【日本語勉強】『細部にこだわる』 | 論理的な文章を書きたい時、この3層構造が守られているか?がカギとなるようです
こんにちは、サチヲです。
久しぶりに、古賀さん著作『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読みました。
私、文章を書くと感動が前面に押し出され…結果、「わー!きゃー!うまい!やすい!」という、内容がない薄っぺらな文章になるんですが…どうやら、書き方があるようです。
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☆★☆☆★☆【日本語勉強】『細部にこだわる』 | 論理的な文章を書きたい時、この3層構造が守られているか?がカギとなるようです
- 大マトリョーシカ 主張…その文章を通じて訴えたい主張
- 中マトリョーシカ 理由…主張を訴える理由
- 小マトリョーシカ 事実…理由を補強する客観的事実
いちばん最初、外側、読者が初めに触れる文章、そんな大きな箱である『主張』の中を開けると、中にはちゃんと『理由』が入っている。
その『理由』の箱をさらに開けると、そこには小さな『事実』が入っている。
このようなイメージで文章を作ると説得力が増し、いわゆる『論理的な文章』というのが書けるんですって!!
私の場合、大きな『主張』の箱を開けてみると、決まって中身はスカスカで軽い文章になってしまうんですね。
これは分かりやすい!
私の一番苦手な『客観的事実』の書き方とは!?
- 文章は『面倒くさい細部』を描いてこそ、リアリティーを獲得する。
⇒『面倒くさい細部』の描写によって得られたリアリティーは、読者の理解を促し、文章の説得力を強化する
では、具体的な例文もあるので共有させていただきます。
- コーヒーを飲むと、眠気が覚める。
- コーヒーを飲むと、カフェインの効果によって眠気が覚める。
- コーヒーを飲むと、カフェインが脳内のアデノシン受容体に働きかけるため、眠気が覚める。
はい!確かに1番も『事実』ではありますが…「ふ~ん。だから?」という感じに、もはや“誰でも知っているような事”を言っても、それは箱の中がスカスカで軽い文章になってしまう。
でも、そこに『カフェイン』という細部を追加するだけで少し重みが増す。
更に、しっかり論理的な文章を書きたいのであるなら、細部にもっとこだわることだ。それが「カフェインが脳内のアデノシン受容体に働きかけるため…」の部分になる。
正直、ここまで書くのは面倒くさいと思う。
しかし、ビジネスの世界でも『神は細部に宿る』というように、一歩先を行くような文章を書きたいのであるならば…やはり、険しくも正しい道を歩きたいと思います。
最後に
私、日本語が話せても、使いこなせていない場合が多々あるようです。
学べば学ぶほどですね。
ではまた。