【スバニュー】#3 | スーパーコンピューター『富岳』世界初の4冠達成おめでとうございます!!!!!
こんにちは、サチヲです。
めでたくて明るい、素晴らしいニュースだけをお届けする略して【スバニュー(素晴らしいニュース)】のお時間です。
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☆★☆☆★☆もくじ
【スバニュー】#3 | スーパーコンピューター『富岳』世界初の4冠達成おめでとうございます!!!!!
そもそも、スーパーコンピューターって何!?ひと言でいえば「とてつもなく速い計算ができるコンピュータ」です。
ニュースには…
理化学研究所は、富岳が、スーバーコンピュータ世界ランキングの「TOP500」、「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」、「HPL-AI」、「Graph500」の4冠を、3期連続で獲得したことを受けて、2021年6月29日、オンラインで記者会見を行なった。
ん!?3期連続!?てことは、既に1位取ってたの!!!???ってことですよね。あなたは知っていましたか?私、知りませんでした。
どうやら富岳が首位になるのは、2020年6月、2020年11月に続いて3期連続になるんですって。。
いや、もっとニュースにしていいでしょ!?という事で、スバニューとして配信しますね。
2位ではなく…1位の方がいいに決まっています!!!!!
やはり1位を獲るには、どのように生み出されたのか。富士通という会社が80年以上の、ものづくりの蓄積が『富岳』の誕生には不可欠という。
富岳は、石川県かほく市にある『富士通ITプロダクツ』で製造されました。
富岳のCPUなどハードウェアの開発を担当した加瀬将(かせまさる)曰く「やるんだったら一番…そこは目指したいな」と(個人的に)思ったとのこと。
そのような「やり遂げるんだ!」という強い意識を持つ、志の高いリーダーの元開発が進められました。
富岳という名前には、高性能という『高い頂』と、広い応用分野という『広い裾野』を同時に実現するという意味が込められている。
先ず、最先端の半導体技術(CPU…A64FX⇒ひとつのCPUに52もの多くのコアを集積し、更に汎用CPUでは初めて複数のメモリチップを積層した)を採用し、高性能と省電力を実現しました。
更に、『京』で使っていたTofuインターコネクト(ノード間を低遅延、高バンド幅(リンク当たり6.8GB/s)で直接接続するネットワークだ。6次元メッシュ・トーラス接続で最大約39万ノードの大規模システムを構築できる)を強化したものを採用している。
要するに、富岳は、15万個以上の高性能CPU『A64FX』を高速ネットワーク『TofuインターコネクトD』接続して構成されるスーパーコンピュータ、ということである。
沢山のコンピューターを同時に、協調させて動かす。この『協調』が難しいとのこと。
プラットフォームソフトウェア事業本部、篠原誠曰く…
普通に二人三脚をやって走るだけでも難しいのに、我々が、たとえば小学生が30人31脚とか数が増えるだけ難しくなるんですね。今回の場合ですと10万を超える数を一斉に動かさないといけない。で、そうすると10万いる中のひとりがコケたら、みんなコケてしまうんですね。
その解決策が、『TofuインターコネクトD』ということです。実はこれ、6次元なので縦・横・斜め・奥みたいな多次元の結合を行っており、そこで仕事を分けて並列で実行する。というのを超大規模にやるんですって。
これが、いちばんの高速化のポイントで、高い頂に繋がっています。
いやもう、素晴らし過ぎます。もっと詳しく知りたい方は(富士通 (fujitsu.com))で確認できますので、どうぞ。
では、実際にどのような使われ方をするのか?
コレで喜んでいいのですが、まだ先があるんです。その名も『量子コンピューター』!
後、10年以内で、次は量子コンピュータが主流になっていきます。その時にはまた日本がいちばんを粛々と狙っていくだけです。
これは、次世代のコンピューターになります。既に研究を進めているようなので、またその時になったらお話しますね。
ではまた。
前回がこちら。
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次回はこちら。
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