エレキギターのチューニング方法 | 初心者から上級者までギターを弾き続ければずっと通る道です
こんにちは、サチヲです。
今さら聞けないことの1つにチューニング方法ってありませんか?
この際、細かな話も含めてまとめて覚えていきましょう。
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☆★☆☆★☆もくじ
エレキギターのチューニング方法 | 初心者から上級者までギターを弾き続ければずっと通る道です
各弦の音程を、決められた高さに合わせることを『チューニング』と言います。
エレキギターの音をチューニングする機械の事を『チューナー』と言います。
では、各弦の『音程』とは何なんでしょうか。まずは、ここから行きましょう。
各弦の音名
音名には、基本のイタリア式表記の『ドレミ…』と、英・米式表記の『CDE…』というアルファベット表記があります。(ちなみに日本は『ハニホヘトイロ』)
エレキギターでは、弦をフレットを押さえないで、弦だけを弾くことを『開放弦』と言います。
その開放弦にそれぞれ音名が振り分けられています。
- 1弦・・・ミ(E)
- 2弦・・・シ(B)
- 3弦・・・ソ(G)
- 4弦・・・レ(D)
- 5弦・・・ラ(A)
- 6弦・・・ミ(E)
それぞれの開放弦の音名に合わせて、チューナーを使い音を合わしていきます。
先ずは、チューナーをセットしましょう
今回は、YAMAHAの『YTC5』を使ってチューニングします。
- チューナーの裏についている電源を入れます。
- 上の写真のように、ギターのヘッドに部分に挟みます。
- ギターを持ってチューナーの画面が見えるように向きを調整します。
【基本知識】ペグを回して音程を合わせることができます
ペグを回して音程を上げたり、下げたりしていきます。
ペグを『しまる』方向に回すと音が高くなり(音程が上がる)。『ゆるめる』方向に回すと音が低くなって(音程が下がる)いきます。
ペグの軸に対して弦を巻いていく向きは決まっていて、例えばストラト・タイプならば6~1弦まですべて反時計回りに巻いていきます。
【基礎知識】チューナーの見方
- 開放弦を1本鳴らし音程がジャストならば、針はディスプレイの中心で止まります。
- 表示が右側にいった場合は音程が高過ぎる(シャープしている)ので、ペグを弦がゆるむ方向に回します。
- 逆に左側に表示がいった場合は音程が低過ぎる(フラットしている)ので、ペグを弦がしまる方向に回しましょう。
- ペグは少し動かすだけでも音程が変わるので、ディスプレイを見てしっかりと合わせよう。
正確なチューニングをするコツは・・・最後の微調整するときは、ペグを『しめる』方向で音を合わせて終わりにすること。
音程が低ければペグをしめて音を上げ、高ければペグをゆるめて音を下げるのが基本動作となります。しかし、ゆるめた時そのゆるみ方にムラが生じ、音程が不安定になってしまうことがあります。
そこで上がりすぎた場合は一旦合わせたい音よりも下げて、しめる方向(上げていく方向)から合わせていくと、より正確で安定した状態にチューニングすることができます。
では早速、チューニングしていきましょう。基本的に一番太い6弦からチューニングしていきます。
- 6弦の開放弦を鳴らす。
- チューナーを確認し、ペグをまわしてEの音に近づける。
- チューナーの針が真ん中で止まったら完了です。次の弦へ。
- 6弦の時と同じようにして、残りの5弦~1弦までチューニングする。
- 1弦~6弦まで仮のチューニングが終わったら、ギターを置いて各弦を上にグイグイ伸ばします。【※下図参照】
- 改めて、もう一度6~1弦までチューニングをしたらチューニングは完了です。
6弦をつまんで上にグイグイと2~3回弦を伸ばす。
この工程を入れるだけで、演奏中のチューニングのズレは格段に解消されます。
最後に
コツとして2点だけはおさえておきましょう。
- 最後の微調整するときは、ペグを『しめる』方向で音を合わせて終わりにする。
- 1限~6弦まで仮のチューニングが終わったら、ギターを置いて各弦を上にグイグイ伸ばして、改めてチューニングし直す。
チューナーは色々な種類がありますが、今回のチューニングの方法は基本を押さえています。
どのようなチューナーでも応用がききますので参考にしてください。
更に、エレキギターの初心者専用のブログもありますので、合わせて参考にしてみてはいかがですか。
【初心者専用】エレキギターの始め方 | あ!やりたい!と急にエレキギターを弾きたくなった時に、なにを揃えて、どう練習すればいいのか分からないときのフローチャート | サチヲん家 (sachiway.net)
では、あなたの人生に楽しいギターライフが訪れますように。