/>【ワンピース】『必死』 | 戦う前に格の違いを魅せる、漢の意地と決意に勝るものはない。これぞ第一営業部長ゾロの生き様!
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【ワンピース】『必死』 | 戦う前に格の違いを魅せる、漢の意地と決意に勝るものはない。これぞ第一営業部長ゾロの生き様!

ONE PIECE ★布教

こんにちは、サチヲです。

  • 必ず死ぬ…と書いて必死。言葉の意味をそのまま体現した第一営業部長ゾロ。
    極限まで研ぎ澄まされた漢の覚悟に、まわりをも感化させるアツき『眼差し』を見よ!!

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【ワンピース】『必死』 | 戦う前に格の違いを魅せる、漢の意地と決意に勝るものはない。これぞ第一営業部長ゾロの生き様!

MR.3の巨大キャンドルサービスで、ゾロとナミ、そしてビビが今まさに『蝋人形』にされそうな時に、ゾロはデケェおっさん(巨人族のドリー)に静かに問いかけます…
「おっさん まだ動けるだろ?」

いやいや!何を言いますか!ですよ。
ゾロ達は両足をキャンドルで固定され肺にまでキャンドルの粉が入っていて、ドリーに至っては両手両足をキャンドルでがっちり打ちぬかれて固定されてる状態ですよ。
必死。いわゆる『このままだと死ぬ状態』です。必死に考えるとは、必ず死ぬことを前提に考えるんです。そして、必ず死なないようにする。

あなたにも経験があると思います。このままだと終わる…のように、追い詰められた時に『行動』するのか、あえて『行動』しないのか。
今回は行動する選択肢でしたが、中途半端の考えでは付け焼刃の可能性もあり、逆にもっと追い詰められていくこともありますよね。

さて…昔からゾロが、如何に状況を読め、判断が早く、即行動できる有能な社員なのかを共に振り返ってみましょう。
そして、必死に考えて行動するゾロに人生の考え方を学んでいきましょう。

ゾロは違います。端的に明確に提案します。「その両手両足 ぶっちぎりゃあ…死人より役に立つはずだ」と!

ゾロ、ナミ、ビビ。三人とも『こんな時に』という危機的状況なのは一緒なんです。
しかし、よく聞くと三者三様『こんな時に』という言葉の認識が違うんです。

ナミは、自分の足を斬って戦うなんてバカなこと…という、このまま死ぬ認識。
ビビは、たとえ足を斬ったとしても足首すらない状態では動けなくて捕まる…という、足を斬ったことにより生き延びることしか出来ない認識。
ゾロは、ナミやビビに描けないような未来まで想像できて、可能性は生きている限りある!それは、足はなくとも『一緒にこいつらをつぶす』という認識。

だからこそ、心が折れたドリーに対して『普通の顔』して普通ではないことを提案できるんです。

生きている間に、やれることはやる。たとえそれが両足が無くなったとしても…ッ!

完全にドリーの目が生き返りました!
「こんなカス相手に…」。そう、相手はカスなんです。
ゾロは、ドリーに気づかせました。

とはいえ、ゾロは『一人でも』戦っていたでしょうねー。
でも、目の前に誇り高き戦士がいるのなら一緒に戦い、少しでも生き延びる確率を上げるのは当然のことだったんでしょう。

そして、ゾロとドリーを意識と足並みを合わせます。それは、、、

「勝つつもりだ」と!!

もう、「……すげぇ!!」としか言葉が出ませんよ。

当たり前ですが、こんなに覚悟を決めた漢を2人見ても、『まだ』常識の範囲でしか物事を見ることの出来ないナミは…未来を全く予想できません。
でも、当然だと思います。私もその場にいたら、きっとナミ側の人間として行動しますよ。
しかし、隣のビビは違います。

『死なない覚悟』。そう!実は、ビビも尋常ならざらぬ覚悟で旅をしてきたんですよ!

