/>弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#6 | 『怒る人間、叱る人間は、一人の担当でいい』という
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弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#6 | 『怒る人間、叱る人間は、一人の担当でいい』という

★学び 弘中勝

こんにちは、サチヲです。

私が勝手に感じているイメージで申し訳ないのですが…自己啓発的なフワフワしたものを嫌い、目に見える行動と分かりやすい言葉ではっぱをかけながらも、冷静沈着で超絶現実主義者で、なによりも企画力がズバ抜けている『弘中勝』のイケてる人の言葉を共有させていただく時間がやってきました。
この考え方が、あなたのお役に立てますように。

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弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#6 | 『怒る人間、叱る人間は、一人の担当でいい』という

叱り方について

人間が一番精神的に参ってしまうのは、「責めの上塗り」をされた時です。

いじめられるという苦痛を味わった挙句に、担任の先生や友達が見て見ぬ振りをしたり、「いじめられるおまえにも原因がある」などと責めたりすることです。

さらに責められてしまうというのが一番、救いようがないぐらいに追い詰められてしまう原因です。

セカンドレイプなどという言葉がありますが、すごく精神的に参っているところに「おまえも悪いよ」という責めを重ねられると、もはや絶望的になってしまいます。

例えば、学校で先生にしこたま怒られてしまって、本人もシュンとして落ち込んでいるところに、母親が「そんなことで先生に怒られるなんて!私は恥ずかしくて外を歩けないわ!」などと家でも同じことで怒られる。
しかもそれを後から帰宅してきた父親が聞いて「おまえ、学校でそんなことをしたのか!どういうことだ! ちょっとここに座りなさい!」と、さらに同じことで怒られる。

こんなことを繰り返されたら、子どもは誰だってどんなことにもビビって勇気が出せなくなったり、悪事を隠す人間になったりするのは当然です。

何か現場でミスをしてしまった場合に、社長や役員のようなお偉いさんがミスの本人を呼び、「なんでそんなことをしたんだ!」と問い詰める。

でも、そんなことはとっくの昔に、現場責任者にしこたま怒られているはずなのです。
それを後になって出てきた連中がまた怒ると、「いつまで怒られ続けるんだ、これ」と、本人は立ち直れなくなってしまいます。

怒る人間、叱る人間は、一人の担当でいいのです。

その現場に直接関係がなかったその他の連中は、「まあ直接の上司にすごく怒られたんだろうな」と思って、怒る役目は譲ってあげるべきです。
経営者など一番上の立場は、直接叱る役目ではないのです。

本当に、どんな経験をしたらここまで言語化ができるのでしょうか。
本当に頭がさがります。

この件について、実は私たち夫婦の間にも『取り決め』があります。

それは、『2人で一緒に子どもを叱らない』です。

これは、妻からの提案です。さすがです。
要するに、一人が怒ったら、一人は逃げ道としての存在となるのです。
これが機能すると、いわゆる『打ちのめされる』ことがなくなり、子どもに考える余裕が出ます。

とは言え、子どもの性格にもよりますが、我が家ではいい感じに機能していることは確かです。

最後に

これは、子育てだけではありません。どんな社会でも、人間関係でも、集団になると発生する恐れがあります。
わたしも、会社で知らない間に相手を追い詰めることがあったのかもしれません。可能性はあります。だって、はじめの人以外はただ怒りを重ねているだけですからね。

言われているほうはたまったモンではありません。
叱るな、ではないのです。叱り方なんですね。

ではまた。

前回がこちら。
弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#5 | 今回は『スタートを切っておく』というお話です

次回がこちら。
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