【交響詩篇エウレカセブン】『スピアヘッド』 | 操縦者は“パイロット”でなく“ライダー”と呼称される時点でもうカッコいい
©2005 BONES/Project EUREKA
こんにちは、サチヲです。
完全ネタバレ有りです。
20年も前の作品であるが、見返すと「どうしたって最高の作品である」と言わざるを得ないのです。
専門用語を忘れてしまったが、『過去(幼少の頃)に感動した出来事は強烈な保護がかかり“美しいまま”記憶に刻まれる』事があるとかないとか聞いたことがある。
ただ!これを抜きに考えても私にとってエウレカセブンは“まぎれもない”名作なのです。
具体的に良さを上げればキリがないが、たとえば…主人公であるレントンの性格としゃぺり方、エウレカとアネモネの変化(成長)の仕方、各キャラクターや世界観を丁寧に説明できる余裕のある話数、重たいテーマ(差別と区別など)を躊躇なく使う、世界設定がイイ感じ(空に目に見えない波がある・スカブコーラル・賢人会・それぞれ違う目指す世界)、LFOの造形や変形がカッコよ過ぎる、声優であるい小清水亜美さんを初めて好きになった作品、もはやこんな恋愛はマンガの世界だけ!と言える美しも清々しいシナリオ。本当にキリがない。
ここまで素晴らしすぎたからこそ、劇場版が賛否を受ける結果にもなるが…私は良い意味での裏切りと捉えています。
今回は、メカニックデザインである河森正治が生み出したライト・ファインディング・オペレーション。通称『LFO』の一つ『スピアヘッド(チャールズ機)』をアピールさせてください。
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【交響詩篇エウレカセブン】『スピアヘッド』 | 操縦者は“パイロット”でなく“ライダー”と呼称される時点でもうカッコいい

ざっくり“ロボットアニメ”で必ず描かれるであろう『出発シーン』が、この作品でも“もれなく”良すぎるのです。
月光号のプロトタイプである白鳥号から射出されるのですが、足を伸ばして座った状態で射出されるのが…先ずかわいい。
ただ、ただ次である。
通常トラパーという特殊なエネルギー波に乗るためにLFOは、サーフボードのような飛行ユニット『リフボード』に乗らないと空を飛べないのですが…スピアヘッドは違います。

テレビ画面なので分かりにくいと思いますが、“リフボードがLFOに直接付いている”んです!!
ただでさえ最高の機体(世界)を開発したのに、ここまで発展させるか!?…恐るべし河森正治。である。
では、このスピアヘッドのライダーである『チャールズ・ビームス』の胸を打たれるるセリフでお別れしたいと思います。
- レントン少年「スゴい!ボードがボディにくっついてるんだ!」
- チャールズ「んぁ!?音楽っていう目に見えないもんを肌で感じて踊ることも、トラパーっていう目に見えないものを、心で感じてリフることも一緒ってことだぁ
LFOの場合だって問題はボードの有無じゃない。要は波に乗れるかどうかだ。」
本当にシビレマス。
最後に
古くは『クラッシャージョー』から、超時空要塞マクロスではあの!『ガウォーク』をこの世に作り出した河森正治さん…本当に幼少のころから身近な存在だったんですね。大好きです。
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。