【うる星やつら】『OP歌詞の考察・解釈集』 | 『アイウエ』の曲にはたくさんの想いや仕掛けがいっぱい♬
こんにちは、サチヲです。
突然ですが、うる星やつらのOP考察・解釈がめちゃくちゃ面白いんです!
世の中には、観察力・洞察力・理解力が優れた人がたくさんいるんです。
歌詞について私なりの解釈も添えて…愛を持って感想を述べさせていただきます。
あ。最初に言います。
これは、楽しむモノです。裏付け、整合性なんて二の次です。
ファンが、「こうだったらいいなぁ」という、願いと愛が入っていることを忘れずに、優しい耳と目でお楽しみください。
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☆★☆☆★☆【うる星やつら】『OP歌詞の考察・解釈集』 | 『アイウエ』の曲にはたくさんの想いや仕掛けがいっぱい♬
- そもそも『アイウエ』は『愛飢え』だった件について
→曲名しか発表されていなかった時に、当てた人(スゲェ)がいたんです。確かに、うる星やつらの登場人物たちのほとんどは愛に飢えている… - 1番がラムの視点の歌詞
『ねえ その君はさ 私にちょっと興味ないの?』
→全読者が最初に疑問に思うことを、ラムの目線を通して語ることにより、一気にうる星やつらの世界へ誘う。
『あぁ そう じゃあ いいから 忘れて』
→普段のラムのスタイル(あたる以外には興味を示さない)を、あたるに出してみるのが可愛い。
『いや やっぱ忘れないで』
→言ったものの、あたるには通じないことを即理解しながも、理解したくなくて喧嘩する。そんなもどかしい感じが、いつもの友引町での一コマ感が出ていい。
『こんなに君推しなのに』
→現在の表現を使いながら、ラムの切実な気持ちを伝えている。現在と過去のナイス融合。
『全部をわかってたいの』
→「ウチがいちばんダーリンの事を わかっているんだっちゃ!」という感じに、決してわがままではなく、ラムの素直な気持ちを言葉にしているのがいい。
『意味分かんないじゃん』
→ラムというより、あたるの恋愛に対しての価値観が、分からない(理解をしたくもない)人たち全員の『心の叫び』である。
『「どこがいいの?」なんてよく聞かれるけどさ』
→「あたるくんのどこがいいの?」と、しのぶがラムによく言う言葉。返しにラムは『終太郎だって変わらないっちゃ!』決まってその後は「面堂さんは、あたるくんより顔がいいもん」。ラムにとっても、私たちにとっても、もはやテンプレートのやり取り。だからこそ『歌詞』に詰め込むのがいい。
『わからないでいいよ』
→しのぶに聞かれた後「別に分かってもらおうなんて思ってないっちゃ」「ウチだけでいいんだっちゃ」と、私だけがダーリンの理解者であるというアピール。うーん、理想的な女性!
『愛で溢れて溢れてああ触れて止まらないだけ』
→この一途で大きくまっすぐな気持ちが、ラムの愛し方であって最大の魅力でもある。
『(ア・ア・アイウエ・ア・エ・ア・エ・オー)』
→最初の『オーエオ』からあたるが愛に応えなくて、ごまかしながらも本格的に『アイウエ』に変化しはじめる。
『さぁ、どうする?ダーリン?ねえ?』
→もう直接あたる本人に聞くしかない状態。「なんでいつもダーリンはそうなんだっちゃ!」という感じ。
『(嗚!・呼!愛飢え…)』
とうとうはっきり(言えば言うほどあたるは逃げるのを知っているのに)言っちゃった(ラムはいつだってストレート!!)。 - 2番があたる視点の歌詞になっている。
『ああ もう 君はさ 僕に愛飢えちゃってしょうがない』
→実はちゃんと理解し、聞いているのがあたるである。これは原作通り。しかし、映画はそれぞれ監督が違うので多少の違いアリ。
『いつも抜き足差し足するのは忍びないけど』
→本当は堂々とガールハントに行きたいが、ラムの目を盗んでいくのは毎回耐えられないという…あたるの本音。
『心行ったり、来たり』