「待って 私も戦うわ!!!」

だからこそ、自分の足をゾロに斬ってもらい、ひざから下が無い状態で一緒に戦うことを『選択』しました!
その時のゾロは、ビビを止めるわけでもなく、声を荒げるわけでもなく静かに「…よし わかった」とビビの覚悟を受け止めます。

なんせ自分の足を切った後、ビビの足を切らないといけませんからね。
ゾロ自身もビビの足を斬る覚悟を決めた瞬間でもあるのでしょう。

このままだともう少年誌では耐えられない、阿鼻叫喚の修羅場でしかないです…。

今まさに、漢ゾロの心意気を受け取ったドリーとビビが足を切って戦おうとしたとき…社長たちがあらわれるんですよね!

この時のルフィ社長の話は、また今度にして…この麦わらの(株)のルフィ社長が来た時の、社員の顔を見てください

いやね、社長が来たところでゾロ達の『命の寿命』は刻一刻と過ぎているんですよ。現状は変わっていないんですよ。
でも、「ルフィ~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!」と、叫んだナミの顔を見てください。
もう助かったような『目』をしていますよね。

更にゾロはというと、言葉には発していませんが…まぁ見てください。

眼は口ほどにものを言う、とはよく言ったものです。
あれだけ決意を決めた漢の戦闘モードのギラギラした目から、急に通常モードの穏やかな目になっていますよね。

そして、社長から「なんだ やばかったのか?」という、心配する言葉をかけられたのだが…ゾロの返答は思いもしない言葉でした。

黒太文字で大きく…「いあ 問題なかった」と。
これは…単なる『強がり』ではありません。

第一営業部長でありながら、将来は副社長にまで上り詰める漢です。
この時のゾロは『周りの状況を見て、自分のやるべきことを即座に変更し、的確で簡潔な情報を情報与え、明確な指示を出す』という行動を取ったのです。

ルフィの姿(ウソップとカルーも…)を見た瞬間、自分が両足を失ってまであがく必要は無し!むしろ切ることによる損失の方が大きい!と即座に判断した。
この『途中で変更する能力』は地味に大切で、上の者ほどプライドや責任が邪魔してスピード感のある判断が出来ませんから。

特に次の行動が、会社における『有事が起きた時の考え方』のお手本のような行動を取るのです。

突然現場に来たルフィ社長に対して、今までめちゃくちゃ危機だった説明をはぶき「問題なかった」と言ったのは…自由に動ける社長が来た時点で、今までの問題を話す時間は無駄でルフィ社長を早く動かした方がいい!という、あえて情報を遮断し簡潔な情報を話すことをしたんです。

たとえ自分の足が半分ぐらい切れた状態でも、ゾロは次の重要な仕事である『指示出し』を続けます。
実際にルフィが来る前まで、麦わらの(株)という会社を存続させるため、文字通り体を張って先頭に立っていました。
そのように現場の流れを一番理解しているゾロが、現場に来たばかりで一番理解していないルフィに対して「この柱 ぶっ壊してくれるか?」という、一つの指示で全てが解決する『きっかけ』を作るのが素晴らしいのです。

そして、この一連の流れの最大のポイントが『ゾロは取り乱していない』んです。

それこそ、昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏な心理状態なんです。

ゾロは、自分の足を斬る決断の時も、ビビの足を斬る決断の時も、足から血をどくどくと流しながらルフィに説明している時も、常に冷静沈着で表情も穏やかです。
そうすることによって、現場に『安心感という風』を吹かせました。
まさに武士道となんたるかを、体現しているかのようです。

感情をもコントロールするなんて、有事であればあるほど出来るようで中々難しいのではないでしょうか。
ゾロが取り乱し、声を荒げながらバタバタしていたら、まわりのみんなは確実に不安になっていたし、「勝つつもり」という説得力もなかったことでしょう。

最後に

ゾロの魅力が大爆発でしたね。

ではまた。