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【戦争の真実】No.3『大東亜戦争』 | かの有名な『ABCD包囲網』『ハルノート』に至るまでの経緯

投稿日:2022年1月12日 更新日:

こんにちは、サチヲです。

戦争についてブログを書く動機は『自分の子どもに戦争の真実を知る機会を作りたい』です。
まだ、5歳と4歳なのでめちゃくちゃ先の話ですが、私はあくまで『きっかけを作りたい』と考えているので、興味があれば自分たちで調べるでしょう。だから、私は全部を講釈するつもりはありません。

ただ、子ども達に「えー!?そうだったんだ!」とか、「え!?なんで?」と興味を持てるような内容にしていければと思います。
もちろん、私自身も学んでいきます。

ちなみに、『戦争の真実』と銘打っていますが、なんてことはありません、ただ『日本から見た歴史』を書くだけです。
最初に取り扱うのは第二次世界大戦です。ヨーロッパ戦線ではなく、『太平洋戦争(東アジア・太平洋戦線)』の方を取り上げます。

あ。日本から見た歴史では『大東亜戦争』ですね。

資料として『学校では教えてくれない戦争の真実 丸谷元人 著』を中心に語らせていただきます。(学校が教えてくれない戦争の真実─日本は本当に「悪い国」だったのか (もっと日本が好きになる親子で読む近現代史シリーズ)  丸谷 元人 著::ハート出版 (810.co.jp)

【戦争の真実】No.3『大東亜戦争』 | かの有名な『ABCD包囲網』『ハルノート』に至るまでの経緯

このお話を聞かずして、大東亜戦争は語れません。もちろん日本から見た歴史です。
では、どうぞ!!

やがて日本と中国が『盧溝橋事件』(ろこうきょうじけん…盧溝橋の付近で演習をしていた日本軍が付近から発砲を受けた事件)をきっかけに衝突すると、アメリカはイギリスなどと共に、中国軍(当時は蒋介石の国民党軍)に対して、大量の武器弾薬と資金の援助を行います。

この武器輸送ルートを、『援蒋ルート』といいます。

相手が中国だけであるなら日本は勝てたでしょうが、大量の武器弾薬支援のせいで、なかなか事態を進展させることが出来なくなってしまい、日本はその国力をどんどん疲弊させます。

そこで日本は、フランス領インドシナ(現在のベトナムカンボジア等)を通って来るこの援蒋ルート止めることを考えました。
ここさえ押さえてしまえば、国民党軍は一気にその戦力を失うからです。

当時、インドシナを支配していたフランスの本国では、ナチスドイツの侵攻によって政権が代わっていました。新しく樹立されたドイツと仲のよいビシー政権は、日本の要求を事実上、受け入れて、日本軍はインドシナに進駐(他国の領土に軍を進めてそこにとどまること)し、そこから援蒋ルートに対する攻撃を行います。

しかし、これは日本と戦う中国を支援していたアメリカにとっては、許しがたいことでもありました。その結果、アメリカやイギリス、オランダなどは、日本に対する石油などの『戦略物資』の輸出を停止し、また、日本が自国内に持つ資産を凍結しました。

これが有名な『ABCD包囲網』(Aはアメリカ、Bはイギリス、Cは中国、Dはオランダ、のそれぞれの頭文字)です。

資源の少ない日本は、このABCD包囲網で急速に経済的に追い込まれていくようになります。

この頃、東條内閣は、もし昭和17年(1942年4月)までに資源輸入再開のメドがつかなければ、日本国内には1000万人から1200万人の失業者が出るという、絶望的な試算を出しています。日本からしてみれば、これは完全に『いじめ』であり『挑発』でした。

なんだか盧溝橋事件も色んな意味で怪しいと思っています。しかし、アメリカがただの『きっかけ』を待っていたことをとやかく言うことはありません。
私は、後手にまわっているとはいえ、歴史を語る上で『時系列』が大切だと思っています。

では、次はどうなったんでしょうか?日本はその後・・・「生きるか死ぬかの選択」まで追い詰められました。

アメリカを始めとする欧米諸国は、ここまで日本強硬な姿勢を取った理由の中には中国アジアでの利権確保以外にも日本人に対する人種的な優越感(自分たちの方がすぐれていると思う心)もありました。

つまり、有色人種(白人以外の人種)の黄色い猿に過ぎない日本人が 欧米諸国と肩を並べること自体が、許しがたい国際社会への挑戦だと感じていたのです。

しかしアメリカには、さらに別のもっと重要な事情がありました、当時、すでに欧州では第二次世界大戦が始まっていて、ルーズベルト大統領は、何とかしてアメリカを第二次世界大戦に参加させたいと願っていたのです。
なぜなら、大東亜戦争が始まる前のアメリカの経済は、1929年の大恐慌以来、ずっと停滞しており、それを一気に回復させるための特効薬は、石油などの各種資源や食料を大量に消費する『戦争』しかなかったのです。

