1巻からの振り返り熟読に関する記事一覧
【ハンターハンター】『非対称』 | 対称的な構図にすることで、より分かりやすく『非対称』であることをまざまざと魅せる…
同じシチュエーションで物語を進めながら、交互に“違い”を魅せていく。 、語気であったり、動きであたっり、佇まいだけで“温度差”を表現する。 わざわざ“戦い”を描かなくても、戦っているようにしか見えない作劇が静かにはじまる。冨樫、恐るべし。 先ずは、マチとノブナガが“ただ”オープンテラス席で座ってお茶を飲んでい…
【ハンターハンター】『木造蔵』 | 似たようなモノは存在しますが、ゴンキルの資金集めエピソードの小ネタ(多分…)なのに
こんにちは、サチヲです。 昔々、一般家庭でもタンスの裏にへそくりを隠したり、机の引き出しを二重底にして大事なモノ(デスノートの切れ端を隠したライトのように)を隠したり、家の壁一面を剥がしたら1万円札がぎっしり入っていた(確か映画マルサの女だ…
【ハンターハンター】『交渉・駆け引き』 | 今後出会う幻影旅団に然り、ひいてはG・I編でも命に関わる…予行練習であろう
冨樫義博という漢は、難解なマンガを描くと思われがちだが…それは違う。しっかり上に上るための『階段』を作っているのである。ただ、その階段の『段』が高すぎて登れない場合もありますが…それはまたの機会に話します。 実は、これから“来る”であろう大きなイベントの前に、見た目は違うが『構造を同じ』にして、尚且つ『小さくコン
【ハンターハンター】『戦闘無し!修行無し!』 | オリジナル且つ多彩な設定の上に、地味な会話と動きの少ないページが…
最近、読み返すポイントが多くて…やっと当初のポイントである『ヨークシン編』に戻りました。 正確には『ヨークシン編』に行くための“つなぎのエピソード”『ゼパイルさん編(勝手に命名)』ですね。 長編モノでは“つなぎのエピソード”はつまらない。という風習があるのを聞いたことがありますか?あのワンピースでさえ、“つなぎエピ…
【ハンターハンター】『モロウとルシルフルから目が離せない』 | 知的で無駄がなく、あまりにも美しすぎる変態紳士たちの狂宴
早く…10月7日発売の週刊初年ジャンプに間に合わせるために、実質33巻からはじまる暗黒大陸編を読み返しているのですが…今やっと34巻です。 正直、中々前に進めないのです。だって、ヒソカ・モロウとクロロ・ルシルフルの変態頂上大戦から目が離せないのです。 “こんなに”読み返しているのに、この戦いを100%理解していると…
【ハンターハンター】『ヒソカの1枚画』 | 新刊も発売され暗黒大陸編を読み返しているのですが…やっぱりヒソカは美しい
何事もなく、9月4日に『ハンターハンター 38巻』が発売されて一安心でございます。 現在、『冨樫を勝手に応援する、振り返り熟読…ヨークシン編』まで行ったのですが、最新刊と連載再開に向けて改めて暗黒大陸編を最初から読んでいるのですが…やはり、ヒソカから目が離せないです。変態紳士の名に恥じない雄姿を、しっかり定期的に魅…