/>【うる星やつら 2022】『5話』 | ハチャメチャなのはキャラだけではない!モノにだっておかしな意思が宿る!!
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【うる星やつら 2022】『5話』 | ハチャメチャなのはキャラだけではない!モノにだっておかしな意思が宿る!!

★布教 アニメ

こんにちは、サチヲです。

うる星やつら2022版のアニメを見ながら、ゆっくり自由に愛でるという、オタク街道まっしぐらブログです。
当時の思い出と現在の進化を肌で感じながら、るーみっくわーるどの原点ともいえる作品を共に楽しみましょう!

では、第5話『愛と闘魂のグローブ/君待てども…』を愛でていきましょう。

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【うる星やつら 2022】『5話』 | ハチャメチャなのはキャラだけではない!モノにだっておかしな意思が宿る!!

錯乱坊(CV:高木渉)(うる星やつら ©高橋留美子/小学館)

うる星やつらに無くてはならないモノが『アイテム』です。今風に言えば『ガジェット』と言いましょうか。

今回は『グローブ』が登場しましたが、他にも『瓶』や『薬』といった普通のモノに『悪意(いたずら)心』を詰め込んだモノが、どこからともなく登場するんです。
まるで、スタンド同士が惹かれ合うが如く…そう、アホにはアホが惹かれ合うように。
それらが、なぜか友引町に。もしくは学校か、あたるん家に。

愛すべきアホなキャラクターと、ありそうであり得ない世界観、そこに奇抜なアイテムが加わることにより、うる星やつらを『何でもあり』で面白くしているんです。

  • 5話の初出した主要キャラ
    ・呪われたボクシンググローブ…はめたら取れない。左右共に『悪意(いたずら)心』が満載。
    →愛のクリンチグローブ(右手)…対戦者に抱きつき仲良くしたがる…という因果なグローブ。
    →怒りの闘魂グローブ(左手)…試合後だろうが飯を食っている最中だろうが、近づくものを殴り倒す…これまた因果なグローブ。
    ちなみに、呪いの解除方法は…右手は満足するほど抱きつき、左手は満足するほど殴ったら、呪いは解ける(グローブが取れる)

このエピソードであたるの女性に対する心得を知ることになります。

(うる星やつら ©高橋留美子/小学館)

「アホ。おれは女は殴らん。」
先ほどの呪われたグローブを両方付けたあたるが、近づいてきたラムに対して右手で肩を抱き寄せ、そして左手で殴ろうとした時…自らを盾にしラムを殴らなかったときに出た言葉です。

私、言っておきますがうる星やつらのでの推しは『あたる』ですから!高校生の頃の私の考えは「ラムは可愛いし愛情深いけど、攻撃的すぎるから嫌だ!」でしたから。
これはある意味、ラムとの結婚する将来をちゃんと考えての答えですから!もちろん、気持ち悪いことは重々承知ですけど。

特に、あたるの浮気性であっけらかんとした表向きの表情と、実は『いい人』という側面を極々たまーーーにしか出さないスタンスがとても好きでしたね。
この頃から私は、どこかあたるを目指していたところがあったと思います。
しかし、まだ未熟だった私はあたるほどアホに成りきれなかったので、なんのギャップも生まれないままオタク高校生として過ごすことになりましたが。

アイテムと言えば、この辺から面堂の『刀』が、どこからともなく出てくるようになりましたね!

(うる星やつら ©高橋留美子/小学館)

この刀は折っても2秒後にはまた『生えてくる』し、決して人を『殺めない』刀として未来永劫共に歩む大切なアイテムです。

他にアイテムと言うには忍びないですが『擬音』も、うる星やつらの世界では大切なアイテムと言っていいでしょう。

高橋留美子が初めて考案したと言っても過言ではない擬音が満載なんです。
お風呂の場面では『かぽーん、こーん』。人が吹き飛ぶときは『ちゅどーん』といった擬音は、時にはエロいのにエロさを軽減したり、時には暴力なのに暴力に見えなかったりする不思議な効果を醸し出しているんです。

こればっかりは、実際に見れば一目瞭然です。
2022版では、声優の方たちが「バリバリバリ~!」とラムが言ったり、「さわさわ」とあたるが言いながら女性の体を触ったりといった具合に、直接『声』を吹き込んでいるのが新鮮でいい感じですよね。

君待てども…手を繋ぎたいというラムの素朴な願いと、夫を立てるラムの器量を垣間見る『クミノオトコ(組の男?)ちゃん』

(うる星やつら ©高橋留美子/小学館)

ラムがわざと面堂に抱きついて、あたるにヤキモチを焼かそうとしても無理で、いよいよラムがあたるに愛想を尽かす。
というよりも、あたる自身に女性から『イタイ思い』をしてもらおうとするも…。

結局ラムはあたるのことをほっとけずに、髪をアップにして私服に着替えてあたるを迎えに行く。
もうこれは全男たちの理想の女性ではないだろうか。

さすがのあたるも、ラムの魅力に気づき(元々あるため再確認)ラムの手を取る…。

もうね、たまにこうゆうエピソードを挟み込むあたりがニクイんですよ。手放しに「あたるはひどい男だーー!」と言い切れないんですよ。

最後に

あーーー。高校生の頃にあった純粋な心に戻りたい。
そりゃ、50歳になれば汚れますよね(笑)

ではまた。