/>【読書】『言語沼 ~ゆる言語学ラジオ~』 | 水野という先鋭化された“好き”の表現者と、堀元という地頭と回転の良さで…
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【読書】『言語沼 ~ゆる言語学ラジオ~』 | 水野という先鋭化された“好き”の表現者と、堀元という地頭と回転の良さで…

★学び イケてる本

こんにちは、サチヲです。

へ理屈を言って人を困らせるだけの人…ルールや、その“くびき”から逃れるためには、どんな物語も創造(捏造)するのです。しかもノータイムで。この瞬発力たるやでございます。そのボケを即座に察知し“それ”にあえて乗ったり突き放したりする『返し』が心地よいのが水野さんの力でもあるのです。なんせ説明や教える側である水野のさんも“また”おちゃらけたりする事も出来るのです。そう2人は実に楽しそうに脱線させるのです。だから、雑談会が異常に面白いのです。

ブログを書き始めてから、言葉や文章、書き方や意味などの情報を仕入れるたびに心地よい気持ちになる感覚を覚えるようになりました。
だから自然と脚本家さんの話や話し方がうまい人の話を聞いては、話の組み立てや構造、情報を更新している毎日です。

そんな数ある言語系コンテンツの中でも私のような素人でも分かりやすく楽しく学べ、特に『知識欲を満たされる』ラジオがあるのです。それが!ポッドキャストとYouTubeで2021年3月から始まった『ゆる言語学ラジオ』なのです。
もうこちらを聞いて早2年ちょいですが…あまりにも面白かったので、第1回から順番に聞き始めてしまったのです。まさに『言語沼』ハマってしまったのです。

そして、ようやく『2人の初出版の情報』まで辿り付き、本の購入まで至りました。

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【読書】『言語沼 ~ゆる言語学ラジオ~』 | 水野という先鋭化された“好き”の表現者と、堀元という地頭と回転の良さで…最高のエンターテイメントを世に提供している傑物2人なのですよ。

YouTubeでよくみられる騒いだり煽ったり驚かせたり泣いたり、はたまたカウントダウンや大げさなテロップ…といった手法はサムネ以外は使わず、テーブルにマイクを置いて二人で話すというシンプルな絵ずらなのだが、2人の『掛け合い』が非常に心地よいのである。
今回の動画は第一回なので“まだ”あどけなさと手探り感があり、これはこれで貴重な『やりとり』が見られます。

難読漢字や語源、文法、語彙などに広く関心を持つ筋金入りの言語オタクである、水野大貴さんが話し手となり
慶応義塾大学理工学部で情報工学を学び、言語学とは無縁の生活を送ってきた、堀元見さんが聞き手となる。
この2人がゆるく楽しく言語の話をするのですが…この第1回で既に、水野さんが普段喋っている日本語について専門的な用語を極力使わずに“興味と関心のキッカケ作り”の話をし、堀元さんが“事例や反例や言い換えやたとえ話という合いの手”を織り交ぜ理解の加速を計るという2人の役割分担が明確に出来ているのがすごいのです。

水野さんだけではダメ。堀元さんだけではダメ。2人が揃うから、2人にしか出来ないエンタメが出来上がったのです。

私が言うのもなんですが、正直この2人は人の心が分からないロボではないでしょうか。それくらい『面白さ』の為に完璧な構成と流れを作り、オチまで駆け抜ける。

堀元さんは一見、屁理屈を言って人を困らせるだけの人に見えたりするでしょう。ただその根底には、ルールや“くびき”から逃れるためにはどんな物語も創造(捏造)するのです。しかもノータイムで。この瞬発力たるやでございます。

その高度なボケを即座に察知し、“それ”にあえて乗ったり突き放したりする『返し』が心地よいのが水野さんの力でもあるのです。なんせ説明や教える側である水野のさんも“また”おちゃらけたりする事も出来るのです。そう2人は実に楽しそうに脱線させるのです。だから、雑談会すらも異常に面白いのです。

この2人の『掛け合い』を成立させる重要なポイントがあるのです。
それが堀元さんが行っている、空気をまわすと言いますか…話の流れを作ると言いますか…時には道化を演じたり大げさなムーブをこなす姿が素晴らしすぎるのです。
ともすれば『邪魔』になり兼ねないところを、抜群のさじ加減で相方である水野さんの良い部分を引き出しまくっているのです。

どう考えても『掛け合い』こそが魅力の源泉なのです!!

その源泉をそのまま『本』にしたのが、この『言語沼 ~言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ~』なのです。
これが言いたかったのです。

最後に

ゆる言語学ラジオ – YouTube再生リストから、あなたの興味ある情報に是非!アクセスしてみてください。
私のおすすめは、もちろん『ゆる言語学ラジオ全部(順番通り)』の再生リストを強くおすすめします。

ここから見ると…
如何に新たなコンテンツを育てていくのが難しいのか。
如何に新たなコンテンツを続けるのに困難があるのか。
最高だと思っていたコンテンツを如何にブラッシュアップしていけば良いのか。
言わば『ゼロから起業する姿』を追体験できる最高のコンテンツとなっております。

しかも雑談回こそ!見逃さないで見て聞いて欲しい。
あまり技術をひけらかさないお二人ですが、雑談回で一瞬『コツ』や『制作の歴史』を聞くことが出来ますよ。

今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。