【宗教リテラシー】宗教以外でも身近に存在する『信仰心』 | 『信じる』というのはどういう言葉なのか…
こんにちは、サチヲです。
「こんな宗教を信じているんだ~!信じられない~!!」という声を、無宗教の人からよく聞かなくても、心の中ではそう思われている言葉ナンバーワンですよね。
そんな心無い言葉に対して、『完全論破』しているお話があるんです。
今回は、とある方の『信じる』の解釈が素晴らしすぎたので共有させていただきます。とてもスッキリしますよ。
スポンサードサーチ
☆★☆☆★☆もくじ
【宗教リテラシー】宗教以外でもあなたの身近に存在する『信仰心』 |『信じる』っていうのはどういう言葉かと言うと…
例えば、目の前にあなたがいつも使っているコップがあるとしましょう。
そのコップを手に取って、あなたは「信じる」とは言わないでしょう。コップがあることを「知っている」と言いますよね。
では、『信じる』っていうのはどういう言葉かと言うと…
そのある方は、「そもそも私たちは宗教を下に見る権利はない」と説いています。曰く。
なんでかっていうと、完全な宗教から離れた人たちから見たら、僕たち日本人も十分に宗教的なんだよね。
例えば、僕らは恋愛とか愛情、そういう『形でないもの』を信じているよね。そんなものの存在を信じちゃってるじゃん。
そんなものが「無い」って言われたら、なんか「ムカッ」とするし、そんなものが「あってほしい」と思うだろう。つまり、恋愛とか愛情とか親子の愛情とかもそうだな。そういう風なものが「無い」って言われたら、なんか傷ついたような気がして、でも「あると思う」「あると信じたい」っていう風に思うじゃん。
その心そのものが『宗教』ってことなんだ。
キリスト教の人たちは神様のことを、無条件に信じているんじゃないんだよ。無条件に信じるはずないじゃん。
じゃ何をしているかって言うと、さっきの『無いかもしれないものを、私は意思の力で「あるという風に強く思います」っていう強い意志の発令』を、しているんだということ。『信心』というのを日本人の僕たち一般は、なにか頭の弱い人達が、すがるものがなくて信じちゃってる。確かにそういう人もいっぱいいると思うよ。
でも、宗教家の人たちで立派な人がいっぱいいたりしてさ。
古来から科学者でキリスト教徒が多いっていうのはそれなりに理由があって、それはなんでかって言うと、科学の力が発展すればするほど神の力をしんじにくくなってしまうと。
でも、そこで『あえて信じる』というのが宗教である。『信心である』という風に彼らは思っているからなんだ。俺の好きなスティーブンキングの定義でもあって、『愛情』ってのは何かって言うと…「愛せない」って思う時もあると。
奥さんが頭がおかしくなった時に旦那さんが、「いや、なんか妻のこと『愛せない』と思う時もあったけれども、愛することがすごく難しいと思うことがあったけれども、妻が亡くなるまで俺は裏切らなかった」っていうことだ。
つまり、アメリカ人…少なくともスティーブンキングが描くようなメイン州に住んでいる保守的なキリスト教徒の層にとっては『愛情』というのは、日本人が考えているみたいに『好きだから勝手に湧いてくる』ではなくて、もうこの人を嫌いになってもしょうがない状態でも、『あえて、自分の意志の力で保つものが愛情』なんだ。すごいアクティブな行為なんだよね。
というのが、キリスト教の信心なんだと思っているんだ。
とっても分かりやすいです。あなたも、そう思いませんでしたか?
特に、「スティーブンキングが描くようなメイン州に住んでいる保守的な…」という感じに限定的に説明を加えているのも繊細でいいですよね。
これは、『法人』という実際に『人』として存在しないものをあえて人と呼ぶ『会社』にも当てはまります。
資本主義も、結構『宗教』の力を使っているのが面白いですよね。
これは、人間(ホモサピエンス)の潜在能力である『虚構=フィクション』を話せるように、信じることができるようになった『認知革命』が起こったからこそです。
(『サピエンス全史』から日本の危機感に気づかされる | サチヲん家 (sachiway.net))
確かに、会社の人格でもある『理念』の共有は、働いている人に求められる条件では必須項目の一つです。
だって、その会社の理念を信じている、その会社を好きな人を集めたら強い会社が生まれますよ。例えば『スターバックスコーヒー』や『マクドナルドホールディングス』がそうですよね。
多少の『ブラック』なところがあっても、『信じる』心があれば乗り越えてしまいますからね。
私が飲食店で働いている時に感じたんですが…面接時には、「前職はマクドナルドで働いていました!」という人を積極的に採用していました。
だって、育成いらずで、しかも笑顔もよく、マニュアルも直ぐに覚えて(マックのマニュアルはアルバイトでもアホみたいに分厚い本ですからね)くれて本当に助かりましたからね。
ちなみに、ブラックといえば…キリスト教の面白いところは『神を信じる』と同時に『悪魔も信じる』んです。じゃないと辻褄が合わないですからね。
だからキリスト教を信じている人が多いアメリカは、よく『悪の枢軸』とか言っては悪魔に仕立て上げ、戦争理由に仕立て上げているんです。本当は石油が欲しいだけだったりするのに。
これは、『戦争のプロパガンダ10の法則』という本でも説明しているのでしっくりきますよね。(戦争のプロパガンダ10の法則 | 別名じょうずな戦争のはじめ方マニュアル本【イケてる本】 | サチヲん家 (sachiway.net))
最後に
本当に、宗教は面白い存在です!!
もちろん『人の作りしモノ』として、時代によっていろいろと手を加え、解釈を変えて、人類の目的達成のため現在もなお、各種、色とりどり存在しています。
あなたは、何か『信じているモノ』がありますか?
大丈夫です。その信じているモノは誰にも汚すことができないし、権利もありませんから安心して『信じて』ください。
ただ、人に迷惑をかけるのだけはやめた方がいいかもですね。きっと、愛する人や友達があなたから離れていきますから。
あ。ある方が知りたい方はコメントしてくれたら答えます。もしくはTwitterからダイレクトメールをくださいませ。(https://twitter.com/intent/follow?original_referer=https%3A%2F%2Fsachiway.net%2F&ref_src=twsrc%5Etfw®ion=follow_link&screen_name=sachiway&tw_p=followbutton)
ではまた。