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【子育て】本当はこんな感じに育ってほしいのに、、、理想と現実とのギャップがあるなぁ

★学び イケてる本

こんばんは、サチヲです。

 

・本当はこんな感じに育ってほしいのに、、、理想と現実とのギャップがあるなぁ。
・どうやったらあんなにすごい人(イチローなど)が育つのだろうか。
・自分の子供のために、何かよい子育て方法はないかなぁ。

 

 

このような事を思っているあなたにぴったりな本を紹介します。

【子育て】本当はこんな感じに育ってほしいのに、、、理想と現実とのギャップがあるなぁ

 

子育ての中でも、スポーツ選手の親に特化しているこの本です。それぞれの家族が大切にしているルール・考え方・問題にぶつかった時の対処法などを知ることができます
参考にしてもいいし、反面教師にしてもいいし、ファンとして読んでもおもしろいです。
では早速。

◉鈴木一郎

・子供とした約束は大人から破らない、イチローの主体性を尊重し先ずやりたい事を優先させた。自分は後ろからついていく感じ。
・明らかに違う方向性に行きそうな時はお父さんはこう思うけどどう思う?と暗に軌道修正をする
・自分の時間に子供を当てはめようとするから無理と思うのであって、子供の時間に自分が合わせる。
・目的を持った遊びをする。
やはり最初はイチローさんですよね。
私がやりがちなのは『約束』のところですね。ぐずっている時、その場しのぎで約束してその後で私が忘れるという…子供はしっかり覚えていますからね。
後、『暗に軌道修正をする』のところもいいですよね。私の知っている話がひとつあります。
松岡修造と弟子(日本で素晴らしい実績のある低学年の男の子)が有明コロシアムに試合を見学に行くことがありました。その日、男の子はユニフォームを持ってこなかった。でも忘れたわけではない。松岡修造は持ってくるものだと思っていた。ここで松岡修造は「戻って持ってきなさい」と言わないで、こう言ったんです。
「もし、会場でテニスを披露する場面があったとき、私服がいいのか?それともユニフォームがいいのか?どっちがカッコいいと君は思うんだ」と、選ばしているんです。
しかも、「私服だとみんなに笑われるかもしれないぞ。おれは構わないが君はそれでもいいのか?」と軌道修正というか誘導もいれてから、しっかり自分で決めさせているんですよね
小さいことだと思いますが、言われたことをやるのではなく、このやりとりの積み重ねが『考える力』を育てているんだなと感じました。
次はこの人。

◉丸山茂樹

・子供に考えろ!と怒ってますが囲碁の幼児教育でわかるように、この時期に考えさせちゃいけないんです。親が無知だと犠牲になるのは子供。それに『一生懸命やれ!』というのは親の僭越です。子供の才能を本当に伸ばそうと思うのであれば、面白がるような練習を考えてあげなきゃ
それでも、叱らなければならない時もある。そんな時でも褒めた。2、3良い所を上げてから、ここをもっとこうした方が良いと。
・どんな大御所が書いた本でも、言葉や行動でも、その人がとんな人かを調べないで鵜呑みにするほど危険なことはない。だから、ベンボーガンは反面教師とした。うちの息子とベンボーガンでは体の構造が違っていたから。
ちなみに、ベンボーガンという人はその当時における最強のゴルファーのひとり。そう。ベンボーガンになれとは言わないんです。あくまで変わるのは『親』なんですね。
さらに『親の僭越です』のところ。私なんて「僭越(せんえつ)ながら挨拶をさせていただきます」的な感じ以外に使ったことないですよ。親が立場をわきまえず、でしゃばること。出過ぎた真似をすること。という使い方をするあたり、すでに親のレベルも高いですよね。私もお父さんという強い立場を利用して言葉を使ってないか考えます。
最後にこの方。

◉杉山愛

・普通の親ならここで畳んだものがシワになる!いつまでやってんの!と叱りたくなるが、芙沙子は杉山が飽きるまで遊ばせておいた。大人の生活リズムに子供を当てはめようとするのではなく、子供の時間に自分のサイクルを合わせようと考えていたからである。だから、散歩に行く時も靴を履き終えるまで30分も待って、手伝わないでいた。だって散歩は彼女の為のものだから。
・時間についても、早く寝なさいとかは言わない代わりに、明日は幼稚園だから6時に起きるという約束をして、実際に早く寝ないとダメな事を学ばせた。
・おじさんに怒られるからジャガイモ畑に入っちゃいけないんではなく、ジャガイモの芽を踏んじゃいけないんだよねと。表層的な捉え方ではなくその真髄を教えないと、子供の思考能力が育たないという考え方。
いやはや。『だって散歩は彼女の為のものだから』って、グッと心に刺さりますよね。
最後に、読み終わって私が感じたのは、「よくもまぁこんなに取材をして大変だったでしょうに…当の親だって忘れていることもあるのに読み物としてしっかり作られているなんてすごい。」ですね。
このような本をつくっていただきありがとうございます、という感じで締めさせていただきます。
ではまた。