こんにちは、サチヲです。

“決めたことをやる”って、本当に難しいですよね。
エンジンをかけて、いざハンドルを握って、行きたい方向に車を走らせる。
最初のうちは調子が良いのですが、あっち行ったりこっち行ったり…挙句の果てにはその車から降りて別の方向へ歩いてる…なんて場合もありますからね。

これは…
やる気や情熱といった、エンジンがダメだったのでしょうか。
しっかり考えてしっかり前を見て進む意志である、ハンドリングがダメだったのでしょうか。
行きたいところを通る点である、目標設定が未熟だったのでしょうか。
そもそも乗っている車である、目的が腑に落ちてなかったのでしょうか。

さてさて、『エンジン・ハンドリング・通る点・乗っている車』に中で、なにがいちばんダメだったのでしょうか。
言い方を変えますと、こと『継続』にいちばん関わっているモノはなんだと思いますか?
それが、ハンドリングなのです。
そのハンドリングのコツに、なんと『馬鹿の一つ覚え』を採用してみてはいかがでしょうか。という、いつものような暴論を提案するブログですので…悪しからず。

【考え方】『馬鹿の一つ覚え』 | なーんか悪い印象のコトバですが『継続のコツ』にめちゃくちゃ関係してるコトだったりする。

『馬鹿の一つ覚え』のイメージって、こんな感じではないでしょうか。

  • 応用力の欠如: 覚えたこと以外の新しい状況や問題に直面したとき、柔軟に対応することが難しい。
  • 思考の停止: なぜそうするのか、もっと良い方法はないのか、といった根本的な疑問を持たなくなり、思考が停止する。
  • 変化への対応困難: 時代や状況が変わっても、過去のやり方に固執してしまうため、新しい環境に適応できなくなる。

はい。ぐうの音も出ないくらい“そう”ですよね。
しかし…だがしかし!継続のコツは『馬鹿の一つ覚え』だというコトを声を大にして言ってみたいのです!!

先ほどの悪いイメージが、そっくりそのまま『継続のコツ』になるのです。さぁ、暴論の時間です。

  • 継続に応用力は必要なし!!: え!?ただやるべきことを黙々とやる時間なんですよ。
    もっと良くするためにそれ以外のことを足して…結果、やること増えて億劫になる。
    もっと良くしようと色々と変えて…なんか面倒になる。
    問題があろうが無かろうが、柔軟に“余計なことを増やして”もっと大変になる。
    逆に“余計なコトを減らして”効果が出なくなり、やる気が無くなる。
  • 継続中は考える必要なし!!:頭の回転が速い人、頭がいい人、経験が豊富な人ほど余計なコトを考える。
    あぁ、なんか疲れたなぁ…と、考えて寝てしまう。疲れたと考える前に、生活の動きを止めずに流れでやる。
    あぁ、全く変化しないなぁ…と、嘆きの未来を考えてやめる。どんなことでも直ぐには結果は出んのですたい!
    あぁ、遊びたい、食べたい、どっか行きたい、と、欲望を考える隙を与えてはダメ。
    計画している時はもちろん考える。しかし、計画を実行したらもう考えない。バカになってやる。
  • 変化に対応するから続かない!!:比べるべきは過去の自分!変化の要因である他人の評価や誘惑に聞く耳持たざるべし。
    状況や環境が変わった?いやいや変わったのは、時が経ち私の気持ちが弱くなっただけ。環境や状況のせいにしはじめたら要注意。
    「今日は調子がいいからたくさんやろう」は辞める、これは「調子が悪いから今日はやめよう」に繋がる。ただ毎日過不足なくやる。
    よしんば基準値を上げることはあっても、絶対に下げることはない。
    むしろ、過去のやり方という“やるべきコト”に固執、執着してこその継続。

これら全ての『考える=ハンドリング』ということなのです。
「ハンドルを真っすぐにして、そのまま前に進む!」というコトは、馬鹿の一つ覚えで“そのハンドルをただ真っ直ぐ握り続ける”コトを一つやるだけなのです。

とは言え…このハンドルが“ナニで出来ているのか”が問題。

よくある車のハンドルはウレタンやら木材やらレザーだったりしますが、自分の人生のハンドルは“欲望や誘惑、気分や感情で出来ている”と考えてみてはいかがでしょうか。
どんなに強い意志を持ってはじめたことでも、どれだけ気持ちが昂ってはじめたことでも、このハンドルを“他に握らせたらお終い”です。

だから…
直ぐに右へ行ったり左へ行ったり。
今日は晴れたかから、今日は雨だから。
今朝は、イヤな事があったから。楽しいことがあったから。
熱いから、寒いから。
やりたいから。やりたくないから。
このように継続をしようとすると、ハンドルを持つ手に力が入らなくなる。

少なくとも外的要因ではなく、自分自身で最後までハンドルは握りたいものです。
出来れば…最低限“今やっていることが〇か✖かが分かるまで”は、馬鹿の一つ覚えでという『考え方』を試してはいかがでしょうか。

最後に

そんな戯言を考えながら、色々と今日も続けてまいります。

ん!注意点として、これは完璧主義者とは違います。
計画の時点で、ちゃんとその都度“自分を許す”ことも入れておきましょうね。
できれば、ゆるく三日坊主を何回も繰り返すことも入れておきましょうね。
この“ふり幅”があるからこそ!でもあるので。
そんな感じに精進していきます。一緒に継続していきましょうね。

ではまた。