【弘中勝の考え方#44】『ダメだった時の課題(目標)の変え方』 | その握りしめている古い考え方を捨てる方法もある…
こんにちは、サチヲです。
突然ですが…問題です。
1日5時間も勉強しているのに、成績が上がらない。
1日5時間も飛び込み営業をしているのに、成績が上がらない。
1日5時間も練習しているのに、ギターをうまく弾くことが出来ない。
このような時、「1日8時間!いや、10時間やろう!!」という解決方法をしがちな方は必見です。
その解決方法とは…
- 「人よりも時間をかければ、何とかなる」というのは、ほぼ精神論である。
今はもっと科学的でなければならない。今は、科学的に効率化を考える時代である。そうなると、この精神論は真逆になる。
「人よりも時間をかけて、何とかする」のではなく、「人よりも時間をかけずに、うまくできないか」と考える必要がある。
今日の内容はこれだけです。
エピソードを交えて、もっと詳しく学んでいきたい方はこちらへ。
さぁ、弘中勝の世界へようこそ。
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☆★☆☆★☆もくじ
【弘中勝の考え方#44】『ダメだった時の課題(目標)の変え方』 | その握りしめている古い考え方を捨てる方法もある…
弘中氏は、続けて具体的な『課題の再検証が必要』だと説きます。曰く…
営業を1日5時間もやって売上に結びつかないなら、
営業の時間が足りないのではなく、
「営業とはこうするのだ」というやり方がおかしいのだ。勉強を1日5時間もやって成績が上がらないのなら、
勉強の時間が足りないのではなく、
勉強のやり方を変えなければならないのである。課題がクリアできない場合は、クリアするための時間を使うのではなく、「そもそも課題がおかしいのでは」というところから検証しなくてはならないのだ。
【第6368回】時間を使う考えの人より抜粋
イチローさんが「野球の練習を長時間するものではない。長くやればやるほど、手を抜く方法を覚えてしまう」とお話していたことを思い出しました。
特に野球では『校庭100周!!』のような、筋肉や体力を長時間使えるようにする訓練は野球には全く必要なく、もっと瞬間的に力を使う訓練をした方が良い。とも聞きました。
まさに前時代的な精神論を元にトレーニングをするのは、色々と効果的な事が分かってきた今では酷というものですね。
じゃ、自分は?…いつも『時間と回数』にこだわってしまいます。
ギターの『フレーズ練習』で言えば実際のスピードで延々と練習しても、うまくなるどころか挫折をしてしまいます。
もっとフレーズを分割して、弾くスピードを遅くして練習した方が早いです。
ギターの『リズム感』の練習で言えば、メトロノームの『カチッ、カチッ、』の表の拍子である『カ』の部分を意識して弾いても一向にうまくはなりません。裏の拍子である『、』の部分を意識して練習するように切り替えないとグルーブ感は出ません。
もちろん、壁にぶつかるまでは時間と回数にこだわるべきです。そうでないと『課題』が見えてきませんからね。
『課題』に対してのアプローチを“更に時間と回数で解決”させるのが危険な考え方なんですね。
最後に
『課題(目標)』を変えることは、恥ずかしい事でも何でもありません。
一番やってはいけないことは、『課題(目標)』を変えずに『目的』を変えてしまうことだと教わりました。
やり方、手段は必死に考え続ければ必ず出ます。というか出させるんです!
だって、それはあなたがどうしても欲しい『未来の姿』であり『未来の状態』ですよね。
一緒に試行錯誤していきましょうね。
ではまた。