/>【ハンターハンター】『No.394◆想定 感想』 | 完全にネタバレ&脇役の中の脇役であろうキャラでさえ思考を巡らせる…
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【ハンターハンター】『No.394◆想定 感想』 | 完全にネタバレ&脇役の中の脇役であろうキャラでさえ思考を巡らせる…

HUNTER×HUNTER ★布教

こんにちは、サチヲです。

冨樫義弘を応援する意味を込めて…振り返りをさせていただきます。
他の方たちのような素晴らしい考察は無いですが、私なりに愛情を持って書きます。

単行本派、ネタバレが嫌な方はご遠慮くださいますようよろしくお願いします。
更に言いますと、ハンターハンターの読者向けに書いているので説明は少なめです。

キルアの参戦を切に願って早3年…1ミリでも前に進めてくれた冨樫義弘に感謝を込めて…。

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【ハンターハンター】『No.394◆想定 感想』 | 完全にネタバレ&脇役の中の脇役であろうキャラでさえ思考を巡らせる…

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)

脇役ではないモレナは、めちゃくちゃ考えを張り巡らせていることは分かります。
あの!クラピカのターゲットでもあり、カキン王国の第4王子でもあるツェリードニヒに対して、反旗を翻しているんですよ。
中途半端なスタートを切るはずがないですよね。

実際に、使いようによっては軍隊以上の『暴力』を手にすることが出来る能力『恋のエチュード(サイキンオセン)』もそうですが、重要なのは一般人登録している『仲間』達の存在です。
モレナの念能力を使う前から『モレナに心酔』していた描写もある通り、かなり前から準備をしていたのは確かです。

だからこそ指揮系統と役割が明確に設定しており、なにか問題があった時には真っすぐモレナに相談するし言うことを聞く。だから情報も集まる。
当たり前のようですが、チームをこのようにまとめ上げるのは結構難しいと思っています。

念能力固有の強さよりも、厄介だと思うのがあります。それは、たとえ『個』が弱くても『チーム』が強い方が“やっかい”だと思っています。
だからこそ、第9王子であるハルケンブルグの動向は注視したいですね。

でもね、どんな最強なチームでも悲しいかな、必ず『アホ』が一定数いるんです。
これが、かき回すし、逆に物語のスピードを速めるのは言うまでもありませんが。

今回の脇役は、ツェリードニヒのご学友であるこの方たちです!!

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)

ここには載せてはいませんが、今回のそれぞれのキャラたちの『考察』スゴ過ぎますよね!?
『全力で彼女(モレナ)を回避する!!!』という単純明快な名のもとに、知略と謀略を駆使し、計算された話し方により人をコントロールし結果、全力で戦いに参加しているように見せながら全力で保身の方向へ進んでいく様は読んでいて圧巻でした。

本当に、冨樫はなんなんでしょうね。もうこれだけで一本小説を読み終えた感覚になるんですよね。
マンガを読んでいるのに、それくらい“強いられる”んですよ。

私、この6人のことを『脇役』と申し上げましたが…この号を読み終わる頃になると、あら不思議。めちゃくちゃ大事なキャラクターで、尚且つ!物語の『キーマン』達ではないだろうか。と思うくらい冨樫に洗脳されるんです。

それくらい、しゃべり倒しています。

そして、最後に“まだ”あるんです!

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)

出ました!今回のタイトルでもある『想定』です!!

あれだけ想定し倒しているはずなのに…のに!想定するんです。コレがプロというものでしょうか。
編集部も『生存ルートを拓くは思考。』と仰っているように、思考を止めたら即!死につながるマンガなんですよね。

アリ編でも分かる通り念能力がいかに強くても、使い手がアホだと全く戦いにならんとです。
しかも、これがインフレを起こさない唯一の『手』でもあります。念能力…さすが設定厨である冨樫義弘の成せる業です。

だからこそ、作中最強の部類にはいる『ヒソカ・モロウ』は、戦いの最中に『考える』んです。
戦いを楽しむために『考える』んです。だから強いんです。

だからこそ、今いるヒソカはヒソカではない!と思わざるを得ないのです。

それにしても…ヒソカは多分、まだ明かしていない念能力はあるでしょう。いや、あると信じています!
でも、クロロと戦ったあの!変態紳士頂上決定戦でも出していないとなると…本当にドッキリテクスチャーとバンジーガムの二種類だけで幻影旅団を屠るつもりなんでしょうか。
私、信じられません。逆にこの2種類だけで37564(みなごろし)にしたら本当に作中最強の名を冠するでしょう。

最後に

本当に、私が生きている間にハンタの最終回に立ち会えるのでしょうか。
私、がんばって生きます。

そんな生きる希望を魅せてくれる冨樫に…感謝です。

ではまた。