【 マトリックス レザレクションズ 】『感想』 | 失敗や成功という選択肢に意味はない。あなたの心がもう決めているから…
こんにちは、サチヲです。
完全ネタバレです!!よろしくお願いします。
- 新たなる『歴史』を紡ぎ、見事にアップデートされた7番目の救世主の世界を堪能しましょう。
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☆★☆☆★☆もくじ
【 マトリックス レザレクションズ 】『感想』 | 失敗や成功という選択肢に意味はない。あなたの心がもう決めているから…
まず最初に、基本設定やストーリーはそのままにして作り直すリメイクではないこと。
今回は、コンセプトを変更したり、新しい解釈をして作品を作るリブート寄りの続編なんです。
私が、共に歩ませていただいた『マトリックス』は、ファンの心を掴みながら、難解さと新しさは前作を超えるシナリオと、太陽光を大切にした新たな感性で表現された映像。
面白いのが、監督であるラナ・ウォシャウスキー自信が続編を期待され続けたことに対する『皮肉』もチクリとシナリオに付け加えられているところです。
安心してください。私は、一回観ただけでは全く理解できません。
複雑にしている要因の一つとして、前回は現実世界と仮想世界の二つの階層だったのが、複数階になったことでしょう。
- 現実世界(ネオの功績もあって、今回は機械のお友達もいる世界にアップデートされた、通算7回目の世界)
- 仮想世界である『マトリックス』
- 仮想世界の中の、ゲーム仮想世界『モーダル』
この、『モーダル』が初見殺しと言われる最大の要因です。
レザレクションズでは、2番の仮想世界の登場人物であるトーマス・A・アンダーソン(ネオ)が作った『マトリックス3部作のゲーム』の仮想現実が存在するんですよ。
詳しく言うと、前作はコンピュータープログラマー兼サイバー犯罪者としてマトリックスという仮想世界に接続されていました。
今回は、ゲーム会社のデウス・マキナ社に所属する、世界的なゲームデザイナーとして生活しているんです。
要するに、映画の方の全三部作の出来事を、本人であるトーマス・A・アンダーソン(ネオ)が作ったゲーム『マトリックス三部作』を作った設定になっているんです。
…分かりますかね。コレ、説明すればするほど分からなくなるパターンかもしれませんが…続けます。
このように『階層』が3つになって、美しく表現されているんです。
そして、また戦いが繰り広げられる…。
映画で説明していましたが、「欠乏ほど暴力を生むものはない」と、ありました。
これには、ドキッとしましたね。
私、お腹が空けば空くほどイライラしてくるんです。
落ち着きがなくなり、「早く食べたーーい!!」と、言いながら狂暴化することもあるくらいですから。
最後に
薄っぺらくもなく、無理やり感もない…極上の物語を体験しました。
ありがとうございました。
ではまた。