(メダリスト©つるまいかだ/講談社)
こんにちは、サチヲです。
『教育者』という括りには、専門技術を教える人、スポーツを教える人、なによりも親を忘れてはいけません。
特に!教育者自信が過去の栄光を持っていればいるほど、その教え子たちに対して“余計な圧力”が往々にして降り注がれる時がある。
それが『教育者の無念を、教え子に果たさせる』である。
コレの何が最悪かと言いますと、当の教え子は“その異常な世界にいることに気がつけない”のです。
だって教育者が、周りを、環境を、世界を作り上げていますから。情報を遮断していますから。
教え子自身が自ら望んだことならいいのでは?という意見もありますが…いやいや、『教育』を甘く見てはいけません。
“それ”ですら『教育』の一環に入っていますからね。
でも!マンガ『メダリスト』のダブル主人公のひとりそれが『教育者の無念を、教え子に果たさせる』である。コレの何が最悪かと言いますと、当の教え子は“その異常な世界にいることに気がつけない”のです。だって教育者が、周りを、環境を、世界を作り上げていますから。情報を遮断していますから。教え子自身が自ら望んだことならいいのでは?という意見もありますが…いやいや、『教育』を甘く見てはいけません。“それ”ですら『教育』の一環に入っていますからね。
でも!マンガ『メダリスト』のダブル主人公のひとりである、結束いのりを指導する若きフィギュアスケートコーチ・明浦路 司(以下、司コーチ)は違います。
もくじ
【メダリストから学ぶ】『教育者あるある』 | さすが司コーチ!アツい思いがあればあるほど陥ってしまう罠…にハマるはずがない!!

かつてアイスダンスの選手で、全日本選手権にも出場するほどの実力者だった司コーチ。
しかし、14歳とフィギュアスケートを始めるには遅い年齢から始めたことや、経済的な理由などから選手としての夢を断念せざるを得ませんでした。
そんな過去を知っている人からしたら、フィギュアスケートに強い情熱を抱いており、当初は独学で練習していた結束いのり(以下、いのりさん)を心配してしまうのです。
だって、いのりさんもスケートを“ちゃんと”はじめたのが小学校5年生と、司コーチ同様に遅いから。
しかし、そんな不安を抱くキャラクターに加え、読者に対しても丁寧に、真剣に、真っすぐに疑念を払拭してくれるのです。
しかも、物語がスタートして間もない最初に。
司コーチ「才能のある子供の人生に便乗して 無念を晴らそうとしている訳ではありません」
中々言えるものではありません。
よしんば“そんな”教育者がいるとして、教え子が“それ”をも利用して羽ばたこうとする強靭な精神力と、貪欲さである“立っているモノは何でもつかう”人も居ることは居ます。
私が知らないだけかもしれませんが、そんなコトは稀であることは言うまでもありません。マンガの世界ではいますけどね。
なによりも!子を持つ親として子どもちゃん達には、コレだけは絶対にしてはいけないと結婚する前から思っていました。
自分が勉強ができなくて馬鹿にされたから、子どもには勉強をさせる。
いやいや。それは“私が”馬鹿にされただけで、勉強ができなくても馬鹿にされない人もいます。
自分が音楽で食っていくことが出来なかったから、子どもには音楽で成功させる。
いやいや。それは“私が”未熟なだけで、売れている人はいますから。
改めて、気をつけていきます。
最後に
まだまだ先の話ですが…もう一つ『親離れ・子離れ』をお互いに尊重し、推進できる関係も狙っています。
ではまた。