これを『ウォーエコノミー』(戦争経済)と言いますが、欧米では昔から「戦争を最大の公共投資(利益を出すために、国などがお金を出して事業をすること」」とも言われ、最も巨額の富を得られるチャンスなのです。

しかし当時のアメリカ国民の大半は、そんな欧州の戦争に巻き込まれのはイヤだと感じていました。
そして、ルーズベルトも大統領選挙の際、アメリカ国民に対して、「相手からの攻撃を加えられた場合を除いて、海外での戦争には参加しない」という公約(人々に対する約束)を掲げていましたから、自分から日本を攻撃することもできません

そこで彼は様々な謀略を用いて日本を挑発し、日本に1発目を撃たせようと画策(良くない計画を立てること)したのです。

実際、スティムソン陸軍長官は、日米開戦数週間前の日記に、「当面の問題は、我々があまり大きな危険にさらされることなしに、いかにして日本側に最初の攻撃の火蓋を切らせるような立場に彼らを追い込むか、ということであった」と記されています。

そしてついに、アメリカから『ハル・ノート』と言う事実上の宣戦布告を突きつけられます。

それは、フランス領インドシナだけでなく、日本がこれまで努力して手に入れてきた中国大陸から全面的に兵隊引き揚げろ、と言う非常に厳しい内容でした。つまり「全面降伏(全てにおいて服従すること)か戦争か」をアメリカが日本に迫ってきたのです。これがアメリカによる『挑発行為』の最終仕上げでした。

当時、日米開戦を何とかして回避したいと願ってい東郷茂徳外相でさえ、この文章を読んだ時は、目まいがしそうになったほどの失望感に打ちのめされ、長年における日本の犠牲を全然無視し、極東(ヨーロッパから見て最も東にある地域という意味)における大国の地位を捨てよ、と。これは国家的な自殺に等しい。もはや立ち上がるほかない」という感想述べています。

そして日本は昭和16年12月8日、ハワイ真珠湾を奇襲してあの大東亜戦争が始まったのでした。

そしてその結果、日本の国土は2発の原発を含む無差別空襲で焼き払われ、260万人もの人々が命を落とすことになりました。

ここまでよろしいでしょうか。日本の戦争の動機は『自存自衛(国家が自力でその存立を維持し、自国を防衛すること)』のためだという事が判ったと思います。

もちろん、日本には一切の非はない!と言っているのではなく、悪いのは100%欧米諸国だとは言いません。
ただ、このように巧妙な策略があったのは事実なんです。

はたして、このような『流れ』を、日本の教科書は書いてあるのでしょうか。私、全く知りませんでした。

私たち日本人が反省し、教訓とすべきことは・・・

このような相手側の意図や策謀に気が付かなかった、あるいは、それに対するしっかりとした準備が出来ていなかった、という事も含まれるべき。

その準備とは、憲法改正がありますが、それは『はじまり』に過ぎません。
本当に早くしないと、ろくなことが起きません。

オミクロン株が流行ってから2種から5種に変えようとしても遅く、結果、まん延防止のような未だに中途半端な対策しか行われない現実があるように、ワクチンが打たれ落ち着いた夏に改正すべきだったんでしょうね。

同じように、尖閣が有事になってから変えるのではなく、北京オリンピックの前(中国はその後、台湾・尖閣を香港のように事実上領土にするため)に行動すべきだと思いますが…なかなかそうはいかないものですね。本当に今なんですけどね。。

最後に

そして、あの『いじめっ子たちのリンチ=東京裁判』を経ることになります。

それはまた次回に。

ではまた。

前回はこちら。
【戦争の真実】No.2『大東亜戦争』 | 過去と現在の世界の状況と考え方を知ってからでも遅くありません | サチヲん家 (sachiway.net)

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飯沼祥夫

高校生2年でベースをはじめ、文化祭デビュー。
高校卒業してギターの先輩に刺激を受けギターに転向。
20歳でプロを目指し東京へ。
ヴィジュアル系バンドでインディーズデビューも2年で辞める。
その後はパンク以外のバンドを転々とする。
27歳でとある社長の事務所からデビューしかけたが29歳で辞める。
生涯ライブ経験は北海道から九州までのライブハウスツアーを経験もしているので40回くらいでしょうか。
その後、音楽を趣味に変えて楽しんでギターを弾いています。

現在は48歳。結婚は9年目、二児のオッサンです。
私は、嬉しいこと、楽しいこと、感動したことを
人に聞いてもらいたくなるんです。
そして、共感できたら最高だなぁと思ってます。
先ずは、肩の力を抜いて読んでもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします。