/>作曲するときの基本姿勢 | 『パクッてアレンジ』です。もちろんリスペクト有りです!
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作曲するときの基本姿勢 | 『パクッてアレンジ』です。もちろんリスペクト有りです!

●初心者のためのギター教室 ●初心者のためのバンド教室 ★音楽の教室

こんにちは、サチヲです。

オリジナル曲をつくる時に、どうしても煮詰まってしまうことってありませんか?
それは、オープニング、リフ、ソロ、構成、歌詞など、作曲するうえで、どんなタイミングでも忍び寄ってきます。

そこで、解決方法のひとつとして私からの提案です。

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作曲するときの基本姿勢 | 『パクッてアレンジ』です。もちろんリスペクト有りです!

この素晴らしい風景の写真も、どこか似ているところはありませんか?青空を大きく見せることで奥行き、大きさを表現している。手前の白い花と奥の白い建物の色を合わすことによって統一感を出している。他にも、昼間の撮影時にはどのレンズを使うかなど、テクニックや人が見て感動しやすい構図などが存在しています。

それは普遍的なモノかもしれませんが、音楽の世界にも当てはまります。

過去の偉人が作り出した音楽からも、最近の音楽からも分け隔てなく、学ぶものがあります。

パクっていたら、もはやオリジナル曲とは言わないですよね…

そんな声も聞こえてきますが、これを行うにあたって注意事項があります。

正確には、パクって(拝借して)アレンジ(音楽では編曲と訳する)するんです。
気を付けていただきたいのが、パクって終わりにするのではありません。パクった後アレンジ、編曲するのです。

編曲とは、さまざまな音楽的な装飾を加えたりすることです。その編曲を『あなた』がやるのです!そこにあなたの『オリジナル』と呼ばれる要素が誕生するのです。

さて、これを良しとしない人もいるでしょう。もはや『オリジナル論』の違いです。
「自分の中から湧き出てくる感性をそのまま形にするんだ!」という感じにやるのも、それはそれであなたの道。あなたを貫いてください。

「それも有りだ!」と思われた方は先に進んでくださいませ。

具体的には、普段から聞いている音楽で良いと思った部分をメモしてください。もうノートいっぱいになるまでメモしましょう。

大切なのは、『あなた』が良いと思った部分です。これが大切。

さらに、その良いと思った部分を『カテゴリー分け』で、後で確認するときにわかりやすくしておきましょう。

私のカテゴリーのネタを共有しますと。

構成・転調・ギターリフ・ギターソロ・ギター音・ドラム・ベース・ブレイク・コーラス

という感じです。私はギタリストなので、ギターネタが多くなっています。
この辺は、『歌メロ・歌詞』など、あなたに必要なカテゴリーを増やしてください。

ちなみに、私の『歌詞』は、すべて『マンガ』から拝借しています!(もちろん私の人生からきたものもありますよ…)

これも注意点です。いざ作曲時に過去のCDを引っ張り出して見つけるのではなく、普段の生活からこれらのネタを貯めておくんです。

普段何気なく聞いている音楽も、あなたが選んだ、出会った音楽です。きっと何かしらの感動や好きな部分があってのことだと思います。

その感動や好きな部分を明確にメモするんです。「この曲の1:34秒の歌メロがカッコイイな!!」という感じに。

その明確になった好きな部分が、あなたの感性の片鱗です。それを集めたものから、あなたが選びアレンジしたものが、『オリジナル曲』の足しになるんです。

このような感じで作曲をしていたので、ある日を境に、いいと思った音楽なら『分け隔てなく色々な音楽を聴く』という意識に変化してきました。
ちなみに、色々なジャンルとまでは言いません。J-POPならその中のジャンルで色々聞いてください。それでいいと思います。

ただし、特徴的なアーティスト一人だけを聞いていると、オリジナル曲も絶対にそっちに引っ張られますので気を付けてください。
分かりやすいところで、長渕剛好きはどうしても長渕になって曲の合間に「セイッ!!」って掛け声を入れたくなったりするアマチュアアーティストっていませんか?
メタル好きは、アコースティックギターのバラードを作っても、余計なうるさいギターソロやら、ギターの歪んだ音やら入れたり、ドラムまでツーバスになってしまうバンドっていませんか?

何度も言いますが、それはそれでいいんです!!!!!

前提として、『あなたが考えた、決めた、信じた道』を歩んでください。どんな形であれ、どの道でもゴールはあります。

オリジナル曲とは、あなたが感動した出来事を音に変えて形にしただけです。ただそれだけです。
パクったとしても「似てる…」と言われるだけで、それはもうちゃんとした『あなたのオリジナル曲』ですから安心してください。

最後に

『オリジナル論』という言葉が出てきましたが、私が思うことを恐れずに言うと『ゼロから何かを生み出すことは無い』です。

今回よりも突っ込んだ話になりますが、オリジナル論 | 不毛な戦いになりがちな『オリジナリティー』という呪縛 | サチヲん家 (sachiway.net)

で、詳しく語っているので、作曲で壁にぶつかっている方や、オリジナルが出てこないと悩んでいるならば、合わして読んでみてもいいと思います。

改めて、あなたの人生の『音』がより良い『形』になりますように。

ではまた。