【マンガ】『ツルモク独身寮』 ｜ 過去には名作と呼ばれる色褪せないマンガがあるんです。しかも絵師としても最高な方！！
こんにちは、サチヲです。
私め、大好きなマンガがたくさんあって最高に幸せです。
こんなマンガを世に出してくれて本当にありがたいです！
今回は、天才絵師でもある窪之内英策先生が1988年から1991年にかけて週刊ビッグコミックスピリッツ（小学館）にて連載した、お洒落で遊び心満載の作品です。
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もくじ
【マンガ】『ツルモク独身寮』 ｜ 過去には名作と呼ばれる色褪せないマンガがあるんです。しかも絵師としても最高な方！！
（ツルモク独身寮 ©窪之内英策／小学館）
第一話に、主人公の正太くんがヒロインであるみゆきさんと出くわした『ラッキースケベ』です。
青年誌なのでもう少し過激でも良いのかと思いますが、このサジ加減がクセになるんです。
なんせ次の魅せ方…というか、落とし方が秀逸なんですよねぇ。
（ツルモク独身寮 ©窪之内英策／小学館）
みゆきさんが大人の魅力をプリっと出して、正太くんは今後意識せざるを得ない状況ですよね。
なんせ、正太くんにも分かるくらい『微笑った』んですから。
もうここで『笑う』を使わない所がニクイですよね。
マンガだからこそ読者に伝わりやすく想像を掻き立てる言葉使いだと思います。
しかも！最後のコマの左上をご覧ください！！
（ツルモク独身寮 ©窪之内英策／小学館）
出ました！しっかりとツルモク独身寮の重鎮『田畑重男２７歳』が同じように「わ…わらった…」となっているんです。
正太くんとみゆきさんの今後がワクワクさせながら、お洒落な言葉使いに綺麗な絵を魅せてくれている“重要なコマ”に、超絶モテない先輩である田畑さんを挿入しているんです！
今後、一人の女性を奪い合い恋愛が複雑に絡み合う……ことなんて一切感じさせないサジ加減！
これぞまさに『遊び心』ではないでしょうか！？
こんな感じにゆるく進むも、しっかり泣き笑いを程よく散りばめ、押しつけがましくないストーリーは一読の価値ありです！！
こんなに構成もストーリーも良いのに、絵も凄いんです！
（エイサクノート ©窪之内英策／誠文堂新光社）
もちろん“好み”はあると思いますが…ご覧ください！
このタッチがやわらかく、アナログで淡く、キュートな女性を！！
一度、『窪之内英策 エイサクノート』と検索してください。
本当に、柔らかくもあたたかい時間を体験することが出来ますよ。
最後に
ちなみに、２０２１年１０月２７日に愛蔵版が発売されていたんですね！カラーページ再現ですって！！
デジタル書籍が主流となっていますが、紙の質感でこの名作を読んで見たいですね。
ではまた。