/>【リコリス・リコイル】『彼岸花と千束の設定』 | ヒガンバナに秘められた想いと、千束の想いが交錯するとき、それは
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【リコリス・リコイル】『彼岸花と千束の設定』 | ヒガンバナに秘められた想いと、千束の想いが交錯するとき、それは

★布教 アニメ

こんにちは、サチヲです。

今回は、リコリスリコイルの世界をもっと味わいたい方にピッタリな記事になっています。
そこで、リコリスの世界を彼岸花(ヒガンバナ)という花を通して、深く掘っていきたいと思います。

最初に言っておきます。
もはやお約束ですが、今回の記事はファンの立場から見た『こぎ付け』ですので…よろしくお願いいたします。

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【リコリス・リコイル】『彼岸花と千束の設定』 | ヒガンバナに秘められた想いと、千束の想いが交錯するとき、それは何を意味するのか

リコリス・ラジエータ(Lycolis radiate)の学名を持っているヒガンバナには、赤以外にも色々な種類があることをご存知でしょうか。
ご多分に漏れず、それぞれの色に対して、花言葉があります。

今回は、赤いリボンを付けた千束のイメージカラーでもある『赤色』。
そして、OPにも出ている赤色のヒガンバナの『花言葉』を見ていきましょう。
コレが最高にいい感じなんじなのですよねェー。

  • ヒガンバナの赤色→「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」「悲しい思い出」

このキーワードを見て察しのイイあなたは、もう既に鳥肌が立っている方もいるのではないでしょうか。

『情熱』=『千束』と言っても過言ではない

先ずは、キャラを表す花言葉です。

座右の銘は『やりたいこと最・優・先!』。そして、考え方は『トラブルを楽しむのが千里流だょー』と、豪語している千束。
まさに明るく前向きに考えて、何事も全力で取り組む姿は、花言葉の『情熱的』にピッタリではないでしょうか。

『独立』=『喫茶リコリコ』看板娘は伊達ではないッ!!

表向きは和風の喫茶店ですが、実のところDAの下部組織という認識で良いのではないでしょうか。
そのリコリコでの看板娘(実働要員)は千束であり、もはや千束の為に存在している組織(喫茶店)なのではないかと思うくらいの仕事の内容です。

幼稚園の手伝い、日本語学校の講師、暴力団の抗争の手打ち、漫画家へのアドバイスなど多岐にわたる人助けをしている千束は、もはやDAの仕事内容とは一線を画す。
これを『独立』と言わずして、なんと言おうか!…ですよね。

言い方はアレですが、現実にDAからの天下り(先生(ミカ)の存在がそう思わせる…)なのか…それに加えて左遷(これは千束同様にたきなも含む…)されているのを見ると、まだまだ喫茶リコリコには『他にやるべきこと』があるのかもしれない。ないのかもしれない。

しかしですよ!
弾避け名人と、射撃名人。パソコン得意っ子に、情報部出身飲んだくれおねぇさんという布陣は、役割的にもバランスが良いのでは。
一個師団級とまで言わないが、少数精鋭と考えれば別動隊として高い戦闘力が揃っているので、DA的にも使い勝手がよさそうな…。

それにしても、喫茶リコリコの団子三兄弟って美味しそうですよね。

『再会』=『吉松シンジ』

成人する頃には人工心臓の寿命が尽きるものの、アラン機関による人工心臓を与えられたことで延命に成功した。
その中心人物が、ヨシさんこと吉松シンジです。

千束は、助けてくれたヨシさんに会いたい。再会したい!という花言葉も回収できるのではないでしょうか。

そしてもう一つ。ヒガンバナの生態は、葉があるときには花は咲かず、葉が枯れた後に花が咲く。
花が枯れると茎だけになり、しばらくすると葉が出てくる…というサイクルです。

葉は花を見ることは出来ず、花も葉を見ることができない。
これは、殺しをしたくない千束と、殺しをさせたい吉松との、合い慣れない関係を示唆しているのではないだろうか。

更に、同じ茎に葉と花があるのに出会えない。同じ世界に住みながら、命の恩人として出会えない2人。

交わることが出来ない『殺し』についての考え方と、出会う事。
その関係は、アニメ内でも表されている。
ヨシさんは打ち明けずにいて、千束に直接会ってはいるが、千束が望む形で会ってはいない。
再会が果たされない。葉っぱと花も再会が果たされない。

…いかがでしょうか。

『あきらめ』=『チンアナゴ』

たきなの思いやりと優しさが大爆発した「さーかーなー!!」を、覚えていますか。
吉永さんに会いたいと願っている千束が、本当は心の中ではあきらめていること。
それを、たきなに吐露した時の事…たきなは千束を励ました、あの回を!

多分、千束は他の人には言っていないと思います。初めて人に弱音を吐いた瞬間だと信じています。
それを察知したたきなの励まし方も可愛いですよね。

私め、2人の関係が熱く深くなっていくのを見ながら…ほっこりして目頭が熱くなったのを覚えています。

『転生』=『人工心臓』

7歳の頃、アラン機関による人工心臓を与えられたことが転生とも言えるし、最終回での新しい人工心臓も転生でしょう。

余談ですが…ミカがシンジを殺し、人工心臓を移植派と、カバンに入っていた派に分かれると思いますが、私はカバン派です。

『悲しい思い出』=『出生』

先天的な心疾患を患い、7歳の頃にはすでに死にかけていた話もあるが、もっと前に両親を失い孤児になったことを指していると思う。
もちろん千束は、悲しい思い出としては語らないと思うし、同情を乞うこともしないでしょう。

それが、悲しければ悲しいほど千束の口からは、出生の秘密は語られないかもしれない。

1期では、リコリスは孤児を匿っているという概要だけ説明されていた。
もしかしたら、この孤児のエピソードが2期で深掘りされる可能性もあるかもしれませんね。

ちなみに、『リコリス』というDAの実働部隊員にも、当てはまることがちらほら…

ヒガンバナの特徴としては…

種をつけないこと。基本的に種子を残さず、球根が分球して増えていきます。そのため、個体ごとの変異が現れず、遺伝的に同じクローンが連綿と続いていることになるのです。

これは、戸籍のない孤児の少女たちで構成されたリコリスを揶揄しているのか。
同じクローンという部分では、高校生風の制服を着用して活動しているのを模しているのか。

更に、

ヒガンバナはリコリンと呼ばれるアルカロイドの一種を含み、毒性があることから、虫除けや獣除け、または雑草除けとして使われる

これは、銃器を用い犯罪者を処分することを任務とするリコリスを表現しているのか…

最後に

ここまで、妄想に更けることの出来るアニメはそうそうありませんよ。

本当に、2期が楽しみです。(やる前提ですが…)

ではまた。

前回はこちら。
【リコリス。リコイル】『千束とたきな』 | ぶつかったことはあったけれども、ぶつかり合ったことは初めてだった… (sachiway.net)