【この1曲!】『アル・ディ・メオラ』 | メタルの速弾きに聴き疲れたあなたにぴったりな曲…超絶技巧派と呼ばれる力を見よ!
こんにちは、サチヲです。
- 1977年発売の『 Elegant Gypsy(エレガント ジプシー)』の1曲目である『Flight Over Rio(フライト・オーヴァー・リオ)』を聴いてください!!
この方、“超名門バークリー音楽大学出身のインテリ速弾きギタリスト”というくくりだけでは入りきらない偉大なギタリスト。それが『Al Di Meola(以下アル・ディ・メオラ)』。
ちょうどフラメンコギターの要素も取り入れた、今聴いても“新しい”音楽を作った人なんです。
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【この1曲!】『アル・ディ・メオラ』 | メタルの速弾きに疲れたあなたにぴったりな曲…超絶技巧派と呼ばれる力を見よ!
「こんな昔に…こんなお洒落で、こんなに美しい速弾きを弾く人がいたなんて…」が最初に聴いた感想です。
だってインギーやドリームシアターよりも前に、こんな事やってる人がいることに感動したんです。
私の音楽ネタの中には、全く無かった新しい世界が広がりました。
だって見てください。あのジャケットに書いてある『Elegant Gypsy』のフォントを!なんてお洒落なフォントなんでしょうか。
なんせ、20代の私は日本の音楽はもちろん、昔の音楽も聴かない…
要するにメタル以外聴かない典型的な『閉鎖型ギタリスト』でした。
更にメタルでも自分の好きなバンドしか聞かないので、曲作りをしているとめちゃくちゃ早い段階で息詰まるんです。
そりゃ当たり前ですよね。音楽のインプットが圧倒的に少ないのですから。
そこで…「やっぱり…ギタリストなら三大ギタリスト(エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ)くらい聴かないとダメだな」となり、調べたんです。
そしたら『超絶技巧派3大ギタリスト』が最初にヒットし、そこにはアル・ディメオラに続き、John Mclaughlin(ジョン・マクラフリン)、そしてこのCDにも1曲参加しているPaco De Lucia(パコ・デ・ルシア)がいたんです。
「どうせ聴くならもっと昔の聴こう!」となって、その三人のアルバムをそれぞれ借りて聴きました。
最高でしたね。フュージョンというの言うのでしょうか。
一つのジャンルに囚われない感じが、こんな昔から試行錯誤しているんだ!という驚きと、単純にエレキギターの上手さにどんどん虜になっていきました。
自分の世界の狭さに、ただただ愕然としました。
この頃から、“やっと”色々な音楽を聴くようになりましたね。
そんなきっかけの1曲でした。
最後に
本当は、全曲聴いて欲しいです。特に4曲目もおすすめです!
ではまた。