/>【マンガ】『バウンサー』 | 暴力描写がリアルすぎて閲覧注意なマンガなんですが…だからこそどの作品より暴力に向き合う…
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【マンガ】『バウンサー』 | 暴力描写がリアルすぎて閲覧注意なマンガなんですが…だからこそどの作品より暴力に向き合う…

★布教 マンガ

こんにちは、サチヲです。

冗談抜きで、グロイ描写や暴力に耐性が無い人はおすすめできないのですが…それを凌駕する異色の魅力を放つのがみずたまこと先生が描く『バウンサー』です。

今回は、怒りにも似た吐き気をもよおす内容なので絵は載せられません。文字だけです。

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【マンガ】『バウンサー』 | 暴力描写がリアルすぎて閲覧注意なマンガなんですが…だからこそどの作品より暴力に向き合う…稀有な存在

主人公である獅子戸丈一郎が『東京フィスト』という民間警備会社に出会い、その社員達との関わりや自身の成長を描いたアウトロー漫画…と説明がされるのですが…その実、困難や外敵から自らの暴力を持って弾き返す仕事(バウンサー)としての内容になります。

さて、獅戸とその先輩である蜂野と一緒に、とある小学生を警備することになるのですが…。
その小学生がイジメに屈して自殺する前に助け…その後、「やり返したい」という願いを聞いたときに説明した言葉です。

イジメとは暴力である
その言葉自体、暴力を子供用にキャッチーにした表現ということだ
暴力とは理不尽で抗うことのできない力の事をいう
暴力そのものに善い暴力も、悪い暴力もない
暴力は暴力でしかない事を理解して欲しい

なのでイジメという暴力に対抗するにはより強い暴力の使用しか方法がない
やり方は大きく分けて3つある

1.法律を利用し国家暴力を使う方法
現在  日本には『いじめ防止対策推進法』という法律がある
なので学校や教育委員会はイジメの実態を伝えれば動かざるをえない…
君の場合は殴られた事実もあるので暴力行為がされるだろう…

2.イジメの証拠を動画などで撮りマスコミなどにリークするなどイジメを公にして社会的制裁という暴力を行使する方法
これは一つ目の方法で学校側が上手く機能しなかった時に非常に有効だ

3.自助努力で暴力を身につけ使用する方法

確実なのは1.2の方法を選ぶこと
3つ目は一応決闘罪になる…

さぁ、その小学生はナニを選び、バウンサーである獅戸と蜂野はどう応えるのか…この“流れ”がこのマンガの魅力の一つでもあります。

暴力を持つにしても、その覚悟と考え方とやり方を事細かに描写します。
小学生の男の子を一人の依頼者として真摯に向き合い、暴力に対してここまで寄り添うマンガは正直初めてです。

とはいえ、手放しにおすすめはしません。
実際に今回のイジメも含め、その前後も胸糞悪いエピソード満載なので細かい説明は省きましたが…私的には、来年出るであろう新刊が楽しみです。

最後に

おすすめは出来ないのですが…イジメに対する考え方や対策がとてもうなづける内容だったのと、単純に好きな作品なので“また”書いちゃいました。

ではまた。