさなのがポイントなんですよ。
実際に、ミスを犯している人にとっては“大きなミス”なのです。
もちろん人に迷惑をかけたり、損害を出したりといった明確なコトがあれば、大いに謝りましょう。
もしも!人から「小さいミスなんだから気にしない方がいいYO」と言われた時、あなたはどちらの方が多いですか?
A 「あぁ、これくらいは小さいミスか。それなら良かった」
B 「慰めてくれるのは嬉しいけど、私にとっては大きなミスなんだよなぁ」
『A』ならば良し。しかし“こと完璧主義者の視点”で見た時、『B』を心の中で感じたら…それは高い確率で自分自身に厳しいルールを設けている場合があります。
他人から見て小さなミス。自分としては大きなミス。
もうこの時点で、先ほどの“良いところ”で紹介した『目標達成能力が高い:高い基準を自分に課すため、目標を達成するための努力を惜しまない。』に該当すると思いませんか?
さぁ、ここまで(自分自身に厳しいルールを設ける)はいいのです。むしろ、素晴らしいくらいです。
ただ、この先に続くのが完璧主義者の厄介な影なのです。
本当に気をつけたいこと『自分の小さいミスを気にする人は、相手の小さいミスを許せない』という、恐怖の思考です。
「私はちゃんとやっているのに、なんであんであの人は出来ない(やらない)んだろう」
「私でさえ出来るのに、なんであの人は出来ない(やらない)んだろう」
「○○するだけでいいのに、なんであの人は出来ない(やらない)んだろう」
私め、このように考えてしまうことが多々あるのです。
場合によっては、友達がいなくなってしまいます。というか“そんなヤツ”と付き合いたいと思う女性はいないです。
自分の当たり前は、相手の当たり前ではない。
自分の基準を、勝手に相手に求めない。
比べるべきは、他人ではなく自分。
相手ペースや、相手との距離感を見て、時には話し合ったり歩み寄ったりすることも必要なのかもしれませんね。

最後に
のらりくらりとやっていい時もあるのです。
これから“また”、本気で取り組むことが出来たので気をつけて生きます。
ではまた。
