/>【マンガ】『バンビ~ノ!』 | 異常なほど『リアルな現場』を描ききった“せきやてつじ”先生の飲食業界の真の姿をみよ!!
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【マンガ】『バンビ~ノ!』 | 異常なほど『リアルな現場』を描ききった“せきやてつじ”先生の飲食業界の真の姿をみよ!!

★布教 マンガ

こんにちは、サチヲです。

『真の姿をみよ!!』と豪語しましたが、今回はめちゃくちゃ地味な所にスポットを当てました。
しかし!これが事実です。いわゆる『飲食店で働く人あるある』と言っても過言ではありません。

飲食業界に20年居た私めが、感動した描写がこれなんです。

  1. 立ち仕事を長くやり過ぎると、立ちながら足のストレッチをやりがち
  2. 連続勤務(あえて日数は言いませんが…)と、長時間勤務(いやゆる開店から閉店時間まで)をやり続けると“ココ”が唯一の休める場所ですよね

の、2本立てでまいります。

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【マンガ】『バンビーノ!』 | 異常なほど『リアルな現場』を描ききった“せきやてつじ”先生の飲食業界の真の姿をみよ!!

そうです。足を“グニグニ”とやりがちなんです。飲食店に限らず『立ち仕事』を生業としている人なら、きっとわかるはず!
今まで数多の素晴らしいグルメマンガが、世に輩出されてきましたが…働いている人の『疲れ』をこのような表現で描いたマンガは初めてではないでしょうか。

次に紹介する事例も“そう”なのですが、明らかに『経験者』本人であるか、もしくは『経験者』とお付き合いしていたか…それくらい近い人ではないと、こんな事例出てこないし、話にもならないとおもうのです。
永遠とも思える時間を飲食店で過ごすと、兎にも角にも足に疲労がたまり過ぎて大変なのですが、座る訳にもいかないのです。
そんな時にさりげなく“グニグニ”して、一時的ではありますが難を逃れるのです。

そして、極めつけはコレ!長時間労働の弊害として『寝不足』が身近になるのです。

「後で怒られるにしてもせいぜい15分か…」と主人公の伴(ばん)が、仕事場を離れて身体を休める場所…それが『トイレ』なのです!!
なにがスゴイかと言いますと、彼はトイレで寝る時間読みをするのですが…これが絶妙に良い時間感覚なんです!!
もちろん、寝不足でミスを連発しているので寝るためにトイレに来たのですが、5分くらいじゃ足りない。かと言って20分となると大問題に発展する。でも15分なら「お腹を痛めて…なかなか治らなくて踏ん張っていました」でギリギリ通る時間なんです。

「こんなのマンガだからさ、本当は無いでしょ」と、思われるかもしれませんが、人は追い詰められたら何処でもどんな状態でも寝ることが出来ます。だって人体に対しての危機感の表れでもありますからね。
このマンガでも“そう”なのですが…職場あるあるをお話しますね。
このような職場での人間関係は基本的に最悪(語弊があるので、正確に言いますと…ここで働いている人は自分のお店を持ちたいプロ根性の集まりなのです。中途半端な志や、技術では足手まといになるだけなんです。優しく先輩が教えるなんて基本ありません。だから、仕事が出来ない伴は職場での仲は最悪なのです。認められたら話は別です。)です。既に精神はポキッと折られ、ボロボロに壊されています。
なのに寝不足で身体も悪くなると、文字通り『心身ともにボロボロ』な状態になります。
そのままにしておくと、次に来るのは仕事の帰り道で『悲しくもないのに涙が出る』ことになったり、最悪な職場なのに「自分がいないとまわらない」や『辞める』という選択肢を選べなくなる事、つまり『正常な判断力が無くなる』というステージに行きます。

そんなステージに行く前に、「身体だけでも…!!」ということで、悲しいかな…仕事中に寝る方法がコレなのです。

トラウマを呼び起こすような繊細なことですが、こんなエピソードをマンガで追体験出来るなんて…逆に感動しました。
それは「あぁ…私だけではなかったんだ。。。」という意味で。

仕事以外でこんな描写をしているんだから、仕事中もえぐい程リアルに描かれています。

その辺は、実際に読んでもらって追体験していただければと思います。
決して“おおげさ”ではありません。

しかし!誤解をして欲しくないのです!!恨んではいませんし、ブラック企業と断罪するつもりもないのです。
何故か。それは…私は飲食業界で働くことが大好きだったからです。

別にキレイごとを言っているのではなく、“このくらいドMの人”ではないと飲食業界というかサービス業ではやっていけません。

最後に

『バンビ~ノ!』は、ある程度無料で読める所はありますが、『サンデーうぇぶり』のアプリから読むのをおすすめします。
もしくは、小学館eコミックストアなら、試し読みも出来ます。

…とはいえ、こんな『プロの現場』では今は働けません。正直、身体も精神力も衰えましたよ。
でも、やっぱり飲食店で働くのは好きです。

ではまた。