【魂の1ページ】『音無響子の2歳年上の朱美さん』 | 煮え切らない管理人さんの背中を押したのが朱美さんの“あの一言”
こんにちは、サチヲです。
本作の舞台となる『時計坂』という町は、東京都東久留米市の町をモデルとされているのは聞いたことがあるのではないでしょうか。
そんな町に、古い木造のアパート『一刻館』という狭い空間で巻き起こるドタバタ恋愛マンガ『めぞん一刻』の中から魂の1ページをお届けします。
ドタバタ…と言いましたが、本当にながーーーい間、管理人さんと五代さんがくっつきそうでくっつかない。見事なまでのシナリオと言いますか…状況が生み出す食い違いや不条理さで笑いを誘いながらも、恋愛関係を一生懸命に進めているように見えて全く進んでしない。その元凶と言えるべき人たちが『一刻館の住人』なんです。
しかし!そんな邪魔ばかりしている人たちですが、14巻の10話で…図らずとも二人の距離を縮めるきっかけを作ったのが、6号室の住人である朱美さんなんです!!
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☆★☆☆★☆【魂の1ページ】『音無響子の2歳年上の朱美さん』 | 煮え切らない管理人さんの背中を押したのが朱美さんの“あの一言”
- 「ろくに手も握らせない男のことで、泣くわ わめくわ、どうなってんの。」「あんたみたいな面倒くさい女から男取るほど、あたし物好きじゃないわよ。バカ。」
よくぞ言ってのけました!!これは真理の言葉でもあります。
だ・か・ら・こ・そ!あの堅物でありながらやきもち焼きで分からず屋の管理人さんの心を溶かしたのです。
「無理してつっぱってないで…体を合わせれば楽になれるかしら」と、言う感じに。
ここから物語は猛スピードで“終わり”へと導かれていきます。
もう最高ですよね。
やっぱり自分に出来ない事、言えないことを、やってのける朱美さんには“この時だけ”は尊敬しました。
なんせ面と向かって“正論”を言うのは勇気がいります。しかも、正論は人を傷つけますからね。
最後に
やっぱり10代の時の思い出は、いつまでも綺麗なままなんですね。
ではまた。