ワンピース | ルフィが壊して作る差別のない世界
こんにちは、サチヲです。
ルフィ自身は、ただ『いいヤツ』か『わるいヤツ』かで判断している為、差別するようなことは一切ない。
しかし、ルフィの世界にも根強くある差別が『魚人と人間』である。
ワンピース | ルフィが壊して作る差別のない世界
『傷つけても……傷つけられても流れる赤い血 とても道とは言えぬ程……か細く狭いその管こそ 恐れあう偏見を……血で血を洗う戦いを』
この言葉に続くのが、この1ページ。
ルフィは戦いを通して、違う種族でも『友達』は出来ること。人間の世界にも、魚人の世界にもいい人居れば悪い人にもいる。
そんな当たり前のようなことも、何百年間も『悪い人間』だけを見てきた魚人にとっては、そう簡単に人間に対して心を許せない。
しかも、子どもは大人の偏見を見て育つため、やがてその子どもも、人間を怖がる。
その悪循環とも言える、負の連鎖を止めた『魚人島編』。
そのまま、リアルな人間社会でもあるのではないでしょうか。
国で見るのではなく、人で見る。その国の人全員がそうではないように。
だからと言って戦わないのではなく、しっかり戦い(色々な意味で)ハッキリさせた上で、人を見て付き合う。
きっと、優しい世界がそこにあるのではないかと思わせる『ルフィの行動』には考えさせられるものがあります。
ではまた。