HUNTER×HUNTER 連載再開祈願 #9 | 【トンパ語り】サブキャラにここまで語らせるのか!?
こんにちは、サチヲです。
2018年11月26日から現在まで、冨樫 義博史上最長の連載休載期間を更新中です。
連載再開の願いを込めて、1巻から読み直します。この世にはこんな素晴らしいマンガがあるんだ!ということを、ただただ紹介させていただくシリーズです。
完全に私の感覚と好み…要するに主観だけで構成されているのと、完全にネタバレを含むのに、場面の説明はそこそこで「もう、みんな知っているよね♪」という体で書いてるような、変態ブログと化しているので、肌に合わない方はそっと閉じてくださいませ。。では。。
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☆★☆☆★☆HUNTER×HUNTER 連載再開祈願 #9 | 【トンパ語り】まさかのサブキャラにここまで語らせるのか!?
前回に引き続き、ハンター試験の途中の話ですねー。『多数決の道』という、相変わらず戦う気配のない展開が続きます。
行く先々で、いちいち多数決を取らないと前に進めないルールなんですが…最初はどうってことない状態から、少しづつ4人に『亀裂』が入る変化を丁寧に緻密に冨樫義弘は描いているんですよ。
こんな、簡単で単純な問題からスタートなんですが…
という感じに、途中参加の『毒入りジュース飲ますの大好きオッサン』ことトンパが、亀裂の石をひとつ置いた場面ですね。
ただねぇ。重なるんですよ。。
『意識高すぎて主人公より人気のある雑学・知識大好き美男子こと』クラピカが、しっかり裏付けしてくれました。
トンパといえば、その意見に補足する程度の参加ですが、確実にレオリオに狙いを定めて揺さぶりに来てますね。
で、結局、思い通りにいかないイライラから、レオリオは多数決を取る前に、みんなに相談をしてしまったんです。
いや、まだ、そこまで危機感がない感じに描かれていましたよ。読んでいる私も、「まぁ、そう思うのは仕方ないよね、レオリオ」くらいにしか思っていませんでした。
それなのに、急に…いやホントに急に、次のページから『トンパ語り』のスイッチが入ってしまいます。
これを、クラピカに語らせない(もちろん物語上仕方ありませんが)で、脇役であるトンパの顔の挿絵を見ながら、多数決の極意についての小説を読まされる読者。
後にも、先にも、こんなにトンパを見ることはないのに。のに!再読時には、トンパのことを無意識に目で追ってしまう自分に出会えること間違いありません。
冨樫義弘、最高です。
ではまた。
次回はこちら。
HUNTER×HUNTER 連載再開祈願 #10 | 【初期・キルア】ゴンと表裏一体のキャラクター… | サチヲん家 (sachiway.net)
前回がこちら。
HUNTER×HUNTER 連載再開祈願 #8 | 【戦闘描写】戦いの場面を見せないで強さを表現する… | サチヲん家 (sachiway.net)
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