/> プリデスティネーションの意味|『運命予定説』を推します【ネタバレ無し】
Written by Sachio Iinuma

プリデスティネーションの意味|『運命予定説』を推します【ネタバレ無し】

★布教 映画

こんばんは、さちをです。

スポンサードサーチ

プリデスティネーションの意味とは??

最初にお断りします。ネタバレは無しです。この映画は初見で観てこそ、あなたにとって大切な時間となると思っています。
なので最小限の解説にとどめます。

これは、バックトゥザフューチャーに感銘を受けた人におすすめの映画です。
タイムスリップ系のシナリオがここまで進化した現実に直面します。とはいえ2018年の映画なんですけどね。

さて!

プリデスティネーションの意味とは、運命・宿命、そして『運命予定説』とあります。

ディスティニーではないことと、見終わった後だからこその意味は『運命予定説』を推します。

神学を学ぶと『予定説』という言葉に出会います。ドイツのルターと並ぶ宗教改革の中心となったカルヴァンという人物です。
どのような考えかと言いますと

より徹底した聖書中心主義であり、神は絶対的な権威をもち、人間の原罪はキリストの福音によってのみ救われるというものであった。その神による救済は「予(あらかじ)め定められている」であり、それを定めるのは絶対の権限を持つ神だけである、したがって「人間はすべて平等に創られてはいない。永遠の生命にあずかるもの、永遠の劫罰に喘ぐのも、すべて前もって定められている」とした。そのような人間がどのようにして神への絶対的服従を示すことができるかというと、現世の天職を与えられたものとして務めることでしかできない、と説いた。

この考えからこのシナリオを考え、大衆向けに映画という形にした偉業は凄すぎます。

この予定説の解説には、プリデスティネーションの『運命に対しての受け入れがたい悲しみ』と『憎しみで宿命とあらがう姿』が見事に溶け込んでいます。

タイムスリップ系によくある『タイムパラドックス』は?

タイムパラドックスに対しても、清々しいほど視聴者を置いてけぼりにするというのか、これでもかというくらい畳み込んでいるので、なんか「あー、こーゆーのもアリなんだ」と妙に納得できるほどの説得力のある映像と、はじめから騙す気マンマンの構成が見事にエンターテインメントを実現しています。

あれ?2018年の私は何をしていたんだろう。なんでこの映画に気づかなかったんだろ。いやいやもっと有名になってもいいのではないだろうか。今年のテネットはもちろんのこと、ルーパーやターミネーターなど数ある映画となんの遜色もありません。

もう一度観ます

そう。この手の映画のお約束ですが、これは2回目からが本気の味をかもし出しますのでまた観ますね。

ではまた。