【うる星やつら 2022】『4話』 | クラマ姫あらわる!特に重要なキャラクターではないが重要な役割がる。それは…
こんにちは、サチヲです。
うる星やつら2022版のアニメを見ながら、ゆっくり自由に愛でるという、オタク街道まっしぐらブログです。
当時の思い出と現在の進化を肌で感じながら、るーみっくわーるどの原点ともいえる作品を共に楽しみましょう!
では、第4話「口づけと共に契らん!!」を愛でていきましょう。
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☆★☆☆★☆もくじ
【うる星やつら 2022】『4話』 | クラマ姫あらわる!特に重要なキャラクターではないが重要な役割がる。それは…
うる星やつらの世界観の説明です。
うる星やつらというか、あたるが住んでいる友引町には…
異星人が頻繁に迷い込んできたり、遊びに来たり、なにかとみんなの生活を邪魔しに来るんです。
そんな住人たちは余すことなく愛すべきアホな人たちがいっぱいで、それぞれわがままに自由に迷惑をかけながら生きているんです。
しかし、人は絶対に死にません。既に死んでいる人はいますが、基本どんな仕打ちを受けても死にません。
このような世界観を当たり前にするための重要なエピソードでもあります。
なので、細かい整合性やらは置いてください。肩の荷を下ろしてよだれを垂らしながら見るくらいがちょうどいいんです。
- 4話の初出した主要キャラ
・クラマ姫…クラマ星のからす天狗一族の女王。
・カラス天狗長老と、ただのカラス天狗。先代と初代長老…今後、画面の端っこにひっそり出てくる場合があるので楽しみにしていましょう。
なによりも高橋留美子が描く、動物の色、形、サイズ感、どれをとってもかわいい!
面堂は置いといて…カラス天狗という架空の動物だけど、高橋留美子の特徴として異様に目がかわいいですよね。
しかも、キャラの感じは普通の人間のようなコミュニケーションを取らせているから、友引町にこんなのがいてもおかしくない空気を出しているし、見ている私たちにも「こんなのは当たり前にいますよー」的な世界を馴染ませていくんですよね。
後、クラマ姫が寝ていたカプセルを覚えていますか?
あれ、しれっとコールドスリープという概念が出てくるくらい未来の文明が目の前に出てきたと思ったら
起きるのは『接吻』というおとぎ話のような解除方法が出てくるくらい文明がごちゃ混ぜになっているんです。
そこに、アホな男どもが欲望のままに行動加することに加え、二股どころではない複数股をかけるくらい複雑な恋愛模様も入り込み、どんどん話がややこしくなるのに…結果、しっかりギャグで落とす構成は、まさに『ラブコメ』のジャンルの創始者(諸説あり)とまでは言わなくても、広めた功績は大き過ぎます!!
この、『アホ・エロ・ギャグ』のサジ加減と、融合の仕方が高橋留美子にしか表現出来ませんよね。
このような唯一無二の世界観を1978年から作り上げ、それを時空を超えて2022年に呼び起こそうとしているだけでも奇跡なんです。
暴力やエロの価値観や倫理観も全く変わってしまった現代に、それらを『ギャグ』としてどう取り込むのかも鑑賞ポイントのひとつですよね。
第一話で、ラムのブラがとれた映像で答えも出ていますが…『ギャグとしてそのままやり切る!』という答えを出してくれてうれしいかったです。
当時も、ラムのブラが外れてはだけるのを押井守は放送までギリギリまで隠し通した(諸説あり)という噂まで出るくらい、昔もクレームの対象だったのを考えると感慨深いものがあります。
今回の、接吻シーンも「ぶっちゅぅ~~」(効果音も面白かった!)というくらい、むしろ健全な高校生男子の実態をそのまま表している『あたる』は最高に大好きなんです。
そうです。別に格好つけなくてもいいんです!好きな人には好きと言いましょう!!
とは言え、よくもまぁラムの目の前でキスが出来ますよね。そこにもシビレるし、憧れるんですよね。
本当に何度も言いますが…クラマ姫の宇宙船の中は畳が敷いてあって…
そこにちゃぶ台を置き、お煎餅とお茶で会議しているのが本当にいい!
長老と部下との温度差も面白いしね。
ちなみに、クラマ姫の髪の毛?のデザインが丸くなって可愛くなりましたね。
昔の、もっとハーピーみたいな感じだったのもいいですが。
あたるの恋愛観が一つ公開されましたね!
ラムが「どうしてあんなのがいいっちゃ?」と質問された時
あたるは「一夜の契りってのが魅力的なんだよなぁ。後腐れがなくて。」と、イケヴォイスでラムに説明するんですよね。
これは、全男子の心の声ではないでしょうか(笑)
結果、終太郎もあたると変わらん『ただの女好きのアホ』がバレるエピソードなんです。
なんせクラマ姫にも「中身が同じでも、入れ物が違えば良い」と言われるくらいですからね。
あと一つ!あたるの秘儀『釣鐘落とし』が初めて公開されましたね!!
これで今後の物語のスピード感が、もっと増すことでしょう。
最後に
どんな暴力描写も、そんなエロい描写も、安心して笑って見れるのがうる星やつらなのです。
ではまた。