/>【気を付けること】『闇金融』 | 新たな手口があなたを襲う『個人間融資』と『先払い買取現金化』とは
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【気を付けること】『闇金融』 | 新たな手口があなたを襲う『個人間融資』と『先払い買取現金化』とは

✒リテラシー お金リテラシー

2022年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられましたよね。
全ての施策に言えることですが、良い事もあれば悪い事もある。

今回は『悪い事』というよりも、『気を付けること』です。
その中でも、やはり気になるのが『闇金融』です。

‥‥気になりませんかね。特に私には必要ないという方は今回はスルーしてくださいませ。

いやね、新たな手口が出てきたので日本貸金業協会の審議役である遠藤清一さんのお話を聞けたので共有させていただきます。

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【気を付けること】『闇金融』 | 新たな手口があなたを襲う『個人間融資』と『先払い買取現金化』とは

先ず最初に、闇金融とはお金を貸して違法な貸し付け(高金利)での利息を得るのが仕事です。
それも長期間にわたって、借主から骨の髄までしゃぶるのが最も美味しいのです。

そのためには、借主にお金が用意できたからといって、借金の完済に簡単に応じることはありません。
借金を全額返すときは、「1週間前に連絡してくれないと受け付けることができないよ」など、訳のわからないことを言うのです。

要するに、結果、延々と利息だけを支払わせる流れに持っていきます。

なんでこんなことが出来るのかと言いますと、営業するには通常、国や都道府県に『登録』する必要があります。
この『登録』をしないで営業しているからこそ、訳の分からないルールや、違法な高金利、悪質な取り立てが出来るんですね。

このような事は年齢関係なく気を付けたいところですが、今回の成年年齢の引き下げによって『18歳、19歳でも1人で有効な契約が行える』ようになった為に、今一度気を引き締めていきましょうね!というお話です。

新たな手口のひとつが『個人間融資』です。そして、その窓口が『SNS』なんです。

『個人間融資』と検索するだけで、多くの怪しげな書き込みがヒットします。
かわいいアイコンで、金融ブラックでもOK!、即日融資します!お金にお困りの方はDMにて!あなたの情報は守ります!という感じで、言ってることは過去と一緒ですが、入り口が多様化しているということですね。

『個人間融資』がSNSで何故有利かと言いますと、取引相手に直接会う必要もなく、ネット上の取り引きだけでお金が手に入り、消費者金融や銀行のような審査もなく、貸し手と借り手の合意さえあれば、誰でもお金を借りられます。

貸し手からしても、超低金利の時代に高金利の貸出ができるので、一種の「資産運用」になります。

闇金融と同様に、結局『個人』というだけで、めちゃくちゃな高金利は当たり前として、取り引き相手の素性が知れないために安全性が低く、犯罪に巻き込まれる恐れがあることなんです。
そもそも『個人』を名乗っていても、実は闇金融だったり、詐欺目的のケースもあるので注意しましょう。

そしてもう一つ『先払い買取現金化』です。

  1. 先払い買取業者に申込
  2. 先払い買取可能か業者側が審査
  3. 売りたい商品をスマホなどで撮影
  4. 業者側に写真を送付
  5. 業者側から査定額の提示
  6. 査定額承認後、業者側より現金振込
  7. 後日、売る商品を郵送

これは、通常の先払い現金化の流れですが、利用者の目的が『商品を売って現金化』ではなく、『初めから現金だけを借りたい』人が存在するんです。
先払い買取は『借金』ではないため、審査は甘く金融ブラックでも利用することが出来るのがポイントです。

これは、早急にお金を借りたい人にとってはこれ以上ない仕組みなんです。
そして、上の流れの『7』をしないで、買い取り現金化したお金とキャンセル料金(違約金名目)を返すことにより、やっていることは闇金融の『高利子貸し』と変わらないのです。

簡単な流れは…。

  1. 実際には商品は売買されない前提で、利用者が『商品画像』を業者に送って商品の買取の依頼をします。
  2. 業者から利用者に先払い代金名目で現金を融通します。
  3. 利用者から業者に対し、先払い代金の返還に加えて、高額な違約金名目のお金を支払うことになります。

これが、新たな闇金融の温床となっている業界なんです。

もちろん、『ちゃんとした業者』は存在しますが、お金が必要なにっちもさっちもいかない『需要』がいる限り、怪しい『供給』は無くなりません。
もうこれは、使う側も出す側もどーしよーもない状態です。。。

最後に

コレを防ぐには、もはや『自分の身の丈に合った生活をする』この一点が出来ていればいいのではないでしょうか。

それでもお金を借りたい場合は、正規の登録業者かを確認し、払いきれる金利かどうかも確認しましょう。

ではまた。