こんにちは、サチヲです。

このブログを、いつも読んでくださっている大切なあなたに質問です。読みながら、1度はこう思ったコトはありませんか?
「オマエさぁ、結局何食べても 「うまいッ!!」や、何飲んでも 「美味しいィィ~!」っていつも言うよな。もう信用ならんぜよ」
と、感じている人は確実にいるはずです。
なんせ“リアルでも”言われていますからね。実績の裏付けによる、かなり自信がある説です。

そんな高揚して落ち着きのない私の気持ちを、しっかりと抑えるためのブログのカテゴリーがあるのです。
それが【★美味しいね】の一番下にぶら下がっている【落ち着け】でございます。
ここには“私だけが口に合わなかったモノ”や、 「昔おいしかったのに味が変わったな。ぴえん。」といった内容で構成されています。
決して“世間様を代弁”している勘違い輩な訳ではなく、不精私めの“たわごと”ですので…ふまえて楽しんでいただけたらと思います。

今回は…『大人の味についていけませんでした。まだまだでしたね』というお話です。

【落ち着け】『純米無濾過 生原酒 浦霞』 | 自分が苦手な日本酒の種類を忘れていました。だって生原酒っていう響き…あなたも美味しそうだと思いませんか!?

そもそも前回のブログ『浦霞 禅』があまりにも美味しかったので、 「浦霞…やっぱりうまいな。よーし!次は“自分で”違う種類を選ぶぞ~☆」と思って手に取ったのがこちらの『浦霞 純米無濾過 生原酒 1,870円(税込み)』です!!

最初に思いを吐き出させていただきます。
なんか、飲み口がキツイ!なんか、後味にクセがある!ん~なんか美味しくない!のです。
ポイントは『なんか』です。
要するに…よく知らない、分かっていない日本酒の『カテゴリー』に対して、勝手に期待を膨らまして飲んでいただけなのです。そりゃギャップは生まれますよ。

先ず!私めが最大限知るべきコトは『無濾過 生原酒』の部分です。

サケの勉強にさせていただきている、めちゃくちゃ分かりやすい酒サイト『-5度 日本酒ラボ』では…
「無濾過生原酒(むろかなまげんしゅ)」は、「濾過」をしていない「生」の「原酒」です。日本酒を造るうえで、次の3つ『加水・濾過・火入れ(加熱処理)』の工程をおこなわないことを表します。
と、仰っていました。
ふむふむ。もっと詳しく刻ませてください。

  • 無濾過
    日本酒造りの工程で「濾過(ろか)」をしないことを「無濾過(むろか)」といいます。濾過は、搾ったお酒に残る固形物を除去する作業です。同時に、色や香りの調整もおこないます。
    通常であれば、濾過をおこなうのは全部で2回。日本酒を搾った後と、加水をした後です。濾過機と呼ばれる専用の機械を使うほか、粉末状の活性炭をタンクに入れる方法もあります。
    濾過をしていない日本酒は、うっすら黄色く香り豊かなことが特徴です。

  • 加熱処理をしない日本酒は「生」「生酒」と呼ばれます。搾ったままの日本酒は、糖化酵素と呼ばれる成分が生きた状態。そのままでは、味の変化や腐敗の原因になります。
    そこで、日本酒造りでは「火入れ」と呼ばれる低温加熱殺菌を2回にわけておこないます。2回とも火入れをしないものが「生酒」。1回目だけ火入れしたものは「生詰め酒」、2回目だけ火入れしたものは「生貯蔵酒」です。
    一度も加熱しない「生」の日本酒は、できたての味わいが詰まった状態。冷蔵で保管し、鮮度が良いうちに飲み切るのがおすすめです。
  • 原酒
    「原酒」は加水をしていないお酒です。日本酒は、瓶に詰める前に「仕込み水」を加え、アルコール度数と香りを調整します。加水をした後のアルコール度数は、15~16%が一般的です。
    加水をしない原酒は、アルコール度数18~20%と高いのが特徴です。味わいもよりくっきりと明確で、酸味や甘みが引き立つものが多くみられます。
    -5度 日本酒ラボ』さんより抜粋

ね!?めちゃくちゃ勉強になりませんか!?
そもそも!私のサイト構図よりもっと見やすく分かりやすい図もあるので、ここまで読んだあなたには是非!『日本酒の「無濾過生原酒」とは?おすすめの無濾過生原酒13選も紹介!』に飛んで読んで頂きたいのですッ!!

ここまで『無濾過 生原酒』を知ると、美味しく飲める感じがしてきますよね!?
実際の説明としては『香りがフルーティーで華やか。口当たりがなめらか。甘みと酸味が強くジューシーな味わい。』という特徴があるのです。
しかし!私には“そう感じること”が出来なかったのです。

結論。
日本酒世界の奥深さを知りました。同時に、私には“まだ”その味わいを愉しむ味覚を持ち合わせていなかった。
というコトです。

最後に

ついでに『古酒』も、まだまだ私には“早い”日本酒だというコトも刻んでおきます。
日本のサケ。
歴史と伝統、変化するコトと変化させないコトのサジ加減、なによりも美味しい日本酒を作っていただいている人たちに感謝です。
いつも美味しい日本酒を作ってくれてありがとうございます。

ではまた。