【ワンピース】『社員それぞれの顔』 | 麦わらの(株)に新たな風と価値観をもたらしたビビ!一度立ち止まり様子を見ましょう
こんにちは、サチヲです。
ワンピースを『会社経営』というフィルターで見て勝手に考察する、ワンピースファンに怒られる読み方をするコーナーです。
さて、エピソードとエピソードの間に『とんでもない情報をぶち込む』ことが好きな尾田栄一郎先生ですが、今回は違います。
社長であるルフィや各社員の成長とそれぞれの考え方、ひいては各役割を明確にするエピソードが挟まれました。
『だからこの会社は大きくなる!』と思わせる、大切なエピソードです。
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☆★☆☆★☆もくじ
【ワンピース】『社員それぞれの顔』 | 麦わらの(株)に新たな風と価値観をもたらしたビビ!一度立ち止まり様子を見ましょう
先ずは、麦わらの(株)の社長であるルフィです。
ひたすら前を見続け、笑顔と真剣さを持ち合わせている姿はまさにベンチャー企業の若手社長の“それ”ではないでしょうか。
一般社員であるウソップみたいな社会人なりたての人は、こんな意識高い系の社長に出会ったら…そりゃついて行っちゃいますよね。
そんな高いカリスマ性があるのに!同じ目線で歌い笑い、怒り、悲しむことが出来るのがルフィ社長なんです。
更に!ルフィにはリーダーに必要な『方向性(着地点)』を常に明確に示すのです。
リーダーは自分が発言している事、とっている行動に対して、着地点が曖昧なまま何かを始めたり言ったりして「気が付いたらどこかに行くだろう…」では困ります。
「宝を取り戻す」「飯を腹いっぱいに食わす」「影を取り戻す」「アイツをぶっ飛ばす」。ルフィはいつだってゴール地点を明確に設定し行動する。
ただ!そのやり方が分かっていないんです。
しかし、心配することはありません。
ルフィの周りには、それを補うことが出来る優秀な社員がいるんです!
社長の決めた着地点に向かうために具体的な戦略を立てたり、あるいはプロセスや役割を明確にしたり、組織を整えたり切り開く力を持った社員たちが揃っているんです。
それが、彼らなんです!!
ウソップを一般社員とあえて言っていますが…
この会社に入るくらいですから意識と夢の大きさは尋常ではありません。
以前のブログでも語りましたが、ルフィやゾロといった“人間離れ”したキャラクターの“凄さ”を表現するためにも普通のリアクションを担当している貴重なポジションを担っていながら、会社の中では一番の成長を遂げるふり幅の大きな魅力的な社員なんです。
生まれて初めて『目標となる人物』と出会ったことで、勇敢な海の戦士の道筋が見えたことが相当うれしかったんでしょうね!
ウソップの良いところは、叶えたい事をしっかり口に出して言う事です。
これは出来るようで、地味に難しいことです。宣言することによって知らない間に協力者が増えていくんですよね。だって、ルフィやゾロやナミは、ウソップの願いや考え方を“既に知っている”のですからね。その背中の押し方も良いので…今後の楽しみにしましょう。
最後に役割的な話をしますと、超現実的な…リアルな現在の状況を教えてくれますよね。
夢見がちボーイにありがちな『現実が見えていない』という危険な状態からウソップは引き戻してくれます。
これが地味に大切です。
ウソップ同様、一般社員ながら財務管理をしているナミです。
私たちはまだ…ナミの出生を知らないので“全て”分かっているとは言えませんが、彼女の歴史を振り返ると思うことがあります。
それは、ナミの心からの笑顔が見れている事です。
もちろんルフィ社長をはじめ、他の社員のおかげで過去を断ち切り、本当の意味で前に進めるようになったのは本当に喜ばしいことです。
当初のナミについてはこちらに書きましたが、ひと段落したタイミングでナミの笑顔が見れるのは、如何に麦わらの(株)という会社に身を置くと決めてくれたからでしょう。
ナミにはナミの正義があり、他の社員は“それ”を受け入れている。だから共に進むことが出来るんでしょうね。
麦わらの(株)の稼ぎ頭である第一営業部長ゾロ!!
さすがゾロです。人生の加筆修正を怠ることはしません。結果『勝った』が、その過程を良しとしないで突き詰める姿にはいつも驚かせてくれます。
前のブログでも語りましたが、私の目から見ても十分…というか最大限やり切っているんですよ!なのに!!まだ「甘ぇ……」と自省する。
常に先陣を切り、常に道を切り開くのは自分の役目なんだ!という想いと共に、社長に次ぐ役職である『副社長』に上り詰めるゾロは、ナンバー2としての考え方や行動が変わっていく姿が最高にイカしてるんです!
その下積みとは思っていないにしろ、営業第一部の代表として研磨する姿は私にとって眩しすぎますね。
と言うのも、リーダーの資質である『鉄をブッた斬れるくらい』という明確な着地点も示しているところが「さすが!未来のナンバー2!!」と言ったところでしょうか。
第二営業部長であるサンジは本当に必要なバランサーなんです
『麦わらの(株)』の中で、状況把握と危険察知能力(レディ限定だが)の持ち主が、第二営業部長であるサンジである。
そこにゾロに次ぐ『強さ』を持ちながら、人の話もしっかり聞けて、更に作る飯もうまい。
こんなオールマイティーな社員ってそうそういませんからね。
女性が大好き!と言っても無理やりどうこうすることは無く、むしろ紳士な対応をしているし、相談能力も高いからこそ出る『笑顔』が最高に安心感を与えてくれますよね。
緊迫感のある状況でも未来を信じ、打破する力もあり、空気を柔らかくする力もあるサンジには目が離せません。
特にサンジの、目標設定能力の高さとそれを実行する行動力には定評があります。
チームの目標達成のために「如何に自分が動けばいいのか!?」を明確に予測して動くことの出来るのがサンジなんです。
その性質上、単独で動くことが多く…「あれ?サンジは何してんの?」という時にも、しっかりかゆい所に手が届くような動きが出来るのも、営業能力(戦闘力)の高さがあるからではないでしょうか。
そして今回のビビは、そんな麦わらの(株)の社員たちに“かなり”影響を受けました!!
ビビには成し遂げたいことがある。それは分かる。
社員たちも“その願い”を叶えたいと思っている。それも分かる。
だが、ナミは倒れてしまうくらい高熱になってしまった今…直ぐにでも医者に見せないと命の危険もある。
しかし、ビビにも“国”というレベルで命の危険がある。
さぁ、麦わらの(株)にとって初めてであろうシビアな選択肢を迫られることになるが、あくまで主導権はビビに持たせている。
誰一人、口を挟まないで聞いている。
それは、ビビを信じているからか…それとも。
ビビは『ナミの病気を治す』選択しました!
バロックワークスの社員だったころでは、この答えは出していないと思います。
誰も信用が出来ず、自分が死ぬことも許されない…追い詰められた状態では、どうしても自分中心で答えを出していたでしょう。
しかしリトルガーデンでの関わりで「私は独りではない!」事を実感したことが大きいと思います。
結果、ビビを“ここまで”変える事が出来たのは麦わらの(株)の社員一同以外では考えられないと思っています。
だからこそ、会社も大きくしながら仲間(社員)も増えていく好循環が起こるんですよね。
最後に
さぁいよいよアラバスタ編!かと思いきや…違いますよね。
そうです。チョッパーとの出会いが待っています。
ではまた。