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こんにちは、サチヲです。
私のブログ読者なら「今さら何を言っているんだ?」と思わず言ってしまうことになるでしょう。
はい、そうです。もう“飲む前から美味しいに決まっている”日本酒というコトです。
なにせ!人からの『おすすめ』以上の様式である人からの『プレゼント』である。
その人なら好きかもしれない…だからおすすめしよう!の上位互換ですよ!!…ちょっと言いすぎでしょうか。
でも!それくらい嬉しいものなのです。
今回の日本酒のいちばんのお楽しみポイントが2点あります。
その土地の人に失礼を承知で言いますと…『兵庫県の日本酒』と、もはやこの世に何種類あるのか…『水酛(みずもと)仕込み』です。
- ブランド(銘柄) ⇒ 神鷹純米酒 水酛(みずもと)仕込み
- 蔵元(醸造元) ⇒ 江井ヶ嶋酒造株式会社
- 使用米 ⇒国産米(兵庫県産)
- 精米歩合 ⇒50%
- アルコール分 ⇒ 15度
- 日本酒度 ⇒ +0.7(日本酒度がプラスであるほど辛口、マイナスであるほど甘口)
- 酸度 ⇒ 2.2(酸っぱさではなく『キレ』のこと)
- アミノ酸度 ⇒ 2.4(アミノ酸度が高いと芳醇で濃厚といわれ甘く感じます。低いと淡麗)
- 飲み方 ⇒ 最初から冷蔵庫でキンキンに冷やしました。
- おつまみ ⇒ サーモンの刺身。薬味はネギ・みょうが・シソを刻んだものに『佐川醤油店 甘露醬油』をつけて嗜む。あと、本さわら西京焼き。
【日本酒】『神鷹純米酒 水酛(みずもと)仕込み』 | 有難いことにお友達から日本酒をいただきました。

うん!これはうまいッ!!
ふくよかで柔らかい飲み口なのに、後味がスッキリしている…いや!甘いな!!
でも、不思議な感じなのですが、日本酒度は+0.7と少ないのにどちらかというと辛口よりの口当たりなんですよね。
これは、酸度が高いからでしょうか。甘口と辛口のいいとこどりのような感じです。
更に!日本酒の色が古酒のように黄色味を帯びているのです。この色を見ながら飲むだけで深みを感じずにはいられません。
どうやら、炭ろ過を控えているから、お酒本来の『山吹色』をしているんですって!
ちょっと本当に珍しい日本酒ですよ、これは。
それにしても兵庫県の米で飲む日本酒は、私め…初めてではないでしょうか。
酒米として愛用されている『播州米』は、昔から実り豊かな穀倉地帯として知られる良質米の産地である播州平野で作られたのです。
やっぱり米は大切ですよね。
そんな豊かなに実ったお米と、次はお水ですよ。
六甲山系の花崗岩と海岸の貝殻層を通って湧き出る地下水に恵まれた江井島の地で生まれたお水は、仕込むと醗酵時に『ごく味』といわれる特有の香味を醸すことから、名水の一つになっているんですって!
しかも、今回の日本酒は『水酛(みずもと)仕込み』です。これは、公式HPである『江井ヶ嶋酒造株式会社』から引用させていただきます。
水酛仕込みは、室町時代に確立された醸造方法で生米を水に浸して乳酸発酵を促すことで酸度を高め、安全に醸造する全国でも珍しい製法です。
口当たりが柔らかく、綺麗でしっかりとした酸とのバランスも良く仕上がっています。
また、仕込み時に麹を多く使うため、米の溶け具合も良く、旨みも充分醸し出されているので、搾ったばかりでも黄金色をしています。
さらに、炭ろ過をしておりませんので、熟成とともにお酒の味は深みを増し、色付きが進み、普通のお酒と比べかなり濃い色になりますが、それがこのお酒の特徴です。
あー!だから口当たりがまろやかな理由は、旨みがめちゃくちゃ引き出されていたからなんですね!!
本当に、製造者の創意工夫に加え、如何においしい日本酒を作る!というコトにどれだけ時間とお金と労力を注いでくれたことか。
もう感謝しかありません。
最後に
そんな日本酒と出来たら兵庫県のおつまみと一緒に嗜みたかったな。…兵庫県のおつまみってなんだろ。
兎にも角にも…美味しく飲ませていただきました。
ありがとうございました。
ではまた。
