こんにちは、サチヲです。

遡ること30年…オリジナルビデオアニメ『マクロスプラス』を手掛け、1998年には『カウボーイビバップ』。2004年には『サムライチャンプルー』
その後はジャズをテーマにした青春ドラマや、宇宙人ハンターを主人公にしたSFコメディ。
はたまた、テロを題材にしたオリジナルアニメに、音楽をテーマにしたオリジナルアニメという具合に…求められモノを適切に世に出し続ける日本が誇るアニメーション監督である渡辺信一郎(わたなべ しんいちろう)をご存じでしょうか。
要するに、現役でガンガン走り続けている『プロ』です。

そんな人が!2025年4月6日よりテレ東系にて全13話のSF、アクション、スリラー、クライムサスペンス満載のオリジナルアニメ『LAZARUS ラザロ』を作ったのです!
「そんなに注目しているなら、何故タイムリーに見てないんよ」というお言葉が聞こえてきますが…はい、なにも言い返せません。
ただ、今はサブスクの全盛期でございます。早速『Hulu』で“やっと”見終わったのです。
あ。ネタバレ無しで感動を語ります。

【アニメ】『LAZARUS ラザロ』 | もう少し巷で人気が出てもいいのではないでしょうか…こんなに素晴らしい作品なのに

見事な完結!見事なシナリオ!そして見事なアニメに感謝です。
これは今後、語り継ぐべき物語として、日本が誇るアニメーションの1つだということは間違いない。
もちろん“あざとく”狙ってるモノは多数ある。
それは過去に対してのリスペクトであり、未来に引き継ぐべき技術や誇りといった有形無形なモノを丁寧に形にしているのだと思う。

デザイン。音楽。構成。声優。アニメーションスタジオ。監督。
そして見えるモノ。見えざるモノである作り手たち。この全てに感謝したい。
これらスタッフの名前を全てあげたら、あなたも『作品の力の入れよう』が分かるはずです。

例えば、アクション監修にチャド・スタエルスキさんを迎えているのです。
映画『ジョン・ウィック』シリーズ監督であり、スタントマンでもある彼の演出は…あえて説明はしませんが、世に一つのジャンルを生みだした『ガンフー』をどうしたって求められるのでしょうけど、違います。
また、次の…いや、全く別の次元のアクションの造形美を生みだしたのです。
これこそ実際の動きを最高の音楽、キャラクターデザイン、効果音、声を、まとめ上げた最高のアニメスタジオで作られた完成形を見て欲しいです。

私も見ながらもう分かってましたよ。はい。
でもね、それでも尚!裏切らない。満たしてくれる。最後には謎の多幸感。
もっと。もっとです。これで終わるはずがない。ラザロ。この先、生きる希望の言葉になるであろう言葉をさりげなく散りばめる。
多少、言い過ぎかもしれないが、この新鮮な感動はちゃんと文字で残したい。ブログをやっていて本当に良かった。

最後に

Wikipedia曰く。
【ラザロ】とは…ユダヤ人の男性で、イエス・キリストの友人。『ヨハネによる福音書』に語られる、イエスによって死から甦る『ラザロの復活』の逸話によって著名な人物である。
とありますが、暗喩やら隠喩やらと言い方は色々あります。
どのように受け取るかは私やあなた次第です。というか自由なので、その辺も一緒に楽しみましょう。
そして『第二期制作決定!!』というニュースは来年にでも走ることでしょう。
ちなみに、こちらが『公式ラザロ』のサイトです。

ではまた。