【落ち着け】『山田錦 純米酒』 | 自分の感覚で『美味い!』と感じているが…この際、日本酒の味覚を勉強しようと思います。
こんにちは、サチヲです。
先に言いますと、『山田錦 純米酒 宮水仕込』は“私にとって”美味しくなかったんです。
もちろん味覚は千差万別ですが、そもそも体調や気分や経験で『味』は変わりますからね。
ほら、あなたも10代の時に見た映画やマンガ、本でも“今”見ると…少し感じ方が変わってくる、あの感覚です。
とは言え!ここまでお酒を飲んでいると“そろそろ”しっかり基準を理解して、体調や気分なんかで日本酒の良し悪しを決めるのはやめます!
きっと勉強することにより、私の舌が如何にポンコツなのかが分かるかもしれません。
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☆★☆☆★☆もくじ
【落ち着け】『山田錦 純米酒』 | 自分の感覚で『美味い!』と感じているが…この際、日本酒の味覚を勉強しようと思います。
こちらが、大和田イオンタウンで買った『山田錦 純米酒 宮水仕込 789円(税込み)』です。
先ず、安い!そしてしっかりしてそうな風貌!!晩酌酒(日常酒)を探している私めとしては、味はもちろん見た目も楽しみたいのです。
結論!こちらは『辛口』が好きな方にはめちゃくちゃおすすめですが…私好みの日本酒ではありませんでした。
飲んだ瞬間に辛口特有のトゲが刺さる感じて、その後も“そのまま”変わらずキリッとした飲み口なんです。
私好みはどこかのタイミングで良いので、まろやかさやふくよかさが好きなんですよね。
さて!私も日本酒大好き人間の端くれとして、日本酒度くらいの予想はしますよ。
ここまで辛口なら…日本酒度8はいってると思います!!
では、答え合わせをします。公式の沢の鶴HPを見ました。
- 日本酒度 +3.0
- 酸度 1.4
- アミノ酸 1.4
はい!大幅に間違えてましたぁーーー!!ごめんなさい。でも、相当『辛口』に感じたんですよ。
と思いながら他の数字を見ると「ん?酸度は辛うじて聞いたことはあるけど…アミノ酸ってなんだ??」となりましたので、ここで整理をします。
日本酒度と酸度の定義や数値の意味を知ればポンコツ舌を鍛える事が出来るし、自分好みの日本酒見つけられるのでは!?
今回は、最高の日本酒勉強サイトを見つけました!その名も『日本酒の学校』です。
今後この学校で学び、アウトプットさせていただきます。
- 日本酒度とは……日本酒の比重を表す単位で、15℃の日本酒を注いだシリンダーに「日本酒度計
」と呼ばれる重りのついた浮秤
を浮かべてはかります。
日本酒の重さは含まれる糖分の量によって決まり、重い日本酒は糖分が多く日本酒度計がマイナスの値をとることから「甘口」、逆に糖分が少ない日本酒は日本酒度計がプラスの値をとることから「辛口」と表現します。
今回飲んだ『山田錦』は3だから…辛口寄りの『やや辛口』なんですね。
- 酸度とは……日本酒に酸味・旨味をもたらす有機酸の含有量をの単位で、日本酒 10ml に 0.1N の水酸化ナトリウム溶液を用いて、pH が 7.2 になるまで中和滴定を行った際に使用した水酸化ナトリウム溶液の ml 数です。
酸度が高いと口当たりや味が濃厚でしっかりしている「濃醇」、酸度が低いと口当たりや味がすっきりと滑らかな「淡麗」と表現されます。
めちゃくちゃ分かりやすい!!中心線が『淡麗甘口』寄りになっているところが、日本酒の奥深さを感じますね。
今回飲んだ『山田錦』は日本酒度が3で、酸度が1.4だから…中心に寄った『淡麗辛口』だ!
という事は、そこまではっきりした『ザ・淡麗辛口』ではないのかなぁ…という事も分かるんですね!!
ここまで来たら、更に意味や定義を知りたくなる言葉がありますよね。それが…『濃醇』と『淡麗』です。
- 濃醇……味わいや口当たりが濃厚でしっかりしている。濃い。
- 淡麗……口当たりがさっぱりとしていて癖がない。すっきりと滑らかな。
- 辛口……唐辛子のような「辛さ」ではなく、糖分が少ないため後口に甘味が残らずキレが良い「ドライ」の意味合いである。
- 甘口……アルコールの刺激が弱く、口当たりがなめらか。優しい。
これはもっと早く、明確にすべきでしたね。正直“なんとなく”言葉を使っていました。
ついでに調べた『辛口』の説明は思いの外しっくりきました!
ちなみに、甘口は日本酒の初心者におすすめされることが多いのですが…理由が分かりましたね。
ただ!コレだけでは説明できないことが勉強して分かりました。
それが『日本酒のグルコース濃度』です!!
日本酒の学校では『純米酒や純米吟醸酒など日本酒度がプラスなのに「甘い」と感じる日本酒も多数あります。』と書いてありました。
あれ?今回飲んだ『山田錦』は、日本酒度や酸度だけでは計れない“ナニか”があるのでしょうか。
これは次回、勉強したいと思います。
最後に
自分好みの日本酒に出会わなかったおかげで、日本酒を学ぶきっかけを得ることが出来ました。
人生楽しすぎます。
ではまた。