ファブル 2部(マンガ)はまだなのか | 映画の『ファブル 第2章 殺さない殺し屋』はやりますけどね。
こんばんは、サチヲです。
もくじ
ファブル 2部(マンガ)はまだなのか | 映画の『ファブル 第2章 殺さない殺し屋』はやりますけどね。
ファブルとはあだ名で、その名の通り『寓話』の世界と思わせるくらい謎に包まれている殺し屋の組織がある。その名もなき組織に所属しているのが、「プロとして…」と言われちゃうとなんでもやっちゃう超猫舌、指でトントン全集中お兄さんこと、佐藤明(偽名)です。
佐藤の特徴
身体能力。精神力。何より驚異的にカンがいい。
暗殺にオリンピックがもしあれば金メダルだろう。と同業者からも絶賛される、殺しの天才。
同業である殺し屋たちは、今までの地位やお金を全て投げ捨て、綿密に計画を立て、10回戦って10回勝てるところまで昇華させなければ勝てないと思わせるほどの男。ちなみにそこまでやっても、もちろんそれでも勝てません。
そう。このマンガの面白さは『殺し屋vs殺し屋』の構図になるんです。
しかも、相手の殺し屋がアホだったり、無能という訳でもないんです。『敵の魅力が肝心要の命』と言われるくらい個性あふれる敵が多数でてきます。
そして、このマンガの殺し屋たちは無差別にKOROしてる訳ではなく、それぞれのこだわり、ルールで動いているのがまたいい。
特にファブルである佐藤のルールも単純明快でカッコいいですよ。
その殺し屋たちが、「ここまで準備したらいくらファブルでも…」と思えるくらい周到に用意する。
実際の対決はというと現実味(戦いが短いという意味)溢れる描写と、誇張し過ぎない演出。
そう、このファブルには『淡々とした』怖さがある。
そこまで準備をしたのに、ファブルは顔色ひとつ崩さないで、まるで散歩してるかのごとく次々とトラップをかわし、相手を行動不能(ボスに1年間KOROし禁止命令を受けたため)まで追い詰める。
この追い詰め方がスマートなんです。無駄な動きや必殺技を声に出してるわけでもなく、目の前の危機に対して淡々と進む姿に、きっと誰もが度肝を抜くであろう。というか度肝を抜いて欲しいです。
ファブルの戦いは、想像以上の想像以上が見れます。
その想像以上の行動を淡々とこなしていく姿を見たくて、私、単行本3週目に入ってますからね。
ちなみに、映画のファブルはそんな淡々ではなく、しっかり派手にエンターテイメントとして描かれてはいますが、それはそれで面白かった。
いや本当に、ちゃんと楽しませていただきました。
他の映画で言うと、『ジョン・ウィック』と似た部分があります。
キアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックの特徴といえばこちら。
1.武器は最小限(メインアーム、サブアームとナイフだけ)で1発(ヘッドショットか心臓)で必ず仕留める
2.しっかりトドメをさす(ヘッドショットか心臓)
3.主人公が騒がない
4.肉弾戦も強い
5.全体的に華やかさが無い(他のハリウッド映画に比べると)
結構ありましたね。このようなものが佐藤とジョンウィックの共通点です。
ちなみに、佐藤の4番の場合は、攻撃に対して攻撃で対処する。防御や避ける動作は無し。よって肉弾戦は1人6秒で終わるという。
先ずは、あなたにファブルの単行本を読んで欲しいです。
なぜ単行本かと言うと、週刊ヤングマガジンで連載をしていましたが2019.11.18で1部の連載が終わりました。今は連載休止の状態です。陳腐で使い古された言葉ですがあえて!必ずパワーアップして戻ってきます。そして、今なら週間連載に追いつけます。
連載再開の裏付ける情報がTwitterで、マンガ編集部の人が流してくれました。
Twitterにて。タカサ兄さん(マンガ編集者)という人、が南先生の言葉を載せていただきました。貴重なネームの写真まで!それがこちら。
https://twitter.com/tinpozaru/status/1344478464150159361?s=20
良かった!そしてスゴイ!さらに感動しました!!!
マンガもそうですが、合わせて映画の続編も楽しみです。
堤真一がウツボ役なんです。『SP』以来の悪役でしょうか。堤真一の変態演技(めちゃくちゃ褒めています)本当に映画がたのしみです。
気になる映画情報はこちらからどうぞ。
映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』公式サイト|近日公開 (the-fable-movie.jp)
ではまた。