【ことわざ】『惚れた目には痘痕も靨』 | ずーーーーっと昔から相も変わらず脈々と受け継いでいるんですね
こんにちは、サチヲです。
江戸中期頃から江戸で流行っていた『洒落本』といって、遊里の内部や遊女・遊客の言動を、会話を主にして写実的に描いたものに、この言葉が載っていました。
現代で言うなれば、『銀座のクラブで日本一を売り上げるキャバ嬢の会話術』みたいな本でしょうか。…違うかな!?
その中で、私が気になった言葉がコチラ。
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☆★☆☆★☆【ことわざ】『惚れた目には痘痕も靨』 | ずーーーーっと昔から相も変わらず脈々と受け継いでいるんですね
昔も今も変わらず、恋は盲目と言いましょうか。
よーーく考えると、結構ひどいこと言っているように聞こえますが…惚れた本人からしてみたら全く関係ないのでしょうね。
ちなみに『あばた』とは、天然痘で高熱と全身に水泡が出て、それが治ったあとの皮膚に残る小さなくぼみのことを言います。
その皮膚に残った大量のくぼみですら、笑顔になる時にほっぺにできるくぼみ(えくぼ)に見えるという事ですね。
でも、ここまで人を好きになることって素晴らしいと思います。
たとえそれが片思いだとしても、ここまで振り切って好きになったら両想いになる可能性は十分にあると思います。
ただし、注意する点として『人に迷惑をかけないこと』です。
いくら好きだからといって、なんでも許されるわけではないのです。
デリカシーの無い言葉を相手に言う。相手が嫌がる愛情表現をする。相手のタイミングを考えないで自分勝手に話を進める。
自分が今まで生きてきた中で培われてきた揺るぎない『こだわり』という正義が、相手の正義と一緒だってことはありません。
使い古した言葉ですが、戦争とは『違う正義同士の戦い』です。だから、正義は勝つ、は間違いで、勝った方が正義なんです。
好きになった、惚れすぎて盲目になるのは仕方ないことですが、あなたの好きな『相手』まで見えなくなってしまっては本末転倒です。
相手をめちゃくちゃ好きになった時、一度立ち止まってください。そして深呼吸をしてください。
そして、「自分の正義は相手にとって『あばた』なのか?『えくぼ』となるのか?」と、相手の反応を見ながら調整しましょう。
落ち着けば、相手との適切な距離感がはっきりと見えてくるはずです。
そしたら、きっといい関係になれるかもしれませんね。
応援しています。
ではまた。