→実は大事な所で、あたるはラムが好き。ただ、他の女性も好き。実際は揺れ動いているんですよ。
『泣きつかれちゃっても困っちゃうし』
→コレも大事。あたるは、そういうのは「嫌ではない」。ただ「困る」だけである。あたるなりの優しさを表現。
『いつまで待ったって応えらんないからさ』
→してあげたいのは山々だけど、ラムが望む形に応えることは出来ない、あたるなりのもどかしさ(言い訳)。
『僕は今日も逃げるのさ』
→話し合いが出来ない(成立しない)から最終的には、信楽焼たぬきの置物とかに身代わりを置いて逃げる。
『フラ・フラ 危機一髪』
→逃げても見つかり、ラムの電撃を避けているところ。まぁ、いつものパターン。安定。
『あなたは僕の運命の人』
→逃げながらも、通りすがりの女性に声をかける。いたって、いつものパターン。安心。
『許してよ、こんなの、あんまりじゃーん!』
→もちろん他の女性に声をかけるのは、ラムにとって許されることではない。が、ここはあたるの心の声と願望を叫ぶ…結果、いつものパターン。安泰。
『や、そんな』
→「やーやー、なんの話してんの」と割って入ったり、「やーやー、そこのお嬢さん」と声をかける感じに、あたるの口癖も入ってる。最高!
『決めれないって 選べないって』
→決めれないのには、明確な理由がある。それは、自分だけのハーレムを作りたいから。
『全部を好(あい)していたいの』
→生き様(ハーレムを作りたい)を表した言葉に、あえて『愛』の字を使わずにすべての女性に対して可能性を残す、『好』の字を使っている。そんな素直な気持ち(欲望)が、あたるっぽくていい。
『サイテーだよって そんなこと言われても 別に、重々承知』
→このメンタルの強さが、うる星やつらの『重いことを軽くギャグにする』面白さの根幹を支える大事な考え方。
『ラブソングに 冗談要相談「何がダメなの?」なんてよく問われるけどさ』
→初代の『ラムのラブソング』の内容を引用しているのか、あんなに愛を詰め込んだ言葉(歌詞)に対して、「こんなにラムに愛されているのに…何がダメなの?」という、過去をリスペクトしながら、そのアンサーソング的な言葉(歌詞)に繋がる。
『他人事もいいところ』
→結局、あたるにとって「おれの気持ちは誰もわかっとらん!」という、あたるの「所詮、他人事なんじゃ」という表れ。
『愛にあたって、くらっても、直ぐに立ち上がるだけ』
→愛をもらっているのは分かっているが応えられないため、電撃をくらっても直ぐに立ち上がり、ガールハントに行くだけ。倒れて寝ている場合ではない。
一回落ち着きましょう。歌詞の解釈でここまで長くなるとは…
ここからは、ネットで拾った『みんなの解釈』を共有します
- キャラを連想させる言葉がちらほら紛れている(もちろんこぎつけも含む♪)
→忍びないけど…しのぶ
→あたって…あたる
→くらって…くらま
→チェリー味…錯乱坊
→テンでダメ…テン
→面倒結構…面堂 終太郎
→桜花爛漫…サクラ
→猛吹雪…ユキ
→天真爛漫…ラン
→冷静…レイ
これは、気づかなかった!
更に、『ラムのラブソング』の引用ネタも
- 『心キョロキョロ許さない』と『ソワソワしていたい』は、旧作OPにある『あんまりソワソワしないで あなたはいつでもキョロキョロ』から引用。
最高過ぎます。
なんか探したらもっとありそうですね。
最後に
いかがでしょうか。少しでも違った角度から聴けたら嬉しいです。
いやー、それにしてもどんどん語れますね。
本当に、うる星やつらのリメイクありがとうございます!!
更に、大好きな『美波』の歌声を毎週聴けるなんて!!
この歌詞は新旧ファンを大事にしている激熱の歌でしたね。
大変感動しました。
ではまた。
合して、OP映像の考察もお楽しみください。
【うる星やつら】『OP/ED』 | 『アイウエ』と『トウキョウ・シャンディ・ランデヴ』がもたらした、愛のリスペクトとは! (sachiway.net)