(capeta©曽田正人 / 講談社)
こんにちは、サチヲです。

絶頂期のミハエル・シューマッハの年収は日本円にしておよそ100億円。それはあのカリスマゴルファーや、サッカーの貴公子バスケットの神様以上の報酷さ・・・
F1ワールドチャンピオン・・・ただ「世界一クルマの運転が上手い男」っていうだけでね!この世の中は「クルマの運転が上手いこと」の価値をみとめている・・・・!!

こんな事が本編で語られるくらい、他とはある意味一線を画す世界であるF1への道のりを描いた『capeta』。
カート編から続くカペタの成長はもちろんのこと、更にプロの世界の厳しさが描かれている点が主な見どころでもある『F3編』では、すっかり“大人になったカペタ”も見逃せません。
そんなカペタは私の『以前のブログ』で、源のことを『決めている人=自分自身への信頼のしかたがハンパじゃねーんだよ』と金田にアツく語っていましたが…いやいや!カペタさん。そんな“あなたも”相当『決めている人』なんですよ。

今回は、結果に対して責任を持っている。目的目標が明確。思考のブレがない。行動するのは当たり前。行動に迷いがない。壁にぶつかったくらいでは止まらない。といった、いわゆる『決めている人』がマンガの世界意外に、現実世界には多数存在しています。
そんな『決めている人』の恩恵について丁寧に描かれていたのです。

【マンガから学ぶ】『決めている人の恩恵』 | 決めている人が持っている“助けたくなる”現象とは!?言われたからではなく…自ら「何とかしてあげたいッ!!」と思わせてくれる。

(capeta©曽田正人 / 講談社)

幼馴染である鈴木 茂波は、テニスまでしてカペタの持久力や体力をあげようと一緒にトレーニングする。
パーセック・モータースポーツよりフォーミュラ・ステラに参戦。F3へのステップアップを目指している“ある意味ライバル”でもある秦 紀子に至っては“話してはいけない情報”をいち早くカペタに教えて、腕のトレーニングをもっとした方がいい!と助言したり、一緒にご飯食べたり。
ノアモータースポーツのチームは“全員一丸となって”カペタに少しでも良いマシンを乗ってもらうべく、それぞれ個別で出来る最大限の力を発揮する。
ステラのライバル企業・AYKのF3ワークス・チームに18歳で抜擢されたゴリゴリ現役ライバルの金田 彬は、カペタと一緒にご飯を食べる為に誘おうと試行錯誤(何故か)させるくらいカペタと話をしたがっている。

これぞまさに!決めている人の恩恵である『カペタががめぐまれているっていうより 周囲(まわり)のほうがカペタのために 最高のモノを“用意したく”なっちゃう状態』なのです。
周りを巻き込む…と言えば“そう”なのですが、カペタがの将来に明確に利が発生する行動や、直接結果の出るような関わり方をしたくなるんです。

もちろん“そう”させてしまうほどの実績(F3優勝)をカペタは出しています。だからこそ…!!

(capeta©曽田正人 / 講談社)

これはもう極めつけです。目指すゴールの一つでもあります。
とうとう大人(決裁権を持つ人)をも動かすことになるのです。
しかもですよ。「アイツの信頼をうらぎるわけにはいかない」とまで言わせているのです。
昨日の『ブログ』でも話しましたが、カペタ自信が決めたことを手抜きをしないで、全力で取り組み続けたからこそ、周りからの援助もあり『結果』がついてきたのです。

そのカペタの『結果』も、手伝ってくれた全員が一緒に心から喜べるようにする大事な儀式も忘れていません。

(capeta©曽田正人 / 講談社)

そう!『感謝をする』です!!
これは地味に大切なことですよね。たとえ『大切なこと』と分かっていても、決めて動いている人はスピードがめちゃくちゃ出ているので“たまに”忘れることもあるのです。
カペタは、忘れることなんてしません。しかも直接、面と向かって感謝の言葉を述べるのです。

そんなことをされたらもう…大人たちはこうですよ

(capeta©曽田正人 / 講談社)

「もっとカペタの為になにかしてやろう!」
「もっとF3で結果が出せるような速い車をつくろう!」
「カペタがステップアップ(マカオ挑戦)できるように、もっとチーム力をあげよう」

という顔に見えませんか?
カペタは形ある感謝をすることによって、周りの人に“もっと上の段階に上げる”ことをしたのです。

最高ですよね。
現実性でも『決めてる人』はもちろんいます。もしかしたら、あなたの近くにもいるかもしれませんよ。
私はまだまだですが、自分を信じられるような毎日を積み重ねます。

最後に

それにしても、人生の教科書である『capeta』をエネルギッシュに描き上げた曽田正人先生が大好きなのです。

ではまた